
ダイキンの「うるさらX」AN227ARSとAN226ARSは、どちらもおもに6畳用のRシリーズです。
AN227ARSは2027年モデル、AN226ARSは2026年モデルですが、「新しくなって何が変わったの?」「型落ちのAN226ARSでも十分?」と迷いますよね。
結論からいうと、AN227ARSとAN226ARSで注目したい機能の違いは3つあります。さらに発売時期と価格も含めると、購入前に比較したいポイントは次の5つです。
・AN227ARSは「微風おやすみ運転」を新搭載
・AN227ARSは「ヒートブースト制御」が外気温連動に進化
・AN227ARSは6畳用にも「小能力時高効率型コンプレッサー」を搭載
・発売時期が約1年違う
・価格はAN226ARSのほうが安くなる可能性がある
寝室での快適性や寒い日の暖房を重視するならAN227ARS、追加された新機能が必須ではなく価格とのバランスを重視するならAN226ARSが選びやすいでしょう。
一方、冷暖房の基本能力や「うるる加湿」「さらら除湿」など、うるさらXならではの主要機能には共通する部分も多くあります。
この記事では、AN227ARSとAN226ARSの違いを比較し、どちらがどんな人におすすめなのかをわかりやすく紹介します。
目次
AN227ARSとAN226ARSの違いは5つ
AN227ARSとAN226ARSの違いを比較すると、次のようになります。
| 比較項目 | AN227ARS 2027年モデル |
AN226ARS 2026年モデル |
|---|---|---|
| 微風おやすみ運転 | ○ | - |
| ヒートブースト制御 | 外気温連動に進化 | 従来のヒートブースト制御 |
| 小能力時高効率型コンプレッサー | 6畳用にも搭載 | 6畳用は非搭載 |
| 発売時期 | 2026年11月1日予定 | 2025年11月1日 |
| 価格 | 新型のため価格差を確認 | 型落ちで安くなる可能性あり |
AN227ARSは単に型番が変わっただけではなく、「睡眠時」「寒い日の暖房」「小さな能力で運転するときの効率」に関する改良が加えられています。
一方で、基本的な冷暖房能力には共通する部分があります。
| 項目 | AN227ARS | AN226ARS |
|---|---|---|
| 畳数の目安 | おもに6畳 | おもに6畳 |
| 冷房能力 | 2.2kW | 2.2kW |
| 暖房能力 | 2.5kW | 2.5kW |
| 低温暖房能力 | 4.5kW | 4.5kW |
| 冷房消費電力 | 390W | 390W |
| 暖房消費電力 | 440W | 440W |
| 電源 | 単相100V | 単相100V |
| 室内機サイズ | 幅798×高さ295×奥行370mm | 幅798×高さ295×奥行370mm |
基本的な冷暖房能力が同等なので、新しく追加・進化した機能をどのくらい重視するかと、購入時の価格差が選ぶポイントになります。
AN227ARSはこちらです。
AN226ARSはこちらです。
それでは、それぞれの違いを詳しく見ていきましょう。
違い① AN227ARSは「微風おやすみ運転」を新搭載
1つ目の違いは、AN227ARSに「微風おやすみ運転」が新しく搭載されたことです。
AN226ARSにも従来の「おやすみ運転」は搭載されており、睡眠中の体温変化を想定しながら室温を自動調整します。
AN227ARSでは、この機能がさらに進化しました。
風速を抑えた「微風おやすみ運転」により、睡眠中の風による不快感を抑えるよう配慮されています。
さらに、AN227ARSを含む2.2~2.8kWクラスでは、微風おやすみ運転時の最大運転音を35dB以下に抑えています。
寝室では「温度はちょうどいいけれど、風が体に当たるのが気になる」ということもありますよね。
AN227ARSは温度だけでなく、睡眠中の気流や運転音にも配慮された点が大きな変更点です。
6畳程度の寝室に設置する予定で、就寝中もエアコンを使うことが多い人には注目したい機能でしょう。
違い② AN227ARSはヒートブースト制御が外気温連動に進化
2つ目は、暖房時の「ヒートブースト制御」の違いです。
AN226ARSにもヒートブースト制御は搭載されています。
ヒートブースト制御は、コンプレッサーをすばやく立ち上げ、運転開始直後から部屋を暖めるための機能です。
AN227ARSでは、さらに外気温と連動した制御が加わりました。
外気温2℃以下を検知すると、暖房能力を高めるとともに風量を強めて運転します。
冷え込んだ朝や寒い日に帰宅したときなど、室内を早く暖めたい場面で注目したい進化です。
ダイキンの比較試験では、新しいヒートブースト制御によって、設定温度への到達時間が従来機より約20%短縮され、床面から10cmの高さ付近で22℃以上となったエリアが約1.2倍に広がったとしています。
ただし、この試験は6畳用のAN227ARSとAN226ARSではなく、14畳用のAN407ARPとAN406ARPを使用したものです。
そのため、AN227ARSでも同じ数値になるという意味ではありません。
AN227ARSとAN226ARSでは基本的な暖房能力は同じなので、「新型は暖房能力そのものが大きくなった」という違いではなく、寒いときの制御方法が進化したと考えるとわかりやすいでしょう。
違い③ AN227ARSは6畳用にも「小能力時高効率型コンプレッサー」を搭載
3つ目は、室外機に搭載されているコンプレッサーの違いです。
AN227ARSでは「小能力時高効率型コンプレッサー」が全能力クラスに搭載され、おもに6畳用のAN227ARSも対象になりました。
ダイキンによると、高気密・高断熱住宅は外気温の影響を受けにくいため室温が安定しやすく、エアコンが低出力で運転する時間が増える傾向があります。
こうした環境でも効率よく運転できるように採用されているのが、小能力時高効率型コンプレッサーです。
AN226ARSでも2026年モデルから「プレミアムPIT制御」が採用され、小さな能力で運転できるよう改良されています。
AN227ARSでは、さらに6畳用を含む全能力クラスに小能力時高効率型コンプレッサーを搭載した点がポイントです。
高気密・高断熱住宅で使う予定の人にとっても、チェックしておきたい変更点でしょう。
ただし、AN227ARSとAN226ARSの定格スペックを見ると、冷房能力2.2kW、暖房能力2.5kW、冷房消費電力390W、暖房消費電力440Wなどは共通しています。
そのため、「新型になって定格消費電力が大幅に下がった」という違いではありません。
違い④ 発売時期は約1年違う
AN227ARSとAN226ARSは、発売時期が約1年違います。
| 型番 | 年度モデル | 発売時期 |
|---|---|---|
| AN227ARS | 2027年モデル | 2026年11月1日予定 |
| AN226ARS | 2026年モデル | 2025年11月1日 |
AN227ARSは2027年モデルとして2026年11月1日に発売予定です。
一方、AN226ARSは2026年モデルとして2025年11月1日に発売されました。
ダイキンの公式資料でも、AN226ARSの後継モデルとしてAN227ARSが案内されています。
AN226ARSには後継モデルがありますが、現時点で公式資料に生産終了年月は記載されていません。
購入時は新旧それぞれの在庫状況も確認してみてください。
違い⑤ 価格はAN226ARSが安くなる可能性がある
最後に確認したいのが価格です。
AN227ARSは新型、AN226ARSは1世代前のモデルになるため、AN227ARSの発売後にAN226ARSの実売価格が下がれば、旧型を選ぶメリットが大きくなります。
AN226ARSでも、
・うるる加湿
・さらら除湿
・給気換気、排気換気
・プレミアム冷房
・プレミアムPIT制御
・エコブースト制御
・猛暑時スピード気流
など、うるさらXの主要機能を利用できます。
基本的な冷暖房能力もAN227ARSと同等です。
そのため、新型で追加・進化した3つのポイントが自分に必要かどうかを考えたうえで価格を比較するのがおすすめです。
価格差が小さければ新機能を搭載したAN227ARSを選びやすくなります。
反対に、AN226ARSが大きく値下がりしていれば、新機能を必要としない人にはAN226ARSも有力な選択肢です。
エアコンは本体価格だけでなく、標準工事費や既存エアコンの取り外し費用、追加工事費などによって支払総額が変わります。
本体価格だけで判断せず、購入時点の価格と工事費を含めて比較しましょう。
AN227ARSとAN226ARSはどっちがおすすめ?
AN227ARSとAN226ARSは基本的な冷暖房能力が同等なので、新しく追加・進化した機能と価格差を基準に選ぶとわかりやすいです。
睡眠時や寒い日の快適性を重視するならAN227ARS、価格とのバランスを重視するならAN226ARSが選びやすいでしょう。
AN227ARSがおすすめな人
AN227ARSがおすすめなのは、次のような人です。
・新しいモデルを選びたい
・寝室で使う予定がある
・就寝中の風や運転音が気になる
・寒い日の暖房を重視したい
・高気密・高断熱住宅で使う予定がある
・価格差が大きくなければ新機能があるほうを選びたい
AN227ARSは、「微風おやすみ運転」「ヒートブースト制御(外気温連動)」「小能力時高効率型コンプレッサー」が新旧モデルを比較するうえでのポイントです。
特に、寝室で使用する予定がある人や、寒い日の暖房運転を重視する人は新型のメリットを検討しやすいでしょう。
価格差よりも新しく追加・進化した機能を重視するなら、AN227ARSがおすすめです。
AN227ARSはこちらです。
AN226ARSがおすすめな人
AN226ARSがおすすめなのは、次のような人です。
・新型にこだわらない
・微風おやすみ運転が必須ではない
・基本的な冷暖房能力が同等なら旧型でもよい
・うるさらXの主要機能を使いたい
・購入価格をできるだけ抑えたい
AN226ARSは1世代前のモデルですが、「うるる加湿」「さらら除湿」「換気」「プレミアム冷房」など、うるさらXの主要機能を搭載しています。
2026年モデルで追加された「プレミアムPIT制御」「エコブースト制御」「猛暑時スピード気流」なども利用できます。
そのため、1世代前だからといって基本機能が大きく劣っているわけではありません。
AN227ARSとの価格差が大きく、新型で追加された機能を必要としないなら、AN226ARSがおすすめです。
ただし、型落ち品は在庫が減ると必ずしも安くなるとは限りません。購入するときは新旧両方の価格を確認しましょう。
AN226ARSはこちらです。
AN227ARSとAN226ARSの共通機能
AN227ARSには新機能が追加されていますが、AN226ARSと共通する機能もたくさんあります。
どちらもダイキンの「うるさらX」Rシリーズなので、加湿・除湿・換気などの機能を利用できます。
加湿・除湿・換気など「うるさらX」の主要機能は共通
AN227ARSとAN226ARSは、どちらも「うるる加湿」に対応しています。
うるる加湿は、外気中の水分を取り込み、給水なしで室内を加湿する機能です。
また、季節や状況に合わせて湿度をコントロールする「さらら除湿」にも対応しています。
給気換気や排気換気も搭載されているため、加湿・除湿・換気といった、うるさらXならではの主要機能は新旧どちらでも利用できます。
冷房・自動運転・清潔機能も充実
AN227ARSとAN226ARSは、設定温度に到達したあとも湿度に配慮して運転する「プレミアム冷房」や、自動で快適な運転を行う機能に対応しています。
ストリーマや水内部クリーン、フィルター自動お掃除など、清潔性に配慮した機能も搭載されています。
新型だけに基本機能が集中しているわけではなく、AN226ARSでもRシリーズらしい多彩な機能を利用できるのがポイントです。
猛暑に対応する冷房機能も共通
AN227ARSとAN226ARSは、暑い日の冷房をサポートする「猛暑時スピード気流」に対応しています。
AN226ARSでは2026年モデルから追加された機能で、外気温35℃以上を検知すると大風量で運転を開始します。
猛暑時の冷房機能についても、AN226ARSで利用できるため、「新型でなければ暑い日の対策機能がない」というわけではありません。
AN227ARSとAN226ARSの違いについてよくある質問
AN227ARSとAN226ARSは何畳用?
AN227ARSとAN226ARSは、どちらもおもに6畳用のルームエアコンです。
冷房能力は2.2kW、暖房能力は2.5kWで、基本的な冷暖房能力は共通しています。
設置する部屋の条件によって必要な能力は変わるため、部屋の広さだけでなく住宅の断熱性や日当たりなども考慮して選びましょう。
AN226ARSは型落ちでも買って大丈夫?
新型で追加された機能を必要としないのであれば、AN226ARSも選択肢になります。
AN226ARSは1世代前のモデルですが、「うるる加湿」「さらら除湿」「換気」「プレミアム冷房」など、うるさらXの主要機能を搭載しています。
基本的な冷暖房能力もAN227ARSと同等です。
AN227ARSとの価格差が大きければ、AN226ARSを選んで購入費用を抑える考え方もできます。
ただし、型落ち品は在庫状況によって価格が変動するため、購入時点の価格を比較してください。
寝室で使うならAN227ARSとAN226ARSのどっちがいい?
寝室での快適性を重視するなら、「微風おやすみ運転」を新搭載したAN227ARSが候補になります。
一方、AN226ARSにも従来のおやすみ運転は搭載されています。
就寝中の風や運転音への配慮を重視するか、新旧の価格差を重視するかで選ぶとよいでしょう。
AN227ARSの発売日はいつ?
AN227ARSの発売予定日は2026年11月1日です。
AN226ARSは2025年11月1日に発売されているため、約1年違います。
AN227ARSは2027年モデル、AN226ARSは2026年モデルです。
AN227ARSとAN226ARSで電気代に違いはある?
AN227ARSには、6畳用にも「小能力時高効率型コンプレッサー」が搭載されています。
一方、基本スペックでは両モデルとも冷房消費電力390W、暖房消費電力440Wなど共通する数値があります。
そのため、「新型なら電気代が○円安くなる」と単純に判断することはできません。
実際の電気代は設定温度や外気温、住宅の断熱性能、運転時間などによっても変わります。
小能力時の効率はAN227ARSで注目したいポイントですが、具体的な電気代については使用条件によって変わると考えておきましょう。
AN227ARSとAN226ARSの違いまとめ
ダイキン「うるさらX」のAN227ARSとAN226ARSの違いを比較しました。
購入前に確認したいポイントは次の5つです。
・AN227ARSは「微風おやすみ運転」を新搭載
・AN227ARSはヒートブースト制御が外気温連動に進化
・AN227ARSは6畳用にも「小能力時高効率型コンプレッサー」を搭載
・発売時期が約1年違う
・価格はAN226ARSのほうが安くなる可能性がある
睡眠時の快適性や寒い日の暖房を重視し、新しく追加・進化した機能を使いたい人にはAN227ARSがおすすめです。
特に寝室で使用する場合は、新搭載された「微風おやすみ運転」が新旧モデルを選ぶポイントになります。
AN227ARSはこちらです。
一方、新機能にこだわらず、価格とのバランスを重視したい人にはAN226ARSがおすすめです。
AN226ARSも「うるる加湿」「さらら除湿」「換気」など、うるさらXならではの主要機能を搭載し、基本的な冷暖房能力も新型と同等です。
AN226ARSはこちらです。
AN227ARSは新機能が追加されていますが、すべての人が新型を選ぶ必要はありません。
価格差が小さければ新機能を搭載したAN227ARS、価格差が大きく新機能が必要なければAN226ARSというように、使い方と予算に合わせて選んでみてください。










