
シャープの加湿空気清浄機「KI-WX100」と「KI-UX100」。
KI-WX100は2026年モデル、KI-UX100は2025年モデルですが、「新型になって何が変わったの?」「型落ちのKI-UX100でも十分?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、最大加湿量や最大風量、本体サイズなどには共通点が多い一方、KI-WX100では統合AIサービス「NIAH」への対応や「AI AUTO」モード、集じんフィルターの変更、ペットとの暮らしに配慮した機能などが追加されています。
そのため、新しいAI機能やnanoHDフィルター、ペット関連の機能を重視するならKI-WX100、共通する基本性能を重視しながら価格を抑えたいならKI-UX100が選択肢になります。
この記事では、シャープの公式情報をもとにKI-WX100とKI-UX100の違いを比較し、それぞれどんな人におすすめなのかをわかりやすく解説します。
目次
KI-WX100とKI-UX100の違いは?まず結論
KI-WX100とKI-UX100の主な機能・仕様の違いは、次の4つです。
- KI-WX100は統合AIサービス「NIAH」に対応
- KI-WX100は「AI AUTO」モードと「nanoHDフィルター」を採用
- KI-WX100では浮遊イヌ・ネコ由来アレル物質の作用抑制効果を新たに実証
- KI-WX100は苦み成分を配合した電源コードを採用
このほか、KI-WX100は2026年モデル、KI-UX100は2025年モデルなので、発売時期や販売価格にも違いがあります。
一方、最大風量10m³/分、最大加湿量1,100mL/h、プラズマクラスターNEXT、本体サイズなど、基本仕様には共通する部分が多くあります。
つまり、KI-WX100はすべての基本性能が大きく変わったというより、AIによる空気清浄や集じんフィルター、ペットとの暮らしに配慮した機能などが追加・変更されたモデルと考えると違いがわかりやすいでしょう。
選び方を簡単にまとめると、
新しいAI機能やnanoHDフィルター、ペット関連の新機能を重視するならKI-WX100。
共通する基本性能を重視し、価格を抑えたいならKI-UX100。
という選び方ができます。
新モデルKI-WX100はこちらです。
型落ちモデルKI-UX100はこちらです。
KI-WX100とKI-UX100の違いを比較表でチェック
まずは、KI-WX100とKI-UX100の主な違いを表で比較してみましょう。
| 比較項目 | KI-WX100 | KI-UX100 |
|---|---|---|
| モデル | 2026年モデル | 2025年モデル |
| NIAH | 対応 | - |
| AI AUTO | 対応 | - |
| 集じんフィルター | nanoHDフィルター | 静電HEPAフィルター |
| 浮遊イヌ・ネコ由来アレル物質 | 作用抑制効果を新たに実証 | 同効果の記載なし |
| 電源コード | 苦み成分を配合 | 通常仕様 |
| プラズマクラスター | プラズマクラスターNEXT | プラズマクラスターNEXT |
| 最大風量 | 10m³/分 | 10m³/分 |
| 最大加湿量 | 1,100mL/h | 1,100mL/h |
| 加湿適用床面積 | プレハブ洋室 ~31畳 木造和室 ~19畳 |
プレハブ洋室 ~31畳 木造和室 ~19畳 |
| 水タンク容量 | 約4.3L | 約4.3L |
| 本体サイズ | 幅427×奥行305×高さ700mm | 幅427×奥行305×高さ700mm |
| 質量 | 約14kg | 約14kg |
| カラー | グレー系 | グレー系 |
こうして比較すると、最大風量や最大加湿量、サイズ・重さといった基本仕様には共通点が多いことがわかります。
大きなポイントになるのは、NIAHやAI AUTO、集じんフィルター、ペット関連の機能です。
なお、空気清浄適用床面積の数字を比較するときは注意が必要です。
KI-UX100は「~46畳」ですが、KI-WX100では「~28畳(~46畳)」と表記されています。
一見すると新型のKI-WX100の性能が下がったように見えますが、KI-WX100では2026年モデルから日本電機工業会規格JEM1467:2026による表示が採用されています。
KI-WX100の「~28畳」はJEM1467:2026による数値で、カッコ内の「~46畳」は従来のJEM1467:2015による数値です。
そのため、「新型になって46畳から28畳に性能が低下した」と単純に判断しないようにしましょう。
KI-WX100とKI-UX100の違いを詳しく解説
ここからは、KI-WX100とKI-UX100の4つの違いを詳しく見ていきます。
違い① KI-WX100は統合AIサービス「NIAH」に対応
新型KI-WX100の大きな特徴が、シャープの統合AIサービス「NIAH(ニア)」への対応です。
NIAHは、花粉やニオイ、ペットの飼育状況など、あらかじめ登録した暮らしの関心ごとや空気清浄機の運転状況などをもとに、ユーザーに合わせた情報を提供するサービスです。
KI-WX100では、NIAHが生成した空気ケアのポイントや空気清浄機の働きなどを、1日3回、本体から音声で知らせます。
空気の汚れは目で確認しにくいため、空気清浄機がどのように働いているのかをよりわかりやすく知りたい方には便利な機能でしょう。
NIAHは2026年9月30日からサービス開始予定です。
利用にはインターネット環境やCOCORO MEMBERSへの会員登録、スマートフォンアプリ「COCORO HOME」への対象機器の登録などが必要です。
NIAHの基本機能は無料で利用できますが、AIとの対話回数を増やすなど、一部の機能を利用できる有料プランも用意されています。
一方、こうしたAIサービスをあまり使わない方にとっては、NIAHへの対応だけを理由にKI-WX100を選ぶ必要性は低くなります。
違い② KI-WX100は「AI AUTO」と「nanoHDフィルター」を採用
空気清浄に関する大きな変更が、AI AUTOモードとnanoHDフィルターです。
KI-WX100のAI AUTOモードは、室内の粒子数を算出し、11段階で細かく風量を制御します。
シャープでは、独自の試験条件においてクリーンルーム規格Class8レベルの空気環境を目指す運転としています。
ただし、これは密閉された試験空間で確認された結果であり、実際の部屋で同じ状態になることを保証するものではありません。
集じんフィルターも変更されています。
KI-UX100は静電HEPAフィルターですが、KI-WX100ではnanoHDフィルターが採用されました。
シャープによると、nanoHDフィルターは0.003μmの超微細粒子を99.9%以上捕集するとされています。
ただし、これはフィルター単体での除去性能であり、部屋全体で同じ除去効果が得られるという意味ではありません。
どちらの集じんフィルターも交換目安は約10年です。
KI-UX100も最大風量10m³/分のモデルなので、単純に「新型だから空気清浄性能がすべて上」と考えるのではなく、AI AUTOや新しいフィルターに魅力を感じるかで判断するとよいでしょう。
違い③ KI-WX100では浮遊イヌ・ネコ由来アレル物質への効果を新たに実証
ペットと暮らしている方が注目したいのが、浮遊するイヌ・ネコ由来アレル物質への対応です。
KI-WX100はプラズマクラスターNEXTを搭載し、浮遊イヌ・ネコ由来アレル物質の作用を抑制する効果が新たに実証されています。
シャープの試験では、約7畳の試験空間で、浮遊イヌ由来アレル物質は約36分後、浮遊ネコ由来アレル物質は約34分後に効果が確認されています。
ただし、これは決められた条件下での試験結果ですので、実際の使用環境で同じ結果を保証するものではありません。
また、「KI-UX100ではペット対策ができない」という意味ではありません。
KI-UX100にもプラズマクラスターNEXTが搭載され、ペットの毛・フケのフィルター捕集やペット臭の脱臭などに対応しています。
今回のポイントは、KI-WX100で浮遊イヌ・ネコ由来アレル物質の作用抑制効果が新たに実証されたということです。
ペットと暮らしていて、この点を重視したい方はKI-WX100を検討しやすいでしょう。
違い④ KI-WX100はペットのいたずらに配慮した電源コードを採用
もうひとつ、ペットとの暮らしに配慮した変更があります。
KI-WX100では、苦み成分を配合した電源コードが新たに採用されています。
犬や猫などによる電源コードへの噛みつきなどのいたずらを抑えるための工夫です。
空気清浄性能そのものに関係する機能ではありませんが、ペットがいる家庭ではうれしい変更点ですね。
ただし、噛みつきを完全に防止する機能ではないため、ペットがコードを噛まないよう設置場所にも配慮しましょう。
KI-WX100とKI-UX100の発売時期と価格の違い
機能以外で購入時に大きなポイントになるのが、発売時期と価格です。
KI-WX100は2026年9月10日発売の新モデルです。
一方、KI-UX100は1世代前の2025年モデルです。
家電は新モデルの発売後に旧モデルの実売価格が下がることがあるため、購入するタイミングによってはKI-UX100のほうが安く購入できる可能性があります。
しかも、最大風量10m³/分、最大加湿量1,100mL/h、プラズマクラスターNEXT、本体サイズなど、多くの基本仕様は共通しています。
そのため、
「NIAHはなくてもいい」
「AI AUTOやnanoHDフィルターにこだわらない」
「ペット向けの新しい機能も必要ない」
という方なら、KI-UX100の価格が下がっている場合は魅力的な選択肢になります。
反対に、NIAHやAI AUTOなどの新機能を重視する方は、実際の価格差を確認したうえでKI-WX100を選ぶとよいでしょう。
価格は販売店や時期によって変動します。
「旧モデルだから必ず安い」とは限らないため、購入時には両モデルの最新価格を比較してください。
KI-WX100とKI-UX100の共通点
KI-WX100とKI-UX100は、新旧モデルながら基本仕様には多くの共通点があります。
| 共通項目 | 仕様 |
|---|---|
| プラズマクラスター | プラズマクラスターNEXT |
| プラズマクラスター適用床面積 | 約23畳 |
| 最大風量 | 10m³/分 |
| 最大加湿量 | 1,100mL/h |
| 加湿適用床面積 | プレハブ洋室 ~31畳 木造和室 ~19畳 |
| 水タンク容量 | 約4.3L |
| 本体サイズ | 幅427×奥行305×高さ700mm |
| 質量 | 約14kg |
| AIモニター | 搭載 |
| COCORO AIR | 対応 |
特に最大加湿量はどちらも1,100mL/hで、加湿適用床面積もプレハブ洋室~31畳、木造和室~19畳と同じです。
また、どちらもプラズマクラスターNEXTを搭載し、プラズマクラスター適用床面積の目安は約23畳です。
本体サイズや重さも同じなので、KI-WX100になってコンパクトになったり軽量化されたりしたわけではありません。
新型だから基本仕様がすべて大幅に向上したというより、共通する基本性能を残しながら、AIやフィルター、ペット関連の機能に違いが加わったと考えると選びやすいでしょう。
KI-WX100とKI-UX100はどっちがおすすめ?
ここまでの違いを踏まえて、それぞれどんな人に向いているのかをまとめます。
KI-WX100がおすすめな人
KI-WX100がおすすめなのは、次のような人です。
- 最新モデルを選びたい
- 統合AIサービス「NIAH」を活用したい
- AI AUTOを使いたい
- nanoHDフィルターを重視したい
- 犬や猫と暮らしている
- ペット由来の浮遊アレル物質への対策を重視したい
- 苦み成分配合の電源コードに魅力を感じる
KI-WX100の魅力は、AIを活用した空気清浄と、ペットとの暮らしに配慮した機能が強化されていることです。
特にNIAHやAI AUTOを活用したい方にとっては、KI-UX100にはない新モデルならではのメリットがあります。
一方、最大風量や最大加湿量、本体サイズなどには共通点があります。
新機能にどのくらい魅力を感じるかと、実際の価格差を比べて判断するとよいでしょう。
新しい機能を重視するならKI-WX100をチェックしてみてください。
KI-UX100がおすすめな人
KI-UX100がおすすめなのは、次のような人です。
- できるだけ価格を抑えたい
- NIAHやAI AUTOは必要ない
- 静電HEPAフィルターで問題ない
- 最大風量や加湿性能などの基本仕様を重視したい
- 最新モデルであることにこだわらない
KI-UX100は旧モデルですが、プラズマクラスターNEXT、最大風量10m³/分、最大加湿量1,100mL/hなど、KI-WX100と共通する部分が多くあります。
そのため、新しく追加された機能を必要としないなら、価格次第ではKI-UX100が魅力的です。
ただし、旧モデルは在庫が少なくなると価格が上がる場合もあります。
「型落ち=必ず安い」と考えず、購入前にKI-WX100との実売価格を比較して選びましょう。
KI-UX100の最新価格はこちらから確認できます。
KI-WX100とKI-UX100の違いについてよくある質問
KI-WX100の空気清浄適用床面積が28畳になったのは性能が下がったから?
「46畳から28畳になったから性能が下がった」と単純に比較することはできません。
KI-WX100では、新しいJEM1467:2026による空気清浄適用床面積が~28畳、従来のJEM1467:2015による数値が~46畳と併記されています。
一方、KI-UX100は従来規格による~46畳という表示です。
適用床面積を比較するときは、算出に使われている規格が異なることに注意しましょう。
KI-WX100とKI-UX100で加湿性能に違いはある?
最大加湿量はどちらも1,100mL/hです。
加湿適用床面積も、プレハブ洋室~31畳、木造和室~19畳で共通しています。
加湿性能を重視している場合は、この部分だけで新旧を選ぶ必要性は低いでしょう。
KI-UX100は型落ちでも買って大丈夫?
新しく追加された機能を必要としない方なら、十分検討できるモデルです。
プラズマクラスターNEXTや最大風量10m³/分、最大加湿量1,100mL/hなど、KI-WX100と共通する基本仕様が多くあります。
KI-WX100との価格差が大きい場合は、KI-UX100を選ぶメリットも大きくなります。
ただし、型落ちモデルは在庫状況によって価格が変動しやすいため、購入時の価格を確認しましょう。
犬や猫がいるならKI-WX100がおすすめ?
ペット関連の新しい機能を重視するなら、KI-WX100のほうが選びやすいでしょう。
KI-WX100では浮遊イヌ・ネコ由来アレル物質の作用抑制効果が新たに実証され、ペットによる噛みつきなどのいたずらを抑えるため、苦み成分を配合した電源コードも採用されています。
ただし、KI-UX100にもプラズマクラスターNEXTが搭載され、ペットの毛・フケのフィルター捕集やペット臭の脱臭などに対応しています。
ペットがいるから必ずKI-WX100というわけではなく、新しく追加されたペット関連の機能をどこまで重視するかで選ぶとよいでしょう。
KI-WX100とKI-UX100の違いまとめ
KI-WX100とKI-UX100を比較すると、最大風量や最大加湿量、本体サイズといった基本仕様には多くの共通点があります。
主な機能・仕様の違いは、
- KI-WX100は統合AIサービス「NIAH」に対応
- KI-WX100はAI AUTOとnanoHDフィルターを採用
- KI-WX100では浮遊イヌ・ネコ由来アレル物質の作用抑制効果を新たに実証
- KI-WX100は苦み成分を配合した電源コードを採用
という4点です。
さらに、KI-WX100は2026年モデル、KI-UX100は2025年モデルなので、発売時期や実売価格にも違いがあります。
そのため、最新のAI機能や新しいフィルター、ペットとの暮らしに配慮した新機能を重視するならKI-WX100が向いています。
一方、NIAHやAI AUTOなどの新機能を必要とせず、価格と基本性能のバランスを重視するならKI-UX100が選択肢になります。
旧モデルだから基本性能が大きく劣るわけではありません。
「新しく追加された機能に価格差を払う価値を感じるか」を基準にすると、どちらを選べばよいか判断しやすいでしょう。
最後に両モデルの最新価格を比較して、自分に合うほうを選んでみてください。
新しいAI機能やペット関連の機能を重視するならKI-WX100。
価格と基本性能のバランスを重視するならKI-UX100。










