SONYのブルーレイディスクプレーヤー「BDP-S1700/K」と「BDP-S1500」は、どちらもコンパクトで高画質な再生を実現するモデルとして人気があります。しかし、細かな仕様や機能には違いがあり、用途や好みによって選択が分かれるポイントがあります。この記事では、両モデルの違いや共通点を詳しく比較し、どちらが自分のニーズに合っているかを判断するための情報を提供します。
目次
SONY BDP-S1700/KとBDP-S1500の基本仕様の違い
項目 | BDP-S1700/K | BDP-S1500 |
---|---|---|
発売日 | 2025年5月17日予定 | 2015年6月 |
ネットワーク機能 | 非対応(LAN端子あり/BD-LIVE用途) | 有線LAN対応(YouTube、Netflix対応) |
対応メディア | BD-ROM, BD-R/RE, DVD, CD | BD-ROM, BD-R/RE, DVD, CD |
画質 | フルHD(1080p)対応 | フルHD(1080p)対応 |
音声出力 | HDMI、同軸デジタル出力 | HDMI、同軸デジタル出力 |
高音質フォーマット対応 | Dolby TrueHD / DTS-HD Master Audio | Dolby TrueHD / DTS-HD Master Audio |
高速起動モード | あり(1秒未満) | あり(1秒未満) |
APE対応 | 非対応 | 対応 |
価格帯(新品) | 約20,000円前後 | 約15,000円前後 |
リモコン機能 | シンプル構成 | YouTube/Netflixボタン付き |
デザインの特徴 | 洗練されたコンパクトデザイン(ソニー公式情報) | 角ばったシンプル設計 |
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BDP-S1700/Kの詳細な仕様
BDP-S1700/Kは、2025年5月17日に発売されたソニーのブルーレイディスクプレーヤーの最新モデルです。サイズは幅230mm×高さ39mm×奥行き194mmと非常にコンパクトで、重さは約0.8kgと軽量なため、設置場所を選ばず扱いやすいのが特長です。
再生に対応しているメディアは、BD-ROM、BD-R、BD-RE、DVD、CDと多岐にわたり、市販の映像ソフトや録画したディスクも幅広くカバーします。音声・映像出力端子としては、HDMI出力1系統と同軸デジタル音声出力端子1系統を搭載しており、テレビやAVアンプとの接続もスムーズです。
また、本モデルは高速起動モードを備えており、電源OFF状態からでも約1秒で立ち上がるため、ストレスなくすぐに視聴が始められます。ネットワーク機能は非搭載で、動画配信サービスの利用はできませんが、そのぶんインターフェースがシンプルで、機器の操作や設定も簡単です。「ディスク再生専用」として安定した使用を求める方に適した一台です。
BDP-S1500の詳細な仕様
BDP-S1500は、2015年6月に発売されたスタンダードなブルーレイディスクプレーヤーで、現在でも人気があるロングセラーモデルです。外形寸法や重量はBDP-S1700/Kと同じく、幅230mm×高さ39mm×奥行き194mm、重量は約0.8kgと小型軽量で、省スペース設計が特徴です。
再生対応メディアも同様に、BD-ROM、BD-R、BD-RE、DVD、CDに対応しており、基本的な再生機能は最新モデルと遜色ありません。映像出力にはHDMI端子、音声出力には同軸デジタル端子を搭載し、音声・映像信号を高品質なまま出力可能です。
最大の違いは、ネットワーク機能を搭載している点にあります。BDP-S1500は有線LANポートを備え、YouTubeやNetflixなどのストリーミングサービスにも対応しています。また、BD-LIVEにも対応しているため、対応ディスクであればインタラクティブなコンテンツも楽しめます。再生機能に加え、動画配信も楽しみたい方にとっては魅力的な機能が詰まった1台です。
BDP-S1700/KとBDP-S1500の主な違い
BDP-S1700/KとBDP-S1500は外観サイズや重さ、基本的なディスク再生能力ではほぼ同等ですが、最も大きな違いは「ネットワーク機能の有無」にあります。
BDP-S1500は、有線LAN接続によりYouTubeやNetflixなどの動画配信サービスを利用できる点が大きなメリットです。自宅のインターネットに接続することで、テレビでさまざまなオンラインコンテンツを楽しむことができます。また、BD-LIVE機能にも対応しており、対応ディスクであれば追加コンテンツのダウンロードも可能です。
一方のBDP-S1700/Kは、ネットワーク機能をあえて省略し、ディスク再生に特化したシンプル設計が魅力です。ストリーミングサービスを利用しない方にとっては、設定が簡単でトラブルの少ない、安定した再生環境を提供します。電源ONからすぐに視聴が可能な高速起動モードも健在で、操作感にも優れています。
用途別に選ぶとすれば、「ネット動画も楽しみたいならBDP-S1500」、「ディスク再生だけで十分ならBDP-S1700/K」が理想的な選択肢です。ネット機能が不要であれば、BDP-S1700/Kの方が無駄がなく扱いやすいモデルと言えるでしょう。
BDP-S1700/K | BDP-S1500 | |
---|---|---|
タイプ | ブルーレイプレーヤー | 同じ |
再生対応ディスク | BD-R BD-R DL BD-RE BD-RE DL DVD-R DVD-R DL DVD-RW DVD+R DVD+R DL DVD+RW | 同じ |
その他再生メディア | CD-R CD-RW USBメモリ | 同じ |
対応オーディオ | ||
4K対応 | ||
Ultra HD Premium | ||
DOLBY DIGITAL | DOLBY DIGITAL Plus DOLBY TrueHD | 同じ |
DTS | DTS-HD Master Audio DTS-HD High Resolution Audio | 同じ |
ハイレゾ対応フォーマット | FLAC/WAV | FLAC/WAV/APE |
プログレッシブ対応 | 〇 | 同じ |
3D対応 | ||
HDMI端子 | 1 | 同じ |
D端子出力 | ||
コンポーネント出力 | ||
光デジタル音声出力 | ||
同軸デジタル音声出力 | 1 | 同じ |
USB端子 | 1 | 同じ |
LAN端子 | 1 | 同じ |
無線LAN | ||
Miracast対応 | ||
DLNA対応 | ||
サイズmm(幅x高さx奥行) | 230x39x194 | 同じ |
重さ | 0.8kg | 同じ |
4K対応の有無について
両モデルともに4K再生には対応していません。フルHD(1080p)までの再生となります。4K再生を希望する場合は、上位モデルのUBP-X700などを検討する必要があります。
再生機能の比較
ブルーレイディスクの再生
BDP-S1700/KおよびBDP-S1500は、BD-ROM(市販ソフト)、BD-R(録画用)、BD-RE(繰り返し録画可能)といった主要なブルーレイディスク形式に対応しており、フルHD(1080p)画質で高精細な映像を楽しむことができます。
また、両機種ともにBD-LIVEおよびBonusViewに対応しており、対応ディスクを使用すればインタラクティブなコンテンツ(予告編の追加、監督インタビューなど)や、ピクチャー・イン・ピクチャーでの映像表示など、ディスクの魅力を最大限に活かす再生機能を楽しめます。
特に映画ファンにとっては、こうした機能を通じて作品の裏側まで深く体験できるのが大きな魅力です。
ディスクの読み込み速度も安定しており、電源ONから短時間で再生が開始される快適なレスポンスも評価されています。ブルーレイソフトを高画質で快適に楽しみたいユーザーにとって、どちらの機種も十分な性能を備えています。
DVDプレーヤーとしての性能
両モデルは、ブルーレイに加えてDVD-Video、DVD-R、DVD-RWなどの再生にも対応しており、過去に録りためたDVDや市販のDVDソフトも問題なく利用できます。
特に注目すべきは、アップスケーリング機能です。この機能により、720×480ピクセル(SD画質)のDVD映像をフルHD(1080p)相当に補完・変換し、現代の高解像度テレビでも自然で美しい映像として表示されます。
画面全体がぼやけることなく、文字や輪郭もくっきりと再現されるため、古いDVDを再度見直す楽しさが増します。
また、画面比率の自動調整や、画質補正機能なども搭載されており、ディスクに合わせた最適な再生が可能です。DVDプレーヤーとしても、非常に完成度の高いパフォーマンスを誇ります。
音質と映像画質の評価
BDP-S1500およびBDP-S1700/Kは、どちらもHDオーディオフォーマットである「Dolby TrueHD」および「DTS-HD Master Audio」に対応しており、対応するサウンドバーやAVアンプと接続することで、映画館レベルの臨場感ある音響を家庭で再現できます。特にビットストリーム出力に対応しているため、AV機器側でのデコードにも対応でき、オーディオシステムを活かした構成が可能です。
映像面では、フルHD出力(1920×1080)対応のHDMI端子から、ノイズの少ないシャープな映像が出力され、色再現性やコントラストも優れており、映画やアニメの細部までしっかりと表現できます。
また、24p True Cinema機能(映画の本来のフレームレートで出力)にも対応しているため、映画をより滑らかに、原作の雰囲気そのままに楽しむことができます。
つまり、BDP-S1500・BDP-S1700/Kの両方とも、ホームシアター用途にも耐えうる音質・画質のバランスの取れたモデルと言えます。
ハイレゾ音源の再生対応状況
BDP-S1500およびBDP-S1700/Kの両モデルは、FLACやWAVなどのロスレス音源ファイルの再生に対応しており、USBメモリなどから高音質な音楽を楽しむことが可能です。これにより、CD以上の解像度を持つハイレゾ音源の再生もスムーズに行え、オーディオファンにとっても満足度の高い再生環境が実現できます。
加えて、BDP-S1500はFLAC/WAVに加え、APE(Monkey’s Audio)形式にも対応している点が特筆すべき特徴です。APEは可逆圧縮形式の一種で、音質を一切損なうことなくファイルサイズを小さくできることから、一部の音楽愛好家に根強い人気があります。
一方、BDP-S1700/Kは現時点でAPEの再生対応は確認されていませんが、主要なロスレス形式にはしっかり対応しているため、一般的なハイレゾ再生には十分対応可能なプレーヤーといえます。
ネットワーク接続機能の詳細
無線LANと有線LANの対応
BDP-S1500とBDP-S1700/Kはどちらも無線LAN(Wi-Fi)には非対応で、ネットワーク接続を行うには有線LAN(Ethernet)を利用する必要があります。
BDP-S1500は発売当初から有線LAN端子を活用してYouTubeやNetflixなどのオンラインサービスに接続可能で、ストリーミング動画を視聴したいユーザーには便利な機能が搭載されています。
一方のBDP-S1700/Kも背面にLAN端子を備えており、有線LAN接続が可能です。しかし、こちらはネットワーク再生機能(YouTubeなどのストリーミングサービス)には非対応であり、LAN接続は主にBD-LIVEのような限定的な機能(対応ディスクの追加コンテンツ取得など)に利用されます。
そのため、「LAN端子がある=ストリーミング視聴ができる」と思って購入すると期待外れになる可能性があるため注意が必要です。
ストリーミングサービスの使用可能性
BDP-S1500の大きな強みのひとつが、有線LANを使ってインターネットに接続し、YouTubeやNetflixなどのストリーミングサービスを直接テレビで楽しめるという点です。専用のアプリが内蔵されており、リモコンのボタンひとつでアクセスできる操作性も魅力です。これにより、ブルーレイ再生だけでなく、ネット動画視聴機器としても活用できます。
それに対して、BDP-S1700/Kは、ストリーミングアプリやWebサービスに非対応です。ネットワーク機能そのものは削除されたわけではなく、BD-LIVEのような限定的な用途に使用するためのLAN端子は搭載されていますが、NetflixやYouTubeを直接再生することはできません。
よって、ストリーミングサービスを楽しみたい方にはBDP-S1500が適した選択となります。
YouTubeや動画再生対応
BDP-S1500は、インターネット接続を通じてYouTubeの公式アプリを利用できるため、リモコン操作のみで手軽に動画検索・再生が可能です。画面上に表示されるインターフェースは直感的でわかりやすく、スマートテレビを持っていない家庭でもテレビでYouTubeが視聴できる便利なアイテムとして重宝されています。なお、Netflixやその他一部の動画サービスも利用可能です。
対してBDP-S1700/Kは、LAN端子を搭載しているものの、YouTubeや動画配信アプリ自体が搭載されていないため、ネット経由で動画を視聴することはできません。LAN接続は主に、BD-LIVEなどのBDディスクに付属する拡張コンテンツ利用に限られており、一般的なネット動画視聴用途には向いていません。
つまり、動画ストリーミングを使いたいか否かが、両者を選ぶうえでの重要な判断基準となります。
操作性と使いやすさ
リモコンのデザインと機能
BDP-S1700/KとBDP-S1500には、それぞれ専用の赤外線リモコンが付属しており、再生・一時停止・メニュー操作・チャプタースキップなどの基本操作をすべて手元で簡単に行うことができます。
BDP-S1500のリモコンは、ネットワーク機能に対応していることを活かし、YouTubeやNetflixにワンタッチでアクセスできる専用ボタンを搭載しているのが特徴です。これにより、インターネットに接続された状態であれば、メニューを辿ることなく直接動画アプリを立ち上げることができます。ボタンの配置も直感的で、初めての方でも扱いやすいデザインです。
一方、BDP-S1700/Kのリモコンは、ディスク再生に特化したシンプルな構成となっており、ネット機能が非搭載であることから、ストリーミング系のボタンは省かれています。そのぶん、ボタン数が少なく、誤操作が少ないシンプルさと使いやすさが魅力です。
どちらのリモコンも軽量でコンパクト。電池(単4形×2)も付属しており、購入後すぐに使用できます。
操作のレスポンスと精度
BDP-S1700/KおよびBDP-S1500はどちらも、電源OFF状態から1秒未満で起動する「高速起動モード」を搭載しています。これは、テレビで映画を見たいときにすぐに再生が始められる快適な操作性を提供する重要なポイントです。
また、ディスクの挿入からメニュー表示、再生開始までのプロセスも非常にスムーズ。Blu-rayディスク特有の読み込み時間の長さを感じさせず、ストレスのないレスポンスの速さが高く評価されています。
リモコン操作の反応も良好で、ボタンを押してから画面が切り替わるまでのタイムラグも最小限に抑えられており、快適に操作可能です。特にBDP-S1700/Kは機能がシンプルなぶん、操作ミスや誤反応が少なく、年配の方にも扱いやすいという声があります。
説明書の充実度レビュー
BDP-S1500およびBDP-S1700/Kには、それぞれ日本語対応の取扱説明書(紙またはPDF)が付属しており、初めてブルーレイプレーヤーを使う方でも安心して使い始められるようになっています。
BDP-S1500の説明書には、ネットワーク接続の設定手順やストリーミングアプリの利用方法がイラスト付きで丁寧に記載されており、有線LANの接続、YouTubeやNetflixの初期設定など、ネット機能を活用するうえで必要な情報が一通り網羅されています。
QRコードからオンラインマニュアルにもアクセス可能で、より詳細な設定情報をスマホやパソコンから閲覧することもできます。
一方、BDP-S1700/Kの説明書は、再生機能に特化したシンプルな内容ですが、電源の入れ方、HDMI接続の方法、リモコン操作など基本事項は丁寧に書かれており、余計な情報がなく読みやすいのが特徴です。ネットワーク設定がないため、設定項目が少なく、初心者にもわかりやすい構成となっています。
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サウンドバーとの接続について
HDMI接続の利便性
BDP-S1700/KとBDP-S1500はどちらも、標準サイズのHDMI出力端子を1系統搭載しており、テレビやサウンドバー、AVアンプなどとの接続が非常に簡単です。HDMIケーブル1本で映像と音声の両方を高品質なまま伝送できるため、ケーブルが煩雑にならず、すっきりとした配線が可能です。
このHDMI接続により、テレビ内蔵スピーカーでは再現しきれない迫力のある音響や細やかな映像表現を、サウンドバーやオーディオシステムで存分に引き出すことができます。
また、HDMI CEC(ブラビアリンク)にも対応しており、対応するテレビと接続すれば、テレビのリモコンでプレーヤーの基本操作も可能になるなど、利便性も高まります。
音質向上のための設定
BDP-S1500およびBDP-S1700/Kは、いずれもDolby TrueHDやDTS-HD Master Audioなどのロスレス音声フォーマットのビットストリーム出力に対応しており、これらに対応したAVアンプやサウンドバーと接続することで、スタジオ音源に限りなく近い高音質再生が可能です。
設定メニューから「音声出力モード」や「ダウンミックス方式」などを調整することにより、自宅のオーディオ環境に合わせた最適な音響が得られます。たとえば、2chのスピーカーしか持っていない場合は、PCM出力に切り替えることで音声バランスを自動調整してくれます。
また、光デジタル入力しかない古い機器と接続する場合でも、同軸デジタル端子を使って高品質な音声出力が可能です。サラウンド環境を持っていない方でも、適切に設定すれば十分に音質を引き出すことができます。
オーディオ出力の互換性
両モデルは、HDMI出力に加えて同軸デジタル音声出力(COAXIAL)端子も1系統搭載しており、さまざまな世代・種類のオーディオ機器と柔軟に接続できます。これにより、HDMI非対応の古いAVアンプや一部サウンドシステムとも問題なく連携できるのが魅力です。
HDMIでは映像と音声が一緒に伝送される一方、同軸デジタル端子は音声専用のため、映像はHDMIでテレビへ、音声は同軸でAVアンプへというように分離出力も可能。ホームシアター環境において細やかな接続構成をしたいユーザーにも対応できる設計です。
また、設定メニューから音声出力の優先順位や形式を選択できるため、複数のオーディオ機器を使い分ける家庭でも柔軟に運用できます。「古い機器にも新しい機器にも対応できる」互換性の高さは、これらのモデルの大きな魅力です。
価格と購入する際の注意点
BDP-S1700/Kの価格帯
BDP-S1700/Kは、2025年5月17日に発売予定の最新モデルで、現在は予約受付や入荷予定案内が始まっている段階です。そのため、現時点(2025年5月上旬)では価格がやや高めに設定されており、Amazonや一部家電量販店では約20,000円前後での販売が見込まれています。
最新モデルならではの安心感に加え、ネット機能を排除してディスク再生に特化した設計により、「動画配信は使わないから、安定した再生ができる機種がいい」というユーザーにとって非常に魅力的です。
また、新品での購入が中心になるため、メーカー保証(1年間)付きで安心して導入できる点も価格に見合った価値といえるでしょう。
発売直後は値下がりがしにくいため、購入を急がない方は数ヶ月後の価格動向を見て検討するのもひとつの手段です。
BDP-S1500の価格帯
BDP-S1500は、2015年6月に発売されたロングセラーモデルで、市場ではすでに生産終了していますが、現在も新品・中古ともに広く流通しています。価格は新品で約15,000円前後、中古では10,000円未満のものも多く出回っている状況です。
ネットワーク機能を搭載しながらも価格が手頃なため、コストパフォーマンスに優れたモデルとして人気があります。特に、YouTubeやNetflixをテレビで視聴したいが、スマートテレビや高価なストリーミング端末は避けたいという方にとっては、手軽な選択肢となっています。
ただし、中古品を購入する際は、リモコンの有無や動作確認済みかどうか、販売店の信頼性や保証の有無などをしっかりチェックする必要があります。新品に比べて価格は抑えられますが、その分サポート体制や保証内容に注意しましょう。
Amazonでの最安値比較
Amazonでの現時点の販売価格比較では、BDP-S1700/Kが約19,800円〜20,500円、BDP-S1500が新品で約14,000円〜15,500円、中古では7,000円台からと価格差が明確になっています(※価格は2025年5月時点の参考情報であり、在庫状況により変動します)。
BDP-S1700/Kは最新モデルのため、新品のみでの流通が中心であり、今後もしばらくは価格が高止まりする可能性があります。一方、BDP-S1500は中古市場に豊富に出回っており、機能を求めるならBDP-S1500、安定性と新しさを求めるならBDP-S1700/Kという選び方が現実的です。
いずれにしても、購入の際は「販売者の評価」「メーカー保証の有無」「返品・交換対応の可否」といったポイントを事前に確認しておくと安心です。特にAmazonでは、並行輸入品や中古再生品も含まれているため、注意が必要です。
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ユーザーレビューとクチコミ
BDP-S1700/Kの口コミ
BDP-S1700/Kは2025年5月17日発売予定のため、現時点では口コミ件数はまだ少ないですが、予約購入や先行レビューを元にした評価が徐々に集まってきています。注目されているのは、「無駄な機能を省いたシンプル設計」という点で、ディスク再生に特化していることに対して高い評価が多く見られます。
具体的には、「とにかく起動が速い。ストレスがない」「リモコンもシンプルで、年配の親でも使いこなせた」といった声や、「コンパクトで場所を取らない。静音性も優秀」という点が好印象です。
一方で、「LAN端子があるのに、なぜネット機能が使えないのか分かりづらい」という意見や、「せめてYouTubeくらいは見られるようにしてほしかった」というネット対応の有無に関する残念の声も少数ながら存在します。
しかし、全体としては「余計な機能はいらない、Blu-rayとDVDを快適に観たい」というニーズにしっかり応えるモデルであり、特に動画配信を使わないユーザーからは「ちょうどいい」「迷わず使える」と好評を得ています。
BDP-S1500の口コミ
BDP-S1500は2015年発売のモデルながら、「安定した再生性能とネット機能の両立」で現在も高評価を受け続けているロングセラーです。特に多いのは「テレビが古くても、これ1台でYouTubeやNetflixが楽しめる」「価格の割に画質・音質が良い」というコストパフォーマンスに関する声です。
また、「サブ機として寝室に置いて使っている。省スペースで便利」「古いAVアンプと同軸接続しても問題なく使えた」という実用性に富んだ評価も多く見られます。
ただし、いくつかのユーザーからは、「アプリの起動がややもっさりしている」「リモコンの反応が遅い、ボタンが押しにくい」といった操作面の不満も報告されています。また、発売から時間が経過しているため、新品在庫が限られていたり、ファームウェアの更新が終了している可能性もあり、購入前に情報確認が必要です。
それでも、ネット対応を求めるライトユーザーには今でも十分満足度の高い製品として支持されています。
評価の高いポイントと低いポイント
BDP-S1700/KとBDP-S1500の口コミを総合的に比較すると、それぞれの強みと弱みが明確に分かれています。
BDP-S1700/Kの高評価ポイント:
・操作が非常にシンプルで直感的
・ディスク再生が安定して速い
・コンパクトで静音性も優秀
・新モデルとしての安心感
BDP-S1700/Kの低評価ポイント:
・ネット動画サービスに一切対応していない
・LAN端子の使い道が分かりにくい
BDP-S1500の高評価ポイント:
・YouTube・Netflixなどがテレビで見られる
・価格が手頃でコスパが良い
・再生対応メディアが豊富
・音質・画質ともに満足できるレベル
BDP-S1500の低評価ポイント:
・動作レスポンスがやや遅め
・設計がやや古く、今後のサポートに不安あり
このように、BDP-S1700/Kは「シンプルに、ディスクをしっかり見たい人」に、BDP-S1500は「ストリーミングも楽しみたい人」にそれぞれ向いています。
購入を検討する際には、「自分が何を再生したいか」「どこまでの機能を求めるか」を明確にすることで、満足度の高い選択ができるでしょう。
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サイズとデザインの考察
コンパクトさのメリット
BDP-S1700/KおよびBDP-S1500の両モデルは、幅230mm×高さ39mm×奥行き194mmという非常にコンパクトなサイズが大きな特徴です。このサイズ感により、テレビ台の隅や狭い棚、AVラックの中など、限られたスペースにもすっきりと収めることが可能です。特に昨今のテレビ周辺機器は大型化しがちですが、これらのモデルであれば設置場所の自由度が高く、スペースを有効活用できます。
また、重さもわずか約0.8kgと非常に軽量なため、力の弱い方でも持ち運びが簡単です。たとえば、使用しないときは別の場所にしまっておく、旅行や帰省時に持っていくといった柔軟な使い方もできます。 一人暮らしのワンルームや書斎・寝室用のサブ機としても非常に適しており、「邪魔にならないサイズ感」として多くのユーザーから支持されています。
本体デザインレビュー
デザイン面に関しては、両モデルともソニーらしいシンプルで洗練された外観が特徴ですが、若干の違いがあります。
まずBDP-S1700/Kについては、ソニー公式情報にて「横幅約23cmのコンパクトさに加え、テレビ周辺にスマートに馴染み、インテリア性のある華麗な存在感を放つ」と紹介されています。外観はブラックを基調としたシックな印象で、前面パネルはなだらかに傾斜したデザインとなっており、モダンなテレビ周りにも違和感なく調和します。
一方、BDP-S1500はやや角ばった設計で、機能重視のシンプルなデザインが採用されています。前面パネルには最小限のボタン配置となっており、操作性と視認性を両立させた落ち着いた印象です。どちらも艶消し仕上げで、光の反射が少なく、指紋や汚れも目立ちにくいため、長期間きれいな状態を保ちやすい点でも好評です。
設置に必要なスペース
BDP-S1700/KおよびBDP-S1500はどちらもコンパクトですが、設置の際には最低でも幅25cm・奥行20cm程度のスペースを確保すると安心です。実寸は奥行き194mmですが、背面にはHDMI端子や電源ケーブル、LANケーブル(BDP-S1500)などが接続されるため、ケーブル分の余裕を考慮したスペースが必要です。
また、本体は縦置き非対応であり、通気性を保つためにも水平で平らな場所に設置することが推奨されています。放熱対策として、上下左右に少し空間を持たせた配置が望ましく、特に閉塞した棚の中に入れる場合は背面に通気スペースを確保しましょう。
加えて、軽量モデルゆえに滑り止めのあるマットやスタンドを利用すると安定性が向上します。リビング、寝室、書斎など、どんな環境でも邪魔にならず、省スペースで機能性を最大限に発揮できる点が、このシリーズの大きな魅力です。
保証とサポート情報
SONYの保証内容
SONY製品には通常1年間のメーカー保証が付いており、自然故障や初期不良などが対象になります。保証書と購入証明(レシートや納品書)を保管しておくことが重要です。また、SONYの延長保証サービス(有料)に加入することで、最大5年まで保証を延長することも可能です。
サポートを受ける方法
製品サポートは、SONY公式サイトやカスタマーサポート窓口を通じて受けることができます。公式サイトではFAQやマニュアルの閲覧、修理受付も可能です。また、マイソニーアカウントに製品登録することで、サポートをスムーズに受けることができます。電話やチャットでの対応も用意されており、初心者にも安心です。
購入後の問題への対処法
万が一、不具合やトラブルが発生した場合は、まずは取扱説明書のトラブルシューティングを確認しましょう。それでも解決しない場合は、SONY公式の修理受付に依頼するのが安心です。初期不良は購入店舗でも対応可能な場合があるため、購入後すぐの不具合は店舗へも相談すると良いでしょう。
まとめ
BDP-S1700/KとBDP-S1500は、いずれも高品質なブルーレイ・DVD再生が可能なSONYの人気モデルです。シンプルでディスク再生に特化したBDP-S1700/Kは、ネット機能を必要としないユーザーにおすすめ。一方で、ストリーミングサービスやネットワーク機能を使いたい方にはBDP-S1500が適しています。どちらもコンパクトで設置性に優れており、音質・映像品質にも定評があります。価格面ではBDP-S1500がやや安価で、コスパ重視の選択肢として魅力的です。使用目的や設置環境、機能の必要性を考慮して、自分に最適なモデルを選びましょう。
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