
冷蔵庫は毎日の暮らしに欠かせない家電のひとつ。だからこそ「どれを選べばいいの?」と悩んでしまいますよね。そんな方に注目してほしいのが、パナソニックの冷蔵庫「NR-C37WS2」と「NR-C37ES2」です。どちらも同じ365Lサイズで見た目もそっくりですが、実は細かい機能やデザインに違いがあるんです。本記事では、それぞれのモデルの違いをやさしく丁寧にご紹介します。あなたの暮らしにぴったりな1台を見つけるお手伝いができたら嬉しいです。どうぞ最後までご覧くださいね。
目次
はじめに
パナソニック冷蔵庫が人気の理由とは?
毎日の暮らしに欠かせない冷蔵庫。特に大手ブランドPanasonicは、“使いやすさ”“デザイン”“省エネ機能”をしっかり備えたモデルが多く、信頼できる選択肢として人気です。キッチンに置いたときに「すっきり収まる設計」や「野菜が鮮度よく保存できる」など、暮らしをラクにしてくれる工夫がたくさん。
NR‑C37WS2とNR‑C37ES2を比較する目的
今回は、同じ内容積365L・幅60cmクラスで、モデル名も近しい「[NR‑C37WS2](WSタイプ)」と「[NR‑C37ES2](ESタイプ)」を比較します。それぞれ「価格・発売時期・カラー・ドアの材質・機能」など異なる点がありますので、“どちらが自分の暮らしに合うか”を見きわめることが目的です。
この記事でわかること(スペック・違い・選び方)
この記事では、まず基本仕様を整理し(発売時期/容量/デザインなど)、次に「主な違い」を詳しく分析。さらに「使い勝手」「省エネ性能」「口コミ・評判」も見て、最後に「どちらを選ぶべきか」のガイドをご紹介します。初めて冷蔵庫を選ぶ方でも分かるよう、やさしい口調でお伝えしますね。
NR‑C37WS2とNR‑C37ES2の基本仕様
モデル概要と発売時期の違い
* NR‑C37ES2(ESタイプ)は **2025年7月25日** に発売予定・実売開始。
* NR‑C37WS2(WSタイプ)は **2025年10月17日**(10月中旬)発売予定。
このように、ESタイプが少し先に出て、WSタイプはデザインや機能を少し上位にして後から出るという印象です。
サイズ・容量・重量の比較
* 両モデルとも **定格内容積365L**(冷蔵室212L+野菜室81L+冷凍室72L)という構成。例えば、ESタイプで「冷蔵室212L〈172L〉、野菜室81L〈51L〉、冷凍室72L〈45L〉」という表記があります。
* 外形寸法も同じく **幅600×奥行600×高さ1850mm**(脚・ハンドル・調節脚含まず)という記載。例えばESタイプで「600×600×1850mm」。
* 本体質量は ESタイプが約 **73kg**。WSタイプは約 **80kg**。
つまり、サイズ・容量面ではほぼ同じですが、重量に差があり、WSタイプの方が重くなっています。
冷蔵室・冷凍室・野菜室の構成
両モデルとも「冷蔵室/野菜室(真ん中)/冷凍室」の3ドア構成で、使用人数目安は“2人”という表示もあり、少人数家庭にも適しています。
冷蔵室や野菜室、冷凍室それぞれに使いやすさが工夫されています。例えばESタイプでは「シャキシャキ野菜室」搭載。
デザインとカラーバリエーション
* ESタイプ:カラーは「マットベージュ・マットホワイト」など。
* WSタイプ:カラー「ストーンブラック(石目調ガラスドア)」という高級感あるデザイン。
また、WSタイプは「フルフラットガラスドア」「壁ピタ設置(壁ギリギリ設置可)」という外観設計も特長です。
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主な違いを徹底分析
外観デザインと質感の違い
WSタイプ(NR‑C37WS2)は、石目調ガラスドアを採用し、キッチン家具のように美しく、高級感を重視した仕様です。一方、ESタイプ(NR‑C37ES2)はマット仕上げで上質ながら、デザイン面ではWSタイプほど“石目調ガラス”という要素はありません。
また、WSタイプには「壁ピタドア」仕様(ドアヒンジが2軸で壁際設置でもドアが開きやすい)を搭載。ESタイプには明確な“壁ピタ”仕様の記載はありません。
このように、見た目・質感・設置性において、WSタイプが一歩上をいくデザイン志向という違いがあります。
操作パネルや機能性の違い
機能面でも差があります。例えばWSタイプには「パーシャル/チルド切替室(約-3℃微凍結“サクッと切れる”)」「ナノイーX(冷蔵室のみ)」「壁ピタ設置可」などの上位機能があります。ESタイプにはこれらすべてが搭載されているわけではなく、例えばパーシャル切替の記載がない仕様となっています。
また、ドア材質も異なり、WSタイプは「フルフラットガラスドア」、ESタイプは「マット鋼板ドア」という仕様差もあります。
静音性・冷却力の比較
公式に“静音性の比較数値”までは公表されていませんが、WSタイプが上位モデルとして設計されており、冷却保存機能(微凍結パーシャルなど)も強化されているため、冷却力・機能性では若干優位にあると想定されます。
価格帯とコスパの違い
* ESタイプ:最安価格で **138,600円~** の記載あり。
* WSタイプ:価格帯 **188,100円~** と高め。
価格差は約50,000円ほど。つまり、デザイン性+上位機能を重視するか、費用を抑えて基本性能で十分とするかが選び方のポイントになります。
販売店限定モデルや流通の違い
現時点で、特別な販売店限定仕様までは確認できません。ただ、発売時期が異なるため、少し流通状況・在庫・割引のタイミングに差が出る可能性があります。ESタイプが早く出ており、WSタイプは少し後出しなので、割引やキャンペーンの状況も変わることがあります。
消費電力と省エネ性能の比較
年間消費電力量の違い
両モデルとも“年間消費電力量 330kWh/年”という数値が公開されています(ESタイプ)WSタイプも同じ330kWh/年という記載あり。
つまり、年間電気代に大きな差は出にくい仕様です。
エコナビ機能による節電効果
両モデルに「AIエコナビ」「開閉センサー・室温センサー・庫内温度センサー」など省エネ機能が搭載されています。例えばESタイプではこの3種類のセンサーでエコナビ運転を行い、「冬季で約15%、夏季で約12%の省エネ」可能性あり。
1年間の電気代シミュレーション
330kWh/年を仮に電力料金27円/kWhとすると、 **約8,910円/年** 程度という目安が出ています。これはESタイプの表記から。実際の電気代は家庭の開閉頻度・設置環境などで変わるので、あくまで目安です。
省エネラベルと評価の比較
ESタイプの省エネ基準達成率が105%となっています。WSタイプも同程度の達成率と記載あり。つまり、省エネ面では両者大きな差がないと言えそうです。
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使い勝手・収納力を比較
冷蔵室のレイアウトと可動棚
冷蔵室には「全段ガラス棚」「わけられるん棚(3段目)」など共通仕様があります。例えばESタイプ仕様欄に記載あり。WSタイプも同仕様が搭載。倉庫的な大容量でありながら整理整頓しやすい設計です。
冷蔵室内のボトル棚収納数も異なります:
* ESタイプ:1.5L×6本 or 2L×4本。
* WSタイプ:1.5L×5本 or 2L×3本。
この点は少しだけESタイプに利があります。
冷凍室の整理しやすさと収納設計
両モデル共通容量72L(食品収納目安45L)という冷凍室規格です。 ESタイプ仕様に明記あり。WSタイプ資料でも同容量。整理しやすさや引き出し仕様など細部差は公開情報では少ないですが、WSタイプの方が「急凍機能」「使い勝手」を多少強化している印象です。
野菜室の鮮度保持機能
* ESタイプ:81L〈51L〉という容量。野菜室下段に「シャキシャキ野菜室(モイスチャーコントロールフィルター・保鮮プレート)」を採用。
* WSタイプ:同じく81L〈50L〉という容量が資料にあります。さらに、WSタイプは「奥まで見えるフルオープンレール(ベアリング式高耐荷重レール)」仕様。これは ESタイプには明記されていません。
つまり、野菜室の収納・見渡し・鮮度維持という点でWSタイプにやや優位性があります。
2Lペットボトルや作り置き収納例
上述のボトル棚仕様からも、ESタイプの方が少しだけ“ペットボトル収納数”が多め。したがって、飲料のまとめ買いや2Lボトルをたくさん入れたい方にはESタイプが有力です。一方でWSタイプはデザイン+鮮度・使いやすさ重視という特徴があります。
使用感レビュー:実際の使い心地をチェック
運転音の静かさは?
公式スペックでは騒音値の明記がないため、実機レビューを見ることが望ましいですが、WSタイプの上位設計から考えると静音化にも配慮されている可能性が高いです。
温度の安定性と冷却スピード
WSタイプの「パーシャル/チルド切替室」がある点から、冷却・保存の幅が広く、料理・食材の下ごしらえを頻繁にする方にはメリット大です。ESタイプも普通のチルドルーム搭載で十分ですが、切替機能はありません。
ドア開閉やタッチ操作のしやすさ
WSタイプの「二軸ヒンジ」(壁ピタドア)による壁際設置対応は、設置スペースに制限のあるキッチンでは大きな利点です。ESタイプでも壁際設置可能ですが、“壁ピタ”という名称・ヒンジ仕様の明記はありません。
口コミ・評判まとめ
NR‑C37WS2の口コミ・高評価ポイント
・デザイン性が高く、キッチンに統一感が出る。
・「解凍せずに切れる微凍結(パーシャル)」が非常に便利という声あり。
・壁ギリギリでもドアが開く「壁ピタドア」が狭いキッチンで好評価。
NR‑C37ES2の口コミ・気になる点
・価格を抑えられてコスパが良いという声あり。
・しかし、上位モデルほどの豪華仕様(ガラスドア・パーシャル切替・ナノイーX)はないため、「もう少し機能があれば…」と感じる方も。
実際のユーザー評価から見る総合満足度
現時点では発売直後ということもあり口コミ数は少なめですが、両モデルとも“必要十分な性能+省スペース幅60cm設計”という点では高い評価を得ています。デザインや機能の差で満足度が分かれる傾向です。
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どっちを選ぶべき?おすすめの選び方ガイド
コスパ重視派には NR‑C37ES2
「機能はしっかりしていればいい」「価格を抑えたい」「基本的な日常使い・2人暮らし」という方には、ESタイプが十分な選択肢です。野菜室も大きく、奥行60cmで設置性も良好です。
デザイン・静音性重視派には NR‑C37WS2
「インテリアとしてもこだわりたい」「食材の鮮度保持・使い勝手をアップしたい」「壁際設置でドア開閉が気になる」という方にはWSタイプがおすすめ。ちょっとの価格差で質感・機能がワンランク上になります。
家族人数別のおすすめ(1人暮らし・2人・4人)
* 1〜2人暮らし:どちらでも十分活用可能ですが、価格を押さえたいならESタイプがおすすめ。
* 2〜3人暮らし:WSタイプを選べばゆとりの使い勝手+デザイン性を享受できます。
* 4人以上:内容積365Lなのでぎりぎりですが、「食材を多めに買う」「作り置きを頻繁にする」場合はWSタイプの機能が活きてきます。
生活スタイル・設置スペースで選ぶポイント
* キッチンが狭く、壁際設置になるなら「壁ピタドア」のWSタイプが安心。
* 飲料をよくまとめ買いするなら「ボトル棚収納数」が多いESタイプ。
* キッチンのインテリアを重視するなら、ストーンブラックのガラスドアのWSタイプが魅力。
* 価格を抑えて「基本性能+しっかり容量」を重視するならESタイプ。
購入前に確認しておきたいポイント
設置スペースとドアの開き方向
前述の通り、WSタイプは壁ギリギリ設置可・ESタイプはより一般的な設置幅想定。設置する壁との隙間・ドア開閉スペース・脚カバー分の奥行50〜60mmなどもチェックを。
電気代・メンテナンスコストの目安
両モデルは年間消費電力量330kWh/年。あとは「フィルター交換」「製氷機のお掃除」「ドアパッキンのメンテ」などが継続コストになります。説明書に小さな注意書きもあります。
保証・延長保証の有無
購入時にメーカー1年保証が基本になります。延長保証や設置・リサイクル回収サービスの有無を販売店で確認するのがおすすめです。
ネット購入の注意点とメリット(楽天・Amazon)
ネット購入では価格が安めに出ていることが多く、早期キャンペーンもあります。ただし「設置サービス」「リサイクル古冷蔵庫の引き取り」「実物カラーの確認」「納期」「左右開き対応・設置脚カバー」などを必ずチェックしましょう。
まとめ
NR‑C37WS2とNR‑C37ES2の違いまとめ表
| 項目 | NR‑C37ES2 | NR‑C37WS2 |
|---|---|---|
| 価格帯 | 約138,600円~ | 約188,100円~ |
| 発売時期 | 2025年7月25日 | 2025年10月17日(10月中旬) |
| カラー | マットベージュ/マットホワイト | ストーンブラック(石目調ガラスドア) |
| ドア面材 | マット鋼板ドア | フルフラットガラスドア |
| 野菜室仕様 | 81L〈51L〉、シャキシャキ野菜室搭載 | 81L〈50L〉、シャキシャキ野菜室+フルオープンレール搭載 |
| 冷蔵室ボトル収納数 | 1.5L×6本/2L×4本 | 1.5L×5本/2L×3本 |
| 質量 | 73kg | 80kg |
| 特別機能 | ―(基本仕様) | パーシャル/チルド切替室、ナノイーX、壁ピタドア |
こんな人にはこのモデルがおすすめ
* **コスパ重視・基本性能重視**:「価格を抑えて大容量・幅60cm設置ができればOK」という方 → **NR‑C37ES2**
* **デザイン・使い勝手・上質感重視**:「見た目にこだわりたい」「壁際設置」「鮮度保持機能を活かしたい」という方 → **NR‑C37WS2**
パナソニック冷蔵庫を選ぶ価値まとめ
パナソニックのこの365Lクラス冷蔵庫は、幅60cmという設置性の良さに加えて、野菜室の大容量・使いやすさ・省エネ性能といった日常使いに嬉しい工夫が詰まっています。「2人暮らし」あるいは「少しゆとりを持って使いたい」ご家庭にはぴったりの容量です。今回の2モデルを比べて、自分の暮らし・キッチン環境・予算にあった方を選べば、長く満足できる冷蔵庫ライフが始まります。
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