
エプソンの家庭向けプリンター「EP-889A」と「EP-887A」。新型と旧型でどんな違いがあるのか、どちらを購入したほうがよいのか迷いますよね。
比較すると、主な違いはWi-Fi規格、SDカードスロット、付属品、本体重量です。
一方、6色インクや写真印刷の速度・コストなど、基本的な印刷性能は共通しています。
この記事では、EP-889AとEP-887Aの違いを比較し、それぞれどんな人におすすめなのかをわかりやすく紹介します。
目次
EP-889AとEP-887Aはどっちがおすすめ?先に結論
EP-889AとEP-887Aで迷ったら、5GHz帯のWi-Fiを利用したいならEP-889A、SDカードからの直接印刷や価格の安さを重視するならEP-887Aがおすすめです。
新型EP-889AはWi-Fi 5に対応し、5GHz帯の無線LANを利用できます。
一方、旧型EP-887AにはSDカードスロットがあり、ディスクトレイやソフトウェアディスクも付属しています。
写真印刷の基本性能は共通しているため、旧型を安く購入できるなら、EP-887Aも十分に魅力的な選択肢です。
EP-889Aがおすすめな人
- 5GHz帯のWi-Fiを利用したい人
- 新しいモデルを選びたい人
- SDカードからの直接印刷が不要な人
- 新旧の価格差が小さいなら新型を選びたい人
EP-887Aがおすすめな人
- 基本的な印刷性能が同じなら価格を抑えたい人
- SDカードを本体に直接差し込んで写真を印刷したい人
- CD・DVDなどのレーベル印刷を利用する人
- Wi-Fi 5への対応にこだわらない人
ただし、旧型EP-887Aが必ず安いとは限りません。購入するときは、両モデルの最新価格と在庫状況を比較しましょう。
▼新型EP-889Aの価格をチェック
▼旧型EP-887Aの価格をチェック
EP-889AとEP-887Aの違いを比較表でチェック
EP-889AとEP-887Aの主な違いと共通点を比較表にまとめました。
| 比較項目 | EP-889A(新型) | EP-887A(旧型) |
|---|---|---|
| 発売日 | 2026年10月29日予定 | 2024年10月18日 |
| Wi-Fi規格 | Wi-Fi 5(2.4GHz・5GHz帯対応) | Wi-Fi 4(2.4GHz帯対応) |
| SDカードスロット | なし | あり |
| ディスクトレイ | 別売り | 付属 |
| ソフトウェアディスク | 付属なし | 付属 |
| 本体重量 | 約6.6kg | 約6.7kg |
| 本体サイズ(収納時) | 349×340×142mm | 349×340×142mm |
| インク | 6色染料(カニ) | 6色染料(カニ) |
| L判写真印刷速度 | 約13秒 | 約13秒 |
| L判写真印刷コスト | 約26.2円 | 約26.2円 |
| A4カラー文書インクコスト | 約14.8円 | 約14.8円 |
| 自動両面印刷 | 対応 | 対応 |
| コピー・スキャン | 対応 | 対応 |
| 前面給紙 | 2段 | 2段 |
※重量は本体のみの公称値です。L判写真印刷コストは増量インクと写真用紙〈光沢〉を使用した場合のインク・用紙合計コスト(税込)、A4カラー文書は増量インク使用時のインクコスト(税込)です。いずれもメーカー所定の条件による目安です。
比較表を見ると、新型EP-889AはWi-Fi規格が新しくなった一方、旧型EP-887AにはSDカードスロットや付属品の面でメリットがあることがわかります。
また、本体重量は新型が約100g軽くなっていますが、サイズは同じです。
写真印刷や文書印刷の基本性能に大きな仕様差はないため、必要な機能と価格差で選ぶのがよいでしょう。
EP-889AとEP-887Aの主な違いを詳しく比較
ここからは、それぞれの違いが実際の使い方にどう影響するのかを見ていきましょう。
違い① Wi-Fi規格はEP-889Aのほうが新しい
EP-889AはWi-Fi 5に対応しているのに対し、EP-887AはWi-Fi 4に対応しています。
大きな違いは、EP-889Aが5GHz帯のWi-Fiを利用できることです。
5GHz帯は、2.4GHz帯に比べて家電製品などとの電波干渉を受けにくい場合があります。
そのため、自宅で5GHz帯のWi-Fiを利用している方には、EP-889Aが選択肢になります。
ただし、5GHz帯は壁などの障害物の影響を受けやすい面もあり、必ず通信が安定するとは限りません。
また、Wi-Fi規格が新しくなっても、プリンター自体の印刷速度が必ず速くなるわけではありません。
なお、スマートフォンが5GHz帯のWi-Fiにつながっていても、EP-887Aで印刷できないとは限りません。
スマートフォンとプリンターが同じ家庭内ネットワークで通信できる環境なら、スマートフォンは5GHz帯、プリンターは2.4GHz帯を使用していても印刷できる場合があります。
5GHz帯でプリンターを直接Wi-Fi接続したいならEP-889A、従来の2.4GHz帯で十分ならEP-887Aでもよいでしょう。
違い② SDカードスロットはEP-887Aのみ搭載
EP-887AにはSDカードスロットがありますが、新型EP-889Aには搭載されていません。
EP-887Aなら、対応するSDカードを本体に差し込み、デジタルカメラで撮影した写真をパソコンを使わずに印刷できます。
一方、EP-889AではSDカードを本体に直接差し込むことはできません。
そのため、SDカードから写真を直接印刷する使い方をしている方は注意が必要です。
ただし、スマートフォンやパソコンから印刷することが中心なら、SDカードスロットがなくても困らない場合が多いでしょう。
デジタルカメラのSDカードから直接印刷したい方には、EP-887Aがおすすめです。
なお、EP-887Aで使用できるSDカードにも種類や容量の制限があるため、購入前に対応条件を確認しておきましょう。
違い③ ディスクトレイとソフトウェアディスクの付属状況
EP-889AとEP-887Aでは、付属品にも違いがあります。
EP-887Aにはディスクトレイが付属していますが、EP-889Aでは別売りです。
どちらも対応する印刷用ディスクのレーベル印刷ができますが、EP-889Aでは対応トレイを別途購入する必要があります。
そのため、CD・DVDなどのレーベル印刷を利用する方は、トレイの追加費用も含めて比較しましょう。
また、パソコン用のドライバーなどを収録したソフトウェアディスクも、EP-887Aには付属していますが、EP-889Aには付属していません。
EP-889Aのドライバーはエプソン公式サイトからダウンロードできるため、インターネットを利用できる環境なら、通常はディスクがなくてもセットアップできます。
ただし、インターネットに接続できないパソコンで使用する場合は、事前にインストール方法を確認しておきましょう。
写真や文書の印刷が中心なら大きな違いではありませんが、ディスク印刷や付属のソフトウェアディスクを利用したい方には、EP-887Aのほうが便利です。
違い④ 本体重量はEP-889Aが約100g軽い
本体重量は、EP-889Aが約6.6kg、EP-887Aが約6.7kgです。
新型EP-889Aのほうが約100g軽くなっていますが、大きな差ではありません。
また、本体サイズはどちらも収納時で349×340×142mm、使用時で349×527×184mmと同じです。
そのため、設置スペースや重量の違いを購入の決め手にする必要はほとんどないでしょう。
ただし、使用時には奥行きが大きくなるため、プリンターを置く場所には余裕を持たせておくと安心です。
違い⑤ 本体価格と販売状況
EP-889AとEP-887Aを選ぶうえで、特に重要なのが購入時の価格差です。
両モデルともメーカー希望小売価格はオープンプライスで、実際の販売価格は店舗によって異なります。
写真印刷や文書印刷の基本性能が共通しているため、EP-887Aを十分に安く購入できるなら、旧型を選ぶメリットがあります。
一方、価格差が小さい場合は、Wi-Fi 5に対応したEP-889Aを選ぶのもよいでしょう。
ただし、EP-887Aは旧型なので、販売店の在庫状況によっては価格が高くなることもあります。
ネットショップでは、新品か中古品か、保証が付いているかも確認しておきましょう。
また、EP-889Aは2026年10月29日発売予定のため、発売前の予約価格と発売後の価格が変わる可能性もあります。
価格だけでなく、必要な機能や付属品まで含めて比較することが大切です。
EP-889AとEP-887Aに共通する機能・性能
EP-889AとEP-887Aは、違いがある一方で、家庭でよく使う印刷機能は共通しています。
旧型でも十分かどうか判断するために、主な共通点を確認しておきましょう。
6色インクと写真印刷の性能・コスト
EP-889AとEP-887Aは、どちらもエプソンの「カニ」シリーズの6色染料インクを採用しています。
ブラック、シアン、マゼンタ、イエローに、ライトシアンとライトマゼンタを加えた6色構成です。
染料インクは写真の色を鮮やかに表現しやすく、家族写真や旅行の写真などを自宅で印刷したい方に向いています。
公式仕様では、L判写真の印刷速度はどちらも約13秒、増量インク使用時の印刷コストは約26.2円です。
また、A4カラー文書のインクコストも、増量インク使用時でどちらも約14.8円です。
そのため、メーカー公称値を見る限り、EP-889Aを選んだからといって印刷速度が速くなったり、インク代が安くなったりするわけではありません。
ただし、これらはメーカー所定の条件による数値であり、実際の印刷時間やインク消費量は使用状況によって変わります。
また、同じインク構成や公称速度だからといって、実際の写真の仕上がりが完全に同じとまでは断定できません。
コピー・スキャン・自動両面印刷などの便利な機能
EP-889AとEP-887Aは、どちらも印刷・コピー・スキャンに対応した複合機です。
家庭で便利な次の機能も共通しています。
- コピー・スキャン機能
- 自動両面印刷
- スマートフォンからの印刷
- 前面2段給紙
- 4.3型ワイドタッチパネル
自動両面印刷は、対応する用紙の表と裏を自動で印刷できる機能です。
学校の資料や仕事の書類など、複数ページを印刷するときに用紙の枚数を抑えられます。
また、前面2段給紙に対応しているため、異なる種類の用紙をセットして使い分けることもできます。
スマートフォンからの印刷にも対応しているので、スマホで撮影した写真や保存した文書を印刷したい方にも便利です。
このように、家庭でよく使う基本機能は両モデルにそろっています。
写真や年賀状、文書の印刷、コピー、スキャンが主な用途なら、EP-887Aでも十分に選択肢になります。
EP-889AとEP-887Aはこんな人におすすめ
ここまでの違いと共通点を踏まえて、それぞれどんな人に向いているのかを整理します。
EP-889Aがおすすめな人
新型EP-889Aは、次のような方におすすめです。
- 5GHz帯のWi-Fiを利用したい人
- 新しいモデルを選びたい人
- SDカードスロットを必要としない人
- 新旧の価格差が小さいなら新型を選びたい人
EP-889Aの魅力は、新しいWi-Fi規格に対応していることです。
特に、自宅の5GHz帯のWi-Fiを利用したい方には、EP-887Aとの違いが購入する理由になります。
ただし、SDカードスロットがなく、ディスクトレイも別売りなので、これらの機能を利用する方は注意しましょう。
新しいWi-Fi規格を重視し、SDカードからの直接印刷が不要な方には、EP-889Aがおすすめです。
▼EP-889Aの最新価格をチェック
EP-887Aがおすすめな人
旧型EP-887Aは、次のような方におすすめです。
- 写真印刷の基本性能が同じなら価格を抑えたい人
- SDカードから直接写真を印刷したい人
- CD・DVDなどのレーベル印刷を利用する人
- Wi-Fi 5への対応が不要な人
EP-887Aは旧型ですが、6色染料インクや写真印刷の速度・コストなど、基本的な仕様は新型と共通しています。
また、SDカードスロットを搭載し、ディスクトレイも付属しているため、使い方によっては新型より便利です。
特に、デジタルカメラの写真をSDカードから直接印刷したい方には、EP-887Aが向いています。
必要な機能がそろっていて、新型より十分に安く購入できるなら、EP-887Aは魅力的な選択肢です。
▼EP-887Aの最新価格をチェック
まとめ|EP-889AとEP-887Aは価格差と必要な機能で選ぼう
エプソンのEP-889AとEP-887Aを比較すると、主な違いはWi-Fi規格、SDカードスロット、付属品、本体重量です。
一方、6色染料インクや写真印刷の速度・コストなど、基本的な印刷性能は共通しています。
5GHz帯のWi-Fiを利用したいならEP-889A、SDカードからの直接印刷や価格の安さを重視するならEP-887Aがおすすめです。
ただし、旧型が必ず安いとは限らないため、購入時には最新価格と在庫状況を確認しましょう。
必要な機能と価格差を比較して、自分の使い方に合ったプリンターを選んでください。
参考:エプソン EP-889A公式仕様・エプソン EP-887A公式仕様










