コムテックの人気ドラレコ「ZDR065」と「ZDR055」、似ているようで実は違いがたくさんあります。今回は、画質や録画機能、設置のしやすさ、価格などを優しく丁寧に比べながら、初心者さんでも分かりやすい「どっちを選ぶべきか」のヒントをご紹介します。安心して選べるよう、ゆっくり進めていきますね。
目次
コムテック ZDR065とZDR055の基本概要
項目 | ZDR065 | ZDR055 |
---|---|---|
発売日 | 2025年5月23日 | 2023年10月13日 |
価格目安 | 約25,326円~ | 約19,399円~ |
フロント画素数 | WQHD(370万画素) | Full HD(200万画素) |
フロント画角 | 水平134°/垂直70°/対角160° | 水平138°/垂直70°/対角168° |
液晶サイズ | 2.4インチ | 2.7インチ |
HDR機能 | HDR固定 | HDR ON固定 |
録画モード | 常時/衝撃/手動/後続車接近/割込録画 | 常時/衝撃/手動/後続車接近 |
割込お知らせ機能 | あり | なし |
記録時間(32GB) | 約115分~約285分 | 約120分~約210分 |
本体サイズ(フロント) | 92.4×58.4×29.2mm | 92.4×58.9×28.5mm |
フロントカメラ重量 | 112.2g | 118.1g |
ZDR065を検討しているあなたはぜひチェックしてくださいね。⇩

ZDR055を検討しているあなたはぜひチェックしてくださいね。⇩

ZDR065とZDR055の仕様比較
ZDR065は、コムテックの最新モデルとして2025年5月23日に発売されました。価格は25,326円〜とやや高めですが、それに見合った高性能を備えています。フロントカメラの解像度はWQHD(370万画素)で、従来のFull HDよりも高精細。ナンバープレートの文字や信号機、標識などもくっきりと映し出してくれるので、万が一の際に証拠能力が高い点が魅力です。画角は水平134°・垂直70°・対角160°とバランスが良く、広範囲をしっかり記録してくれます。
一方、ZDR055は2023年10月13日に発売されたやや前のモデルですが、価格が19,399円〜と手頃で、コスパ重視の方に人気です。フロントカメラの解像度はFull HD(200万画素)で、日常使いには十分な画質です。画角も水平138°・垂直70°・対角168°と広めに設計されており、広い範囲をしっかりカバーしてくれます。
どちらもリヤカメラは同じスペック(Full HD)でありながら、ZDR065は高画質・高精度重視、ZDR055はコストパフォーマンス重視という立ち位置にあります。
両モデルの主な機能と特長
ZDR065とZDR055は、基本的なドライブレコーダーとしての機能がとても充実しています。まず、どちらのモデルにもSTARVIS 2™センサーが前後カメラに搭載されており、明るさが不足しがちな夜間やトンネル内などでも、くっきりとした映像を記録できます。夜でも安心できる性能が備わっているのはうれしいポイントですね。
また、録画方式についても共通しており、常時録画・衝撃録画・手動録画(マニュアル録画)・後続車接近録画など、さまざまな状況に対応できるモードが揃っています。運転中の急な出来事にも、しっかり録画してくれる安心感があります。
microSDカードはメンテナンスフリーに対応しており、フォーマットの手間が少なく、SDカードの寿命お知らせ機能も付いているため、故障による録画ミスも防げます。
さらに、ドライバーをサポートする安全運転支援機能(先行車発進・接近アラーム、信号認識など)も充実しており、日常の運転をより安心・快適にしてくれます。保証期間はどちらも3年間で、万が一の故障やトラブルにも対応できる手厚さがあります。
全体的に、ZDR065とZDR055は基本機能がしっかりしており、初心者の方でも安心して使えるモデルです。そのうえで、ZDR065はさらに高機能な録画オプションが追加されているというイメージです。
コムテックとは?ブランドの信頼性
コムテック(COMTEC)は、日本に本社を構える国内メーカーで、長年にわたり高性能なドライブレコーダーやカーエレクトロニクスを手掛けてきた信頼あるブランドです。特にドライブレコーダー分野では、性能の高さと安定性、そしてきめ細やかなアフターサポートに定評があります。
多くの国内自動車ディーラーでも採用されており、日本の道路事情に適した設計がされていることから、初めてのドラレコ購入でも安心して選べます。製品の企画・設計からサポート体制に至るまで日本品質である点も、多くのユーザーに信頼されている理由のひとつです。
また、コムテック製品は3年保証が標準で付いており、故障や不具合があった場合にも迅速な対応をしてくれます。定期的なファームウェアのアップデート提供など、購入後のアフターサービスにも力を入れているため、長く安心して使用できます。
「信頼できるドラレコがほしい」「長く使いたい」と考えている方にとって、コムテックは非常におすすめできるブランドです。ZDR065やZDR055に限らず、他のモデルでも品質・サポート・安心感を兼ね備えた製品が揃っています。
コムテック ZDR065とZDR055の性能比較
画質と映像性能の違い
ドライブレコーダーを選ぶうえで、やっぱり気になるのが「画質」ですね。ZDR065は最新モデルらしく、前方カメラにWQHD(370万画素)を採用しており、Full HDの約1.8倍もの情報量で録画が可能です。そのため、走行中に前方の車のナンバープレートや標識、歩行者の動きなども、よりくっきり鮮明に捉えられます。事故の際の証拠映像としても、細かい部分まで残せるのはとても安心ですね。
一方、ZDR055はFull HD(200万画素)と、現在でも十分に使える高画質を持っています。日常の運転を記録するには問題ありませんが、ZDR065と比べると少しだけディテールが劣ります。「画質はそこそこでもOK」「コストを抑えたい」という方にはZDR055でも十分満足できるでしょう。ただし、映像により高い精度を求めるなら、ZDR065を選んでおくと後悔が少ないかもしれませんね。
録画モードの選択肢と使いやすさ
どちらのモデルも、録画方式はとても充実しています。たとえば「常時録画」はエンジンをかけた瞬間から自動で録画がスタートするので、うっかり録画し忘れる心配もありません。「衝撃録画」は事故や急ブレーキなどの衝撃を感知して、その前後の映像を自動保存。「手動録画」では、気になったシーンを自分のタイミングで保存できます。
これらはZDR065とZDR055に共通していますが、ZDR065にだけ搭載されているのが「割込録画(割込みお知らせ)」という機能です。これは、録画中にほかの重要なイベントが発生したとき、それを自動で検知して録画を優先してくれるというもの。複数の重要な場面が重なった時でも、取りこぼしを防げる安心感があります。
ZDR055も使いやすい設計ですが、「より安心して録画したい」「急なトラブルに備えたい」という方には、ZDR065の一歩進んだ録画サポート機能がうれしいポイントになるでしょう。
夜間撮影性能の比較
夜道の運転中でもしっかり映像が録画できるかどうかは、とても大切なポイントですよね。その点、ZDR065とZDR055は、どちらもソニー製の高感度センサー「STARVIS 2™」を前後のカメラに搭載しており、暗い場所でも明るくキレイに録画できる性能を持っています。街灯の少ない道や、夜間の駐車場などでも、安心して使える仕様になっています。
さらに両モデルとも、HDR(ハイダイナミックレンジ)機能が搭載されています。これは、急激な明るさの変化があっても映像が白飛びしたり黒つぶれしたりしないように、画面の明暗差を自動で調整してくれる機能です。たとえば、夜の運転中に対向車のヘッドライトがまぶしくても、映像はしっかり見やすい状態で記録されます。
違いとしては、ZDR065はHDR固定で、常に補正がかかっており安定した映像が得られるのに対し、ZDR055はHDR ONが固定で、こちらも明暗補正は効いていますが、若干のチューニング差があるようです。とはいえ、実際の使用では大きな差を感じにくい部分なので、どちらも夜間撮影には強い構成だと言えるでしょう。
駐車監視機能の状況
「駐車中も記録したい」という方には、どちらのモデルも駐車監視機能が付いていて安心です。ただし、この機能を使うには、別売のHDROP-14という専用の直接配線コードが必要になりますので、購入時にはセットで検討するのがおすすめです。

監視モードには、衝撃クイック録画(衝撃を感知して即座に録画)や、常時録画+衝撃録画、さらにタイムラプス録画(長時間録画に適した低フレーム記録)などがあり、自分の利用シーンに合わせて選べます。
仕様や機能面では、ZDR065もZDR055も同じ内容になっていますが、高画質で記録できるZDR065の方が、より詳細な記録が残しやすいという利点もあります。人通りが多い場所や、いたずらが心配な駐車場では、ZDR065の性能が心強いパートナーになってくれるかもしれません。
ZDR065を検討しているあなたはぜひチェックしてくださいね。⇩

ZDR055を検討しているあなたはぜひチェックしてくださいね。⇩

コムテック ZDR065とZDR055の取り付け方法
取り付け手順と必要な道具
ZDR065・ZDR055の取り付けは、自分でも行えるほどシンプルですが、正しい手順と準備が大切です。まず、フロントカメラはフロントガラスの上部中央に貼り付けるのが一般的で、視界を妨げず、録画範囲も広く確保できます。また、ダッシュボード上に取り付けることも可能です。リヤカメラはリヤガラスかリヤトレイに設置します。
配線作業では、カメラ本体と電源、リヤカメラ間をつなぐケーブルを、天井や内張りに沿って美しく取り回します。コードは市販の配線ガイドを使うとスムーズに行えますよ。
なお、駐車監視機能を使いたい場合には、専用の直接配線コード「HDROP-14」が別途必要です。これを使うことで、エンジン停止中も電源が供給され、しっかり録画が行われます。コードや工具が不安な方は、カー用品店や整備工場での取り付け依頼も検討してみてくださいね。

車両への適合性と取り付け後の注意点
ZDR065とZDR055は、12Vの国産車に幅広く対応しています。軽自動車からコンパクトカー、ミニバンまで、多くの車種に問題なく取り付け可能です。ただし、一部の輸入車や24Vトラックなどには対応していないため、対応電圧は事前に確認しておきましょう。
取り付けが完了したら、カメラの角度調整を行うのが大事なステップです。フロントカメラは水平よりやや下向きに調整し、前方の車や歩行者、信号機がしっかり映るようにします。リヤカメラも道路全体が映るように調整しましょう。
また、液晶画面の表示設定も忘れずに。常時点灯・速度連動・時計表示・OFFなど、使用環境に合わせて選べます。日中は時計表示、夜間はOFFにするなど、お好みに合わせてカスタマイズできますよ。
さらに、配線の緩みがないか、カメラやSDカードが正常に動作しているかも、試運転をしながら確認しておくと安心です。
購入者の満足度と評価
ZDR065は最新モデルということもあり、画質の高さに対する評価がとても高いです。「ナンバープレートがくっきり映って安心」「信号機の色までしっかり分かる」という声が多く、事故やトラブル時の証拠力を重視するユーザーから特に支持されています。また、割込お知らせ機能などの録画支援機能も「安心感がある」「よりしっかり記録できる」と好評です。
一方、ZDR055は発売から少し時間が経っていますが、安定した評価が続いているロングセラーモデルです。「この価格でこの機能はすごい」「余計な機能がなくてシンプルで使いやすい」といった声が多く、コストパフォーマンスに優れている点が高く評価されています。
どちらのモデルも、取り扱い説明書がわかりやすく、操作ボタンもシンプルなため、初めてドラレコを使う方にも扱いやすいと感じているユーザーが多い印象です。
よくある問題とその対策
多くのユーザーに評価されているZDR065とZDR055ですが、いくつか注意点もあります。まず共通して言えるのが、microSDカードの定期的な確認が必要なことです。録画エラーやファイル破損を防ぐために、カードの寿命通知機能を活用し、1〜2年ごとの交換をおすすめします。
また、ZDR065の割込録画機能は便利な反面、「感度が高すぎて、思った以上に頻繁に作動する」と感じる方もいるようです。そうした場合には、設定メニューから感度や動作タイミングを調整することで、自分に合ったバランスに変更可能です。
他には、配線の取り回しが不十分で、走行中にコードが外れてしまうというケースも見受けられます。配線ガイドや固定クリップなどを活用し、しっかり固定することで防げます。
設定項目が多いため、初期設定を見直す時間をしっかり取ることが、安心して長く使うためのコツです。取扱説明書や公式サイトのガイドを参考にしながら、自分の使用スタイルに合わせてカスタマイズしましょう。
コムテック以外の競合モデルとの比較
ユピテルやケンウッドとの違い
ドライブレコーダー市場には、ユピテルやケンウッドなど多くの人気ブランドがあります。それぞれ特徴が異なるので、違いを理解しておくと選びやすくなります。
まずユピテルは、セキュリティ機能や自動車用レーダー探知機などとの連携に強みがあり、特に防犯性能を重視するユーザーに人気です。また、業務車両向けのモデル展開も豊富で、法人ユーザーにも選ばれています。ただし、保証期間は1年が基本で、サポート体制に若干の差を感じる方もいるかもしれません。
ケンウッドは、映像処理技術とデザイン性の高さが特徴です。スタイリッシュで見た目にもこだわりたい方や、オーディオ機器と統一感を持たせたい方に好まれています。ただ、モデルによっては細かな録画機能やアラーム機能が省かれているものもあるため、目的に合ったモデル選びが重要です。
一方でコムテックは完全な日本製品で、国内の道路事情や運転習慣をしっかり考慮した設計になっているのが安心ポイント。また、録画モードが多彩でサポート機能も充実しており、日常のさまざまなシーンに対応できます。3年間の長期保証も魅力で、「長く安心して使いたい」という方にとてもおすすめできるブランドです。
機能のバランス、信頼性、サポート体制を総合的に見て、初心者から上級者まで幅広い層に支持されているのがコムテックという印象です。
市場での人気ランキングと売れ筋
ドラレコ市場は年々盛り上がりを見せており、どのモデルが売れているかも気になるところですね。
まず、ZDR055は2023年発売のエントリーモデルとして登場して以来、根強い人気を保っています。価格が比較的手頃でありながら、前後カメラ搭載・Full HD対応・豊富な録画モードと、必要な機能はしっかりカバーされているため、初めてのドラレコ選びにぴったりだと評価されています。口コミでも「この価格でこの性能はすごい!」という声が多く、コスパ重視派に圧倒的な支持があります。
一方で、ZDR065は2025年に登場した最新モデル。370万画素のWQHD録画や割込録画機能など、さらに進化した録画性能を求める方に向けたモデルとして注目されています。価格はやや高めですが、ドラレコに高画質や高度なサポート機能を求めるユーザーからの関心が高く、発売直後から人気ランキング上位にランクインすることも増えてきました。
特に最近では、「画質」「安心機能」「ブランドの信頼性」の3点で選ぶ方が増えており、そのバランスの良さからZDR065が急速に売れ筋モデルとしての地位を築いている状況です。
購入者レビューやランキングサイトでも高評価が多く、今後さらに人気が高まる可能性があるモデルです。
ZDR065を検討しているあなたはぜひチェックしてくださいね。⇩

ZDR055を検討しているあなたはぜひチェックしてくださいね。⇩

最適な選択肢を見つけるためのアドバイス
利用シーンに応じたモデル選び
ドラレコ選びでは、「どんなふうに使いたいか」をイメージすることが大切です。たとえば、「日常の買い物や通勤などの街乗りがメインで、基本的な記録ができればOK」という方には、ZDR055がぴったり。前後カメラ搭載で安全運転支援機能もそろっており、コスパを重視する方におすすめです。
一方で、「旅行や遠出をよくする」「万が一の事故のときに、できるだけはっきりと映像を残したい」という方には、ZDR065がおすすめです。WQHDの高画質で、細かい部分までしっかり記録できますし、割込録画機能なども備えていて、記録性能を重視する方に心強い選択肢です。
用途に合わせて、必要な機能を備えたモデルを選ぶことで、満足度も高まりますよ。
予算に合った選択肢とコストパフォーマンス
ドラレコにはさまざまな価格帯がありますが、ZDR055とZDR065はその中でも「価格と機能のバランスが良い」と評判のモデルです。
予算に余裕がある方には、ZDR065がおすすめです。WQHDの美しい映像、録画サポート機能の充実、最新のセンサー技術など、長く安心して使える要素が詰まっています。特に「何かあったときの記録をしっかり残したい」という方には、価格以上の価値を感じられるでしょう。
一方で、なるべく費用を抑えつつも安心感がほしいという方には、ZDR055が最適です。価格は控えめながら、必要十分な録画機能や運転支援機能がそろっていて、「はじめてのドラレコ」にぴったりなモデルです。
どちらを選んでも、しっかりとした性能と信頼性があるので、無理せず予算に合わせた選び方でOKですよ。
まとめと結論
どっちを選ぶべきか?判断基準
ここまで読んでくださってありがとうございます。それでは最後に、どちらのモデルがどんな方に向いているか、ポイントをまとめておきますね。
* 「画質や録画性能を重視したい」という方 → ZDR065
→ 高精細なWQHD画質と多機能な録画サポートが魅力。映像重視の方におすすめです。
* 「価格を抑えつつ、基本機能はしっかりほしい」という方 → ZDR055
→ シンプルだけど機能は充実。コスパを求める方やドラレコ初心者にぴったりです。
迷ったときは、ご自身の「使い方」と「予算」のバランスを考えて、ぴったりの1台を選んでくださいね。
今後のモデルや技術の進化について
ドライブレコーダーはここ数年で大きく進化しています。今後も、より高精細な録画、さらなる省電力化、長時間録画に対応したモデルの登場が期待されています。AIによる映像解析や事故の自動検知通知機能なども、これから主流になっていくかもしれません。
コムテックのような信頼できるメーカーは、常に新しい技術を取り入れながら、安全運転をサポートしてくれる製品を開発しています。今すぐに必要な方はもちろん、数年後に買い替えを考えている方にも、今後の進化を楽しみにしながら選ぶというのもひとつの考え方ですね。
ZDR065を検討しているあなたはぜひチェックしてくださいね。⇩

ZDR055を検討しているあなたはぜひチェックしてくださいね。⇩
