新しい洗濯機を選ぶ際、「どれを選んだらいいの?」「本当に違いがあるの?」と迷ってしまいますよね。特に東芝の人気モデル「ZABOON(ザブーン)」シリーズ、AW-12DP4とAW-12DPB5はどちらも優れた性能を持ち、見た目も似ているため、違いがわかりづらいものです。本記事では、この2モデルの違いをやさしく丁寧に解説し、どんな方にどちらのモデルが合っているのかをご紹介します。初心者の方でも安心して読める内容となっていますので、ぜひご覧ください。
目次
AW-12DP4とAW-12DPB5の基本仕様比較
項目 | AW-12DP4 | AW-12DPB5 |
---|---|---|
発売時期 | 2024年5月 | 2025年8月 |
価格(参考) | 約104,997円〜 | 約219,779円〜 |
カラー | ボルドーブラウン / グランホワイト | グランホワイト |
スマホ連携(アプリ) | 非対応 | 対応 |
洗浄機能 | ザブーンパル6 ざぶざぶザブーン水流 ざぶざぶザブーンシャワー |
ザブーンパル6+ ざぶざぶザブーン水流+ ざぶざぶザブーンシャワー+ |
シャワー流量 | 標準 | 約1.4倍強化 |
水流パワーボタン | あり | なし |
洗濯時間 | 約43分 | 約38分 |
運転音(洗い/脱水) | 約29dB / 約37dB | 約31dB / 約37dB |
清潔機能 | 槽洗浄・槽乾燥 自動おそうじ 槽洗浄めやすサイン |
上記に加え 新・糸くずフィルター |
使いやすさ | 標準投入口 / 標準操作パネル 香るおしゃれ着コース / スポーツウェアコース / 自動2度洗い |
ロー&ビッグ投入口 / バック操作パネル しわ軽減コース / 自動2度洗い |
ふろ水用給水ホース | 付属 | 別売り |
消費電力(洗濯時) | 540W | 640W |
消費電力量(洗濯時) | 約105Wh | 約102Wh |
外形寸法(mm) | 637×642×1051 | 637×649×1098 |
質量 | 約50kg | 約52kg |
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AW-12DP4のスペックと寸法
AW-12DP4は、2024年5月に発売された東芝の全自動洗濯機「ZABOON」シリーズのスタンダードモデルです。洗濯・脱水容量は12kgで、家族4人分の洗濯物をしっかりとこなせるサイズ感。カラーは「ボルドーブラウン」と「グランホワイト」の2色展開で、インテリアに合わせて選べます。外形寸法は637×642×1051mm、質量は約50kgと、比較的設置しやすいサイズなのもポイント。ボディ幅は590mmで、防水パンは奥行550mm以上に対応しています。
AW-12DPB5のスペックと寸法
AW-12DPB5は、2025年8月発売の新モデルで、AW-12DP4の上位機種にあたります。カラーは「グランホワイト」一色のみですが、デザインはよりモダンで高級感があります。寸法は637×649×1098mm、質量は約52kgと少し大きくなっていますが、その分機能性も強化されています。特にスマホ連携や、クリアウィンドウの視認性など、利便性の面でも優れているのが特長です。
両モデルのサイズ・質量比較
サイズの違いはわずかですが、高さはAW-12DPB5が約47mm高く、奥行も7mmほど深くなっています。重量は2kgの差ですが、設置時の取り回しに関わってくるため要注意です。どちらも590mmのスリムボディ幅で、防水パン(奥行内寸550mm以上)にも対応している点は共通しており、一般的な家庭での設置に支障はありません。
洗浄機能の違いを探る
AW-12DP4の洗浄技術と特長
AW-12DP4は「ザブーンパル6」と呼ばれる水流ユニットを搭載し、抗菌ウルトラファインバブル洗浄Wによって繊維の奥まできれいに洗い上げます。さらにAg+抗菌水や、おしゃれ着トレーといった繊細な衣類にも配慮した洗浄機能も魅力です。また、「水流パワーボタン」が搭載されており、汚れ具合に応じて洗浄力を一時的に強めることが可能です。洗濯時間は約43分で、十分な洗浄力と時間のバランスが取れたモデルです。
AW-12DPB5のバブル洗浄機能
AW-12DPB5はAW-12DP4の機能をさらに進化させ、「ザブーンパル6+」「ざぶざぶザブーン水流+」「ざぶざぶザブーンシャワー+」という強化された水流技術を採用しています。さらに、シャワーの流量はAW-12DP4の約1.4倍で、よりすばやくしっかりと洗浄が可能。洗濯時間も約38分と短縮されており、忙しい毎日にぴったりのモデルです。
槽洗浄の効果と清掃頻度
両モデルともに、ヒーターレスの「槽洗浄/槽乾燥」コースを搭載しており、ドラム内のカビや菌の繁殖を抑える仕様となっています。また、自動おそうじ機能と「槽洗浄めやすサイン」があるため、お掃除のタイミングを見逃す心配もありません。ただし、AW-12DPB5には新たに「新・糸くずフィルター」が追加されており、フィルター掃除の手間が軽減されています。衛生面を重視する方にはAW-12DPB5がよりおすすめです。
使用感と口コミの総合比較
AW-12DP4の使用実績とユーザーレビュー
AW-12DP4は発売から1年以上が経過しており、実際に使っている方の口コミも多く集まっています。特に多く見られるのが「大容量で洗濯が一気に終わるのが便利」「ファインバブル洗浄で汚れ落ちが良い」といった評価です。一方で、「音がやや気になる」という声もありましたが、洗い時の運転音は約29dBと図書館並みの静かさです。また、スポーツウェアやおしゃれ着コースがある点も好評で、家族構成やライフスタイルに合わせて選べる柔軟性があります。
AW-12DPB5の口コミと評価
AW-12DPB5は2025年8月に発売されたばかりの最新モデルですが、すでに高評価が集まりつつあります。「スマホ連携が便利で、外出先から操作できる」「見た目がスタイリッシュでかっこいい」といった声があり、機能面・デザイン面の両方で満足度が高いです。洗濯時間の短縮や強化された水流機能により、共働き家庭や時間を有効に使いたい方にも好評です。清潔機能が強化された点も、衛生面を重視する方から支持されています。
洗濯機としての便利さを比較
便利さの面で比較すると、AW-12DP4は「シンプルで必要十分な使いやすさ」が特長です。例えば、投入口は「標準タイプ」で、操作パネルも直感的な「標準操作パネル」を採用しており、誰でもすぐに使いこなせます。コース面でも「自動2度洗いコース」「香るおしゃれ着コース」「スポーツウェアコース」など、日常の洗濯ニーズをしっかりカバー。衣類の種類が多いご家庭や、こまめに洗濯する方に適した構成となっています。
一方で、AW-12DPB5は「快適性と省力化」を徹底的に追求しています。「ロー&ビッグ投入口」により、かがまずに洗濯物の出し入れができるのは毎日の家事でうれしいポイント。また「バック操作パネル」は、手前にかぶさる操作部分がなく、見やすく押しやすい設計です。さらに「しわ軽減コース」や「スマホ連携機能」により、洗濯の手間を最小限に抑える工夫が施されています。
また見逃しがちなポイントとして、ふろ水ポンプ用のホースがAW-12DP4には標準付属されているのに対し、AW-12DPB5は別売となっています。ふろ水を活用して節水をしたい方にとっては、AW-12DP4の方が購入後すぐに使えて便利です。AW-12DPB5でもふろ水ポンプ自体は対応していますが、ホースを別途用意する必要がある点は注意が必要です。
このように、AW-12DP4は「すぐ使える実用性と安心感」、AW-12DPB5は「先進機能による効率化と快適性」が強みとなっており、どちらが便利かはライフスタイルや求める洗濯体験によって異なります。
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価格とコストパフォーマンス
AW-12DP4の価格と価値
AW-12DP4の販売価格はおおよそ104,997円〜と比較的手頃で、コストパフォーマンスに優れたモデルです。高機能ながらも価格が抑えられているため、初めて大型洗濯機を購入される方や、買い替えを検討しているご家庭にぴったり。長期間使える耐久性や、洗濯時間・容量のバランスも良く、コスト以上の価値を感じられるモデルです。
AW-12DPB5の市場価格
AW-12DPB5の価格は219,779円〜と、AW-12DP4の倍以上となっています。その分、スマホ連携やシャワー流量の強化、清潔機能の向上など、プレミアムな機能が備わっており、最新家電としての魅力が詰まっています。洗濯時間の短縮やスマート操作など、「時短」「効率化」にこだわる方にとっては、価格に見合った価値があるでしょう。
長期使用時のコストを考える
両モデルの消費電力量は、AW-12DP4が約105Wh、AW-12DPB5が約102Whと大きな差はありません。節水機能やecoモード、ふろ水ポンプの搭載も共通しています(ふろ水ポンプ用ホースの付属の有無はある)。ただし、AW-12DPB5は消費電力がやや高め(640W)なため、電気代の面ではAW-12DP4の方が若干有利と言えます。とはいえ、AW-12DPB5の時短効果や清潔性、操作性の快適さを長い目で見ると、生活全体の効率アップという点で十分に元は取れるでしょう。
操作と機能性について
AW-12DP4の操作パネルと機能
AW-12DP4は、直感的に操作できる標準タイプの操作パネルを採用しています。ボタンや表示が見やすく、洗濯機に不慣れな方でも迷わず使える点が魅力です。機能面では、「自動2度洗いコース」(AW-12DPB5と共通)「香るおしゃれ着コース」「スポーツウェアコース」など、多彩な洗濯コースを搭載。特に香るおしゃれ着コースは、柔軟剤の香りをしっかり残したい方に好評です。シンプルながらも機能が充実しており、日常的な洗濯に十分対応できます。
AW-12DPB5の便利な操作性
AW-12DPB5では、より現代的でスマートな操作性が追求されています。バック操作パネルを採用し、洗濯機の正面から手を伸ばさずに操作が可能です。また、「スマートフォン連携機能(アプリ対応)」により、外出先から洗濯の予約や確認ができるのが大きな強み。さらに、ロー&ビッグ投入口は洗濯物の出し入れがしやすく、使う人の負担を軽減してくれます。忙しい方や家電のデジタル機能を活用したい方にはぴったりの仕様です。
性能の向上点とユーザーの声
AW-12DPB5はAW-12DP4と比べて、細かな部分まで使いやすさが向上しています。たとえば、洗濯時間の短縮やしわ軽減コースの追加、新・糸くずフィルターなど、「あったら嬉しい機能」がしっかり搭載されています。事前の口コミ予測でも「操作がとても簡単」「アプリで管理できるのが便利」といった評価が目立ちます。AW-12DP4は「誰にでも使いやすい安定モデル」、AW-12DPB5は「進化した使い勝手で満足感が高いモデル」と、それぞれの良さがユーザーの声からも伝わってきます。
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騒音レベルと設置条件に関する考察
AW-12DP4の騒音レベル
AW-12DP4は、運転音に配慮した設計で、「洗い」時の騒音は約29dBと非常に静かです。これは図書館の中と同じくらいの静けさで、夜間の使用や小さなお子さんがいる家庭でも安心。また、「脱水」時は約37dBとやや音は出ますが、それでも他機種と比較しても静音性は高い部類に入ります。静かに洗濯をしたい方や、集合住宅にお住まいの方にもおすすめです。
AW-12DPB5の静音設計
AW-12DPB5は、洗い時の運転音が約31dBと、AW-12DP4よりわずかに高い数値ですが、それでも非常に静かです。脱水時の騒音はどちらも約37dBで同等。AW-12DPB5は強化された水流機能を備えながらも、静音性を維持している点が評価されています。洗濯時間の短縮により、稼働時間そのものが短いため、トータルの騒音を感じにくいという利点もあります。
設置時の配慮が必要な条件
両モデルともにスリムボディ幅(590mm)を採用しており、設置しやすいサイズ感となっています。また、排水ホースは左・右・後方の3方向に対応しているため、レイアウトの自由度も高いです。設置可能な防水パンの条件も「奥行内寸550mm以上」と、一般的な家庭であればほとんど問題ありません。ただし、AW-12DPB5は高さが1098mmとやや高めなので、設置場所の上部にスペースがあるか確認しておくと安心です。
購入の際のポイントと注意点
AW-12DP4とAW-12DPB5購入のヒント
どちらのモデルを選ぶべきか迷ったときは、ご自身の生活スタイルや洗濯頻度を基準に考えることが大切です。AW-12DP4は価格が手頃で、基本機能がしっかり備わっているため、コストを重視する方や初めて大型洗濯機を購入する方にぴったり。一方、AW-12DPB5はスマホ連携機能や時短洗濯、利便性の向上が魅力で、日々の洗濯を「より快適にしたい」と考える方におすすめです。
また、設置スペースや搬入経路の確認も忘れずに。AW-12DPB5は高さが高めなため、収納棚やカバー付き洗濯機スペースのあるお宅では、上部に十分な空間があるか事前に確認しておきましょう。
どちらを選ぶべきかのガイドライン
選び方のポイントを簡単にまとめると、以下のようになります。
* 価格を抑えて基本機能を重視するならAW-12DP4
* 最新機能と使いやすさを求めるならAW-12DPB5
* 洗濯時間や操作性を重要視する方はAW-12DPB5
* 特別なコース(スポーツウェア、香る仕上がり)を使いたい方はAW-12DP4
つまり、AW-12DP4は「機能と価格のバランス型」、AW-12DPB5は「快適性重視の上位モデル」といえます。生活の中で何を優先したいかを明確にすると、選びやすくなりますよ。
最適な選択肢を見つけるためのチェックリスト
最後に、購入時に役立つチェックリストをご紹介します。以下の項目を確認しておくことで、後悔のない買い物ができます。
* ✅ 設置スペースの寸法(高さ・幅・奥行)に問題はないか
* ✅ 洗濯機の使いやすさ(操作パネルや投入口の形状)は自分に合っているか
* ✅ 洗濯物の量や頻度はどれくらいか
* ✅ スマホ連携機能など、便利機能を重視するかどうか
* ✅ 音の静かさは生活環境に合っているか
* ✅ 長く使う上での清掃のしやすさやメンテナンスの手間
これらのチェックポイントを確認しながら、ご自身のライフスタイルにぴったり合った洗濯機を選んでくださいね。
まとめ
AW-12DP4とAW-12DPB5は、どちらも東芝の全自動洗濯機「ZABOON」シリーズの高性能モデルです。それぞれに強みがあり、AW-12DP4はコスト重視・多機能なバランス型、AW-12DPB5は利便性と時短機能を重視したプレミアムモデルとして位置付けられます。
設置スペースや家族構成、洗濯頻度、そして日々のライフスタイルに合わせて選ぶことで、洗濯がもっと快適でラクになるはずです。本記事では、両モデルのサイズ・洗浄機能・使いやすさ・価格・騒音レベルなど、多角的に比較しました。どちらを選んでも失敗はありませんが、「何を重視したいか」を明確にすることで、より満足度の高い買い物につながります。
これから洗濯機を新調しようとお考えの方にとって、この記事が少しでも参考になれば幸いです。ぜひ、ご自宅にぴったりな1台を見つけてくださいね。
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