
東芝のルームエアコン「RAS-DR402C7」と「RAS-V402DR」は、どちらもおもに14畳用の大清快シリーズです。
RAS-DR402C7は2026年10月下旬発売予定の新モデル、RAS-V402DRは2025年10月下旬発売の従来モデルなので、
「新しくなって何が変わったの?」
「省エネ性能や電気代にも違いがある?」
「RAS-V402DRが安ければ、旧モデルを選んでも大丈夫?」
と迷っている方も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、基本的な冷暖房能力や省エネ性能はほぼ共通していますが、RAS-DR402C7ではAI除湿制御や高温みはりが追加され、猛暑への対応や一部の冷暖房能力も強化されています。
そのため、新しい快適機能や猛暑への対応を重視するならRAS-DR402C7、追加された機能をそれほど必要とせず、価格差が大きければRAS-V402DRが選択肢になります。
この記事では、RAS-DR402C7とRAS-V402DRの違いと共通点を比較し、どちらがどんな方におすすめなのかを分かりやすく解説します。
目次
RAS-DR402C7とRAS-V402DRの違いを比較
RAS-DR402C7とRAS-V402DRのおもな違いを比較すると、次のようになります。
| 比較項目 | RAS-DR402C7 | RAS-V402DR |
|---|---|---|
| 発売時期 | 2026年10月下旬予定 | 2025年10月下旬 |
| 除湿 | AI制御 選べる除湿 | 選べる除湿 |
| 高温みはり | あり | - |
| 冷房運転可能な外気温 | 56℃まで | 50℃まで |
| 暖房最大能力 | 11.9kW | 11.7kW |
| 低温暖房能力 | 9.0kW | 8.9kW |
大きなポイントは、新しいRAS-DR402C7では除湿や猛暑への対応など、快適性に関係する部分が強化されていることです。
一方、APFや期間消費電力量は同じなので、「新型になって年間消費電力量が大幅に少なくなった」という違いではありません。
それぞれの違いを詳しく見ていきましょう。
違い1:RAS-DR402C7はAI制御の除湿機能を搭載
除湿機能は、RAS-DR402C7で進化したポイントのひとつです。
RAS-DR402C7には、新開発の「AI除湿制御」が搭載されています。
エアコンの運転設定や室温・湿度から現在の除湿能力をAIが分析し、室温変動を抑えながらしっかり除湿できるように運転を制御する仕組みです。
コンプレッサーの回転数やファンのスピード、冷媒流量などを細かく制御することで、急激な室温変化や湿気戻りを抑えます。
梅雨時期や蒸し暑い季節など、温度だけでなく湿度も気になる方には、RAS-DR402C7の注目ポイントといえるでしょう。
ただし、再熱除湿方式ではないため、除湿運転にともなう室温低下がまったくなくなるわけではありません。
また、実際の除湿効果や体感は使用環境によっても変わるため、発売前の段階で実使用時の快適性まで断定することはできません。
違い2:RAS-DR402C7には高温みはり機能がある
RAS-DR402C7には、「高温みはり」が搭載されています。
室温・湿度の上昇を検知すると自動で冷房運転を開始し、室温が十分に下がると運転を停止する機能です。
暑い季節は、エアコンを停止している間に室内へ熱がこもってしまうことがあります。
室温・湿度の上昇に合わせて自動で冷房運転を開始してほしい方には、RAS-DR402C7の便利な追加機能です。
違い3:冷房運転できる外気温が50℃から56℃へ拡大
猛暑への対応にも違いがあります。
RAS-V402DRでは外気温50℃までの冷房運転に対応していますが、新しいRAS-DR402C7では外気温56℃の環境下でも冷房運転できることが確認されています。
近年の厳しい暑さを考えると、室外機周辺が高温になった場合の対応範囲が広がったのは注目したいポイントです。
ただし、「外気温56℃対応」は、外気温56℃でも通常時と同じ冷房能力を保証するという意味ではありません。
使用環境や設置状況によって冷房能力が低下する場合があります。
そのため、「冷房能力そのものが大幅に高くなった」というより、高温環境で冷房運転できる範囲が広がったと考えると分かりやすいでしょう。
違い4:RAS-DR402C7は暖房能力がわずかにアップ
暖房性能にもわずかな違いがあります。
| 暖房性能 | RAS-DR402C7 | RAS-V402DR |
|---|---|---|
| 定格暖房能力 | 5.0kW | 5.0kW |
| 暖房最大能力 | 11.9kW | 11.7kW |
| 低温暖房能力 | 9.0kW | 8.9kW |
定格暖房能力はどちらも5.0kWですが、最大能力はRAS-DR402C7が11.9kW、RAS-V402DRが11.7kWです。
外気温2℃時の低温暖房能力も、8.9kWから9.0kWへわずかに向上しています。
数値差は大きくないため、暖房性能だけで決定的な差があるとは言いにくいものの、新モデルでは一部の暖房能力が強化されています。
違い5:発売時期と価格が違う
RAS-DR402C7は2026年10月下旬発売予定、RAS-V402DRは2025年10月下旬発売です。
RAS-DR402C7が新モデル、RAS-V402DRが従来モデルという関係になります。
ただし、2026年9月28日時点ではRAS-DR402C7は発売前なので、実売価格を比べて「こちらのほうがお得」と断定するにはまだ早い段階です。
また、エアコンは本体価格だけでなく、標準工事費や追加工事費、既存エアコンの取り外し・リサイクル費用などによって支払総額が変わります。
購入するときは、本体価格だけでなく工事費などを含めた総額で比較するとよいでしょう。
RAS-DR402C7とRAS-V402DRの現在の価格をそれぞれ確認してみてください。
RAS-DR402C7とRAS-V402DRの共通点
RAS-DR402C7には新しい機能が追加されていますが、エアコンとしての基本性能や主要機能には共通点も多くあります。
特に注目したいのは、40クラスではAPFや期間消費電力量が同じという点です。
「新モデルなら電気代もかなり安くなるのでは?」と考えている方は、購入前に確認しておきましょう。
省エネ性能は同じ
RAS-DR402C7とRAS-V402DRの40クラスでは、APFや期間消費電力量が同じです。
| 比較項目 | RAS-DR402C7 | RAS-V402DR |
|---|---|---|
| 定格冷房能力 | 4.0kW | 4.0kW |
| 冷房消費電力 | 965W | 965W |
| 定格暖房能力 | 5.0kW | 5.0kW |
| 暖房消費電力 | 1,040W | 1,040W |
| APF | 7.1 | 7.1 |
| 期間消費電力量 | 1,066kWh | 1,066kWh |
| 省エネ基準達成率 | 107% | 107% |
APFとは「通年エネルギー消費効率」のことで、1年間を通してエアコンを使用したときの省エネ性能を示す指標です。
数値が大きいほど省エネ性能が高いことを示しますが、RAS-DR402C7とRAS-V402DRはいずれも7.1です。
期間消費電力量も1,066kWhで変わりません。
そのため、RAS-DR402C7にすれば、カタログ上の年間消費電力量が少なくなるという違いはありません。
実際の電気代は、使用時間や設定温度、住宅の断熱性能、外気温、電気料金などによって変わります。
省エネ性能の差より、新しく追加された機能が自分に必要かどうかで比較すると選びやすいでしょう。
プラズマ空清や無風感空調など主要機能は共通
RAS-DR402C7とRAS-V402DRには、共通する機能が多くあります。
たとえば、空気中の汚れを集める「プラズマ空清」は両モデルに搭載されています。
また、風を拡散してエアコンの風を感じにくくする「無風感空調」も共通です。
人の位置をレーダーで探知して風向きを調整する「レーダー風あて」「レーダー風よけ」にも対応しています。
そのほか、おもな共通機能には次のようなものがあります。
・フィルター自動お掃除
・楽ダストボックス
・UVプレミアムクリーン除菌
・マジック洗浄熱交換器
・節電冷房/節電暖房
・AI快適学習運転
・IoLIFE
・サーキュレーター
サーキュレーターも両モデルに搭載されています。
冷暖房を使わず送風運転を行えるので、室内の空気を循環させたいときにも活用できます。
つまり、RAS-V402DRだから主要な快適機能やお手入れ機能が大幅に少なくなるわけではありません。
新モデルで追加された機能を必要としない場合は、RAS-V402DRも十分比較対象になります。
室内機のサイズと重量も同じ
室内機のサイズと重量も同じです。
| 室内機 | RAS-DR402C7 | RAS-V402DR |
|---|---|---|
| 高さ | 295mm | 295mm |
| 幅 | 798mm | 798mm |
| 奥行 | 386mm | 386mm |
| 重量 | 19.0kg | 19.0kg |
どちらも高さ295×幅798×奥行386mm、重量19.0kgです。
そのため、本体サイズを理由にどちらかを選ぶ必要はありません。
ただし、エアコンの設置には本体寸法だけでなく、周囲に必要なスペースや配管などの条件も関係します。
買い替えの場合も、購入前に設置場所や工事条件を確認しておくと安心です。
RAS-DR402C7とRAS-V402DRはどっちがおすすめ?
ここまでの違いと共通点から考えると、AI除湿制御や高温みはり、猛暑への対応を重視するならRAS-DR402C7、追加機能より価格を重視するなら購入時の価格差によってRAS-V402DRがおすすめです。
基本的な冷暖房能力や省エネ性能には大きな差がないため、「新型だから」という理由だけでRAS-DR402C7を選ぶ必要はありません。
RAS-DR402C7がおすすめな人
RAS-DR402C7がおすすめなのは、次のような方です。
・最新モデルを選びたい
・AIを活用した新しい除湿制御を使いたい
・梅雨や夏の湿気対策を重視したい
・高温みはり機能が欲しい
・猛暑時の冷房運転への対応を重視したい
RAS-DR402C7を選ぶ大きな理由になるのは、省エネ性能の差というより、AI除湿制御や高温みはり、外気温56℃での冷房運転対応など、新しく追加・強化された機能です。
「せっかく買い替えるなら新しい機能も欲しい」「暑さや湿気への対応を重視したい」という方は、RAS-DR402C7を優先して検討するとよいでしょう。
RAS-DR402C7の最新価格はこちらから確認できます。
RAS-V402DRがおすすめな人
RAS-V402DRがおすすめなのは、次のような方です。
・新しく追加された機能にはそれほどこだわらない
・冷暖房の基本性能を重視したい
・省エネ性能が同等なら価格を優先したい
・プラズマ空清や無風感空調などの主要機能があれば十分
・RAS-DR402C7より安く購入できるなら従来モデルを選びたい
RAS-V402DRは従来モデルですが、定格冷暖房能力、APF、期間消費電力量などはRAS-DR402C7と同じです。
サーキュレーターやプラズマ空清、無風感空調、フィルター自動お掃除などにも対応しています。
そのため、新モデルで追加されたAI除湿制御や高温みはりなどが必要なければ、RAS-V402DRを選ぶのも十分ありです。
特に重要なのが購入時の価格差です。
RAS-V402DRがRAS-DR402C7より十分安く購入できるなら、価格と基本性能のバランスを重視する方にとって魅力的な選択肢になります。
反対に価格差が小さければ、新しい機能が追加されたRAS-DR402C7も検討しやすくなります。
RAS-V402DRの現在の価格を確認してみてください。
RAS-DR402C7とRAS-V402DRの違いについてよくある質問
電気代・省エネ性能に違いはある?
RAS-DR402C7とRAS-V402DRの40クラスでは、カタログ上のAPFや期間消費電力量に違いはありません。
どちらもAPF7.1、期間消費電力量1,066kWhです。
冷房消費電力965W、暖房消費電力1,040Wも共通しています。
そのため、新しいRAS-DR402C7だからカタログ上の年間消費電力量が少ない、という違いはありません。
実際の電気代は使用時間や設定温度、外気温、住宅の断熱性能、電気料金などによって変わります。
RAS-DR402C7とRAS-V402DRはどちらも14畳用?
今回比較しているRAS-DR402C7とRAS-V402DRは、どちらも定格冷房能力4.0kWの40クラスで、おもに14畳用として選ばれるモデルです。
ただし、必要なエアコン能力は部屋の広さだけでは決まりません。
建物の構造や断熱性能、日当たり、窓の大きさなどによっても変わるため、設置環境に合った能力か確認してから購入しましょう。
型落ちのRAS-V402DRを選んでも大丈夫?
新しい機能を必要としない場合は、RAS-V402DRも比較する価値があります。
RAS-V402DRは従来モデルですが、定格冷暖房能力やAPF、期間消費電力量などはRAS-DR402C7と同じです。
主要な快適機能やお手入れ機能も多く搭載されています。
そのため、RAS-V402DRがRAS-DR402C7より十分安ければ、基本性能と価格のバランスを重視して選ぶ方法もあります。
ただし、従来モデルは在庫状況によって価格が変動し、必ず新モデルより安くなるとは限りません。
購入時点の価格や工事費を含めて比較することが大切です。
RAS-DR402C7とRAS-V402DRの違いまとめ
東芝のRAS-DR402C7とRAS-V402DRを比較すると、基本的な冷暖房・省エネ性能は共通していますが、RAS-DR402C7では除湿や猛暑への対応などが強化されています。
おもな違いをもう一度まとめると、次のとおりです。
| 比較ポイント | RAS-DR402C7 | RAS-V402DR |
|---|---|---|
| 発売時期 | 2026年10月下旬予定 | 2025年10月下旬 |
| 除湿 | AI制御 選べる除湿 | 選べる除湿 |
| 高温みはり | あり | - |
| 冷房運転可能な外気温 | 56℃まで | 50℃まで |
| 暖房最大能力 | 11.9kW | 11.7kW |
| 低温暖房能力 | 9.0kW | 8.9kW |
| APF | 7.1 | 7.1 |
| 期間消費電力量 | 1,066kWh | 1,066kWh |
RAS-DR402C7がおすすめなのは、AI除湿制御や高温みはり、猛暑への対応を重視したい方です。
冷房運転できる外気温も従来の50℃から56℃へ広がっているため、新しい快適機能も含めて選びたい方に向いています。
一方、RAS-V402DRがおすすめなのは、新機能より価格と基本性能のバランスを重視したい方です。
APFや期間消費電力量、定格冷暖房能力はRAS-DR402C7と同じで、サーキュレーターやプラズマ空清、無風感空調などの主要機能も搭載されています。
どちらにするか迷ったら、購入時点の価格差も確認してみましょう。
価格差が小さければ新機能が追加されたRAS-DR402C7、価格差が大きければ基本性能が近いRAS-V402DRという選び方をすると判断しやすくなります。
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