「コンパクトに置けて、乾燥まで一気に」を叶えるシャープのプラズマクラスタードラム式。中でも7kgクラスの最新ES-7S1(ホワイト)と、ひとつ前の定番ES-S7K(ベージュ)は、サイズも使い勝手もよくて女性人気が高いモデルです。結論から言うと、価格重視ならES-S7K、最新モデル・カラー重視ならES-7S1。基本性能はほぼ同じで、静音・時短・お手入れ簡単という良さは共通です。この記事では、公式仕様と家電ニュース・量販店の情報をもとに、発売時期や価格の違い、乾燥・使い勝手、口コミ傾向までやさしく解説します。仕様・数値は公式ページのデータを参照し、安心して選べるよう丁寧に比較しました。
目次
はじめに:ES-7S1とES-S7Kの違いを一言で言うと?
ポイント早見:発売時期・価格・カラー
最新のES-7S1はホワイト系(WL/WR)の展開で、発表は2025年9月・販売開始は9月18日(家電ニュース・量販店表示)。一方、シャープのサポート情報では発売時期を「2025年11月」と表記しており、表現に差がある点は覚えておきましょう。ES-S7Kはベージュ系(CL/CR)で、発売は2024年12月5日。価格は実売でES-S7Kが約11万円台~、ES-7S1が約18.8万円前後~の例が見られます(時期・店舗で変動)。
結論:こんな人におすすめ
価格重視・見た目はベージュでもOK → ES-S7K。最新カラーが好き・新モデルを長く使いたい → ES-7S1。どちらも静かでコンパクト、乾燥までしっかり任せられるので、「干す時間を短縮したい」「夜に回したい」方にぴったりです。基本仕様(容量・消費電力量・騒音・ボディ幅など)は同等です。
シャープドラム式洗濯機の特徴とシリーズの全体像
シャープドラム式のシリーズ構成と位置づけ
シャープのドラム式は、11~12kgの大容量(ES-11K1/12X1/12P1)と、設置性に優れた7kgのコンパクトライン(ES-7S1/ES-S7K)に大別されます。7kgは「一般的な防水パン(内寸奥行540mm以上)」に置けることと、静音・お掃除機能・プラズマクラスター搭載が魅力。初めてのドラム式にも選びやすい定番ポジションです。
ES-7S1とES-S7Kの基本スペック比較表
どちらも洗濯7kg/乾燥3.5kg、標準使用水量洗濯57L・洗濯~乾燥80L、目安時間洗濯約44分/洗濯~乾燥約170分、消費電力量洗濯60Wh/洗濯~乾燥1600Wh、運転音24/39/38dB。ボディ幅は598mm・外形幅640mmで、共通仕様と考えてOKです。
サイズ・デザイン・カラーの違い
カラーがES-S7K=ベージュ系、ES-7S1=ホワイト系と分かれます。雰囲気はかなり変わるので、脱衣所のトーンや洗面台の色に合わせて選ぶと統一感が出ます。サイズ感は同じなので、見た目・新しさ・価格のどれを優先するかで決めやすいです。
設置スペースとドア開閉方向の注意点
必要スペースは幅64.0×奥行60.0×高さ103.9cm(幅は排水ホース、高さは給水ホース含む)。防水パンは内寸奥行540mm以上が目安。真下排水対応なので、マンションでも設置しやすいのが嬉しいポイントです。
右開き・左開きの選び方|設置前に確認すべきポイント
品番の末尾に注目。ES-7S1はWL(左)/WR(右)、ES-S7KはCL(左)/CR(右)。洗濯機のドアは「ヒンジ側が開かない」ので、壁や洗面台の位置を見て、通路側に開くほうを選ぶと出し入れがスムーズです。
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乾燥性能の違いを徹底比較
ハイブリッド乾燥方式とは?仕組みと特徴
一般にドラム式の乾燥は大きく「ヒーター式(コンデンサー水冷除湿)」「ヒートポンプ式」「ハイブリッド式(両者の組合せ)」に分かれます。本2機種はヒーターセンサー乾燥(水冷除湿)。やさしい温度制御でしっかり乾かせ、排気が出にくく設置しやすい一方、消費電力量はヒートポンプ式より多めになる傾向です。
ES-S7Kで進化した乾燥性能の実力
乾燥方式・公称スペックはES-7S1と同一です。進化というより、ES-S7Kはコンパクト×乾燥仕上がりのバランスが定評。実機レビューでも「厚手もちゃんと乾く」「衣類が縮みにくい」といった声が見られます(個人レビューのため感じ方に差あり)。乾燥ダクト自動お掃除が付くので、日々の仕上がり維持に役立ちます。
乾燥容量の違いと仕上がり比較(バスタオル・シャツなど)
乾燥容量はどちらも3.5kg。日常のタオルやカットソー中心なら“一回で完結”しやすい容量です。バスタオルやデニムなど厚手が多い日は、やや控えめ投入(目安7割)にして風の通り道を確保すると、ムラが減ってふんわり仕上がります。
湿気・カビ対策で差が出るメンテナンス性
両機種とも乾燥ダクト自動お掃除/洗濯槽自動お掃除/槽クリーン/槽洗浄に対応。プラズマクラスター除菌乾燥も使えるので、ニオイ戻りを感じにくいのがメリット。湿度がこもりがちな脱衣所でも、無排気乾燥で空間が熱くなりにくいのも嬉しい点です。
花粉・梅雨・夜間干し派にうれしいポイント
プラズマクラスターは花粉の付着抑制などにも効果が示されており、部屋干し中心の時期に心強い味方。さらに運転音24/39/38dBの静音設計で、夜間運転もしやすいです。
使い勝手と操作性の比較
操作パネルの使いやすさ・表示の見やすさ
7kgシリーズはボタンとダイヤル中心の直感操作。難しい設定なしで、標準/時短/おしゃれ着など必要なコースにすぐアクセスできます。新旧で大きな差はなく、初めてのドラム式でも迷わないUIです。
予約タイマー・スマート機能の有無
予約タイマーは2~24時間。スマホアプリ連携の記載はなく、本体だけで完結するシンプル派向きです。余計な通知が苦手な方にも◎。
お手入れのしやすさ・糸くずフィルター構造
自動お掃除が多くの面倒を軽減。とはいえ、乾燥フィルターのホコリ取りはこまめに行うと乾燥時間短縮・仕上がり安定に直結します。フィルターは手前で着脱しやすい構造です。
プラズマクラスター機能の効果と消臭性能
プラズマクラスターの除菌・消臭・静電気抑制は、ニオイや花粉が気になる季節にうれしい機能。除菌・消臭コースで衣類ケアの幅が広がります。
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口コミ・レビューから見るリアルな評価
ES-7S1の口コミまとめ|コスパ重視派に人気の理由
登場間もないモデルですが、静音・仕上がり・設置しやすさへの好意的な声が多め。乾燥3.5kgのため、厚手や大物は「分ける」運用が安定という声も。“干さない習慣”が作れるコンパクト機として満足度は高い印象です。
ES-S7Kの口コミまとめ|乾燥重視ユーザーの満足度
「厚手まで乾いた」「縮みにくい」といった評価が見られ、一人暮らし~2人世帯の“毎日使い”で高評価。電気代・運転音が気になるという指摘もありますが、乾燥力と価格のバランスで選ぶユーザーが多いです。
共通して評価されているポイント
静か・設置しやすい・自動お掃除が便利の3点。操作もシンプルで、誰が使っても迷いづらいのが好評です。
実際に使ってわかった「音の静かさ」と稼働音の違い
公称値は洗い24dB/脱水39dB/乾燥38dBで共通。深夜や早朝の稼働でも会話の邪魔になりにくい静かさです。防振マットの併用や、床の水平調整でさらに快適になります。
ユーザーが感じたデメリット・改善要望
乾燥3.5kgの運用コツ(詰め込み過ぎない)、電気代はヒートポンプ式より高めという点は要確認。とはいえ“干す手間ゼロ”の恩恵が大きく、総合満足は高いという声が目立ちます。
価格・コスパ・運用コストの徹底比較
実売価格の目安と値下がり傾向
執筆時点(2025年10月4日・東京時間)では、ES-S7Kが約11万円台~、ES-7S1が約18.8万円前後~の例。新モデルのES-7S1は今後の値動きに期待、ES-S7Kは価格がこなれて買いやすい傾向です。
電気代・水道代の目安(1回あたり・1か月あたり)
公式コスト目安は洗濯のみ約27.4円/洗濯~乾燥約78.9円。週5回・月20回まわすと、洗濯のみ約548円、洗濯~乾燥約1,578円が目安。両機種は消費電力量が同じなので、ランニングコストは同等と考えられます。
乾燥まで使用した場合の消費電力量比較
両機種とも 洗濯~乾燥1600Wh。ヒートポンプ式(例:パナソニック上位機)だと約890Whのモデルもあり、ランニングコストは下がる一方、本体価格・サイズが上がりがちです。
フィルター掃除やメンテナンスコストの違い
乾燥ダクト自動お掃除で手間は軽減されますが、フィルターのホコリ取りは必要。専用洗浄剤や槽クリーンは使用頻度次第ですが、両機種で差はほぼありません。
節電のコツ:電気代を抑える使い方3選
1) 乾燥は7割投入で効率UP 2) フィルターをこまめに掃除 3) 厚手は短時間“干し足し”+仕上げ乾燥。無理なく続けられる節約術です。
一人暮らし・共働き家庭におすすめモデルは?
一人暮らしに最適なモデルと理由
ES-S7Kは価格の軽さが魅力。初めてのドラム式でも導入しやすく、“洗う~乾かすまで一台”の快適さを実感しやすいです。
共働き・夜干し派におすすめの選び方
どちらも静音&予約2~24時間で、帰宅後~就寝前にセットして翌朝仕上げがしやすい設計。カラーや価格で選びましょう。
狭い脱衣所でも置ける?サイズチェックポイント
幅64cm×奥行60cm×高さ103.9cm+ドア開閉スペースの確保が基本。内寸奥行540mmの防水パンに収まります。
設置条件・搬入経路の確認リスト
玄関~廊下の幅、高さ(ドア枠)、階段の踊り場、洗面室の曲がり角、真下排水の有無、コンセント位置までチェックを。
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他社製品との比較で見るESシリーズの強み
パナソニック・日立・東芝との違い
パナソニック上位はヒートポンプ乾燥で省エネ(例:洗乾約890Wh)。日立は風アイロンや2way除湿、東芝は低温乾燥などが特徴。一方7kgシャープは設置性・静音・価格のバランスが強みです。
価格帯別で見るコスパ比較
「20万円未満で乾燥までしっかり」を目指すなら、ES-7S1/ES-S7Kは有力。ヒートポンプ上位は本体価格が上がる分、電気代は抑えやすいという住環境・ライフスタイル次第の選択です。
上位モデル「ES-11K1」との性能差
ES-11K1は洗濯11kg/乾燥6kgで、家族のまとめ洗い向け。乾燥方式は同じヒーターセンサー乾燥ですが、洗浄力や操作性が強化されています。スペースと容量が許せば検討の価値あり。
ドラム式 vs 縦型:どちらが向いている?
干す手間を減らしたい・夜に回したい → ドラム式。初期費用を抑えたい・大物を頻繁に洗う → 縦型+乾燥機別も選択肢です。
よくある質問(FAQ)
* 「ヒートポンプ式とハイブリッド式の違いは?」
→ ヒートポンプは低温で省エネ、ハイブリッドはヒートポンプ+ヒーターの組み合わせ。本2機種はヒーター式(水冷除湿)です。
* 「乾燥時に衣類は縮まない?」
→ 縮みが気になる素材はおしゃれ着乾燥や仕上げ乾燥で様子見を。レビューでは「縮みにくい」との声もありますが、投入量と素材の見極めが大切です。
* 「賃貸でも設置できる?」
→ 真下排水対応・防水パン540mm以上なら多くの賃貸で設置可能。搬入経路も合わせて要チェックです。
* 「排水ホースや防水パンのサイズは?」
→ 幅64.0×奥行60.0×高さ103.9cm。防水パンは内寸奥行540mm以上が目安です。
* 「静音性は夜でも気になる?」
→ 公称24/39/38dB。マンションでも使いやすい静かさです。
まとめ:ES-7S1とES-S7K、どちらを選ぶべき?
【コスパ重視・乾燥は日常使いで十分】→ ES-S7K。価格がこなれており、初めてのドラム式に最適。 【乾燥重視・時短・快適性を求める】→ ES-7S1。最新カラー&新モデルを長く愛用したい方に。
どちらも静音・コンパクト・自動お掃除・プラズマクラスターが共通で、毎日の家事をラクにしてくれます。購入前は設置スペース・ドアの開き・搬入経路を確認し、乾燥時は7割投入・フィルターこまめにで、仕上がりと電気代のバランスを整えましょう。発売時期の表記(ES-7S1は9/18販売開始、サポートでは11月表記)や価格は変動するため、最新の店頭価格もチェックしてベストなタイミングで選んでください。
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