はじめに、手軽に使えて体もお財布もやさしい「ホットマット」。今回は最新モデルDC-SN20と、長く愛されたDC-SN11Fをやさしく比べました。サイズはどちらも縦180×横70cmの“ひとり分”で、ソファや床でのリラックスタイムにぴったり。最新のDC-SN20は予約開始中で、発売は2025年9月20日予定。対してDC-SN11Fは2014年発売の販売終了モデルで、今は在庫限り・中古中心です。電気代の目安や温度、洗えるかどうかも含めて、初心者さんにも分かりやすくご案内します。
目次
パナソニックのホットマットの基本情報
ホットマットとは?
ホットマットは、薄い電気ヒーターを内蔵した敷物タイプの暖房器具。足元や腰回りなど温めたい場所だけを効率よく温められるので、エアコンよりも局所的に省エネで使えるのが魅力です。パナソニックのホットマットは肌ざわりのよいマイクロファイバー素材、丸洗いOK(コントローラーは取り外し)やダニ対策など、お手入れのしやすさと清潔性に配慮。敷いて寝転ぶ・ソファに敷く・足元だけ温めるなど、暮らしに合わせて柔らかく使えます。
パナソニックの製品ラインナップ
パナソニックの暖房器具は「電気カーペット(畳数タイプ)」と「ホットマット(ひとり用サイズ)」に大きく分かれます。ホットマットは“ねころんぼ”系のパーソナル用途で、季節のはじまり〜春先まで長く出番があるアイテム。公式サイトでは、製品情報やサポート、よくある質問(洗濯・収納のお手入れ)もまとまっているので、初めての方でも迷いにくいのが安心です。
DC-SN20とDC-SN11Fの概要
DC-SN20は2025年秋発売の新モデル。予約価格は15,950円の表示が多く、温度は「弱・1〜6・強」の8段階、表面温度は強46℃・3が39℃、定格80Wのひとり用です。カラーはライトブラウン。一方DC-SN11Fは2014年発売の販売終了モデルで、カラーはウォームグレー/ピンクが流通実績あり。どちらもサイズは180×70cmで、丸洗いOK・ダニ対策対応です。
DC-SN20とDC-SN11Fの主な違い
どちらも同じサイズ(約180×70cm)ですが、違いは下の表を見るとパッと分かります。
発売時期 | DC-SN20:2025年9月20日(予定含む) | DC-SN11F:2014年9月 |
---|---|---|
価格帯(目安) | 15,950円前後新品 | 8,980円前後主に在庫限り・中古 |
販売状況 | 現行・予約受付中/新発売 | 販売終了(流通在庫のみ) |
カラー | ライトブラウン | ウォームグレー/ピンク |
重量(本体/コントローラー) | 約1.6kg/約0.3kg | 約1.5kg/約0.3kg |
温度調整段階 | 8段階(弱・1〜6・強) | 段階数の明記なし(表面温度基準の記載が中心) |
1時間の電気代目安 (室温15℃) |
強:約2.5円/3:約1.7円 ※計算単価31円/kWh |
強:約2.2円/3:約1.5円 ※計算単価27円/kWh |
※どちらも定格80W・表面温度の目安(強46℃/3が39℃)は同じ、丸洗いOK・ダニ対策あり、コード長は電源側1.91m/本体側0.46mです。
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デザインとサイズの違い
サイズはどちらも約180×70cmで、ひとりで寝転んだりソファに敷いたりするのにちょうどよい大きさです。敷きっぱなしでも邪魔になりにくく、折りたたんで片付けるのもラクなサイズ感です。
デザイン面では違いがはっきりしています。最新のDC-SN20はライトブラウンで、インテリアになじみやすく落ち着いた雰囲気。マイクロファイバー素材を採用しているので、触れるとふんわりと柔らかく、あたたかみを感じやすいのが特徴です。
一方、旧モデルのDC-SN11Fはウォームグレーとやさしいピンクがあり、明るめの色合いが選べました。お部屋に少し可愛らしさをプラスしたい方には、ピンクが好評だったようです。
重さはDC-SN20が本体約1.6kgに対して、DC-SN11Fは本体約1.5kgとわずかに軽量。どちらもコントローラーは約0.3kgで同じです。持ち運びや収納のしやすさに大きな差はありませんが、「毎日たたんで片付けたい」という方には、軽めのSN11Fがやや便利に感じられるかもしれません。
機能性の違い:温度調節やモード
一番大きな違いは温度調節の細かさです。
新しいDC-SN20は8段階(弱・1〜6・強)の温度調整が可能で、自分の体調やその日の気温に合わせて細やかに設定できます。寒い日には強め、ちょっと肌寒いときには低めにするなど、シーンごとに“ちょうどいい”温かさを選べるのが魅力です。
旧モデルのDC-SN11Fも段階調整は可能ですが、仕様表で明記されているのは「強:46℃」と「3:39℃」の温度。細かい段階が公表されていないため、操作の幅はやや限られていたと考えられます。
どちらも丸洗いが可能で清潔に保てることや、ダニ対策機能を備えている点は同じ。季節の変わり目にお洗濯できるのは、アレルギーや衛生面が気になる方にうれしいポイントです。
なお、「光るリモコン」についてはDC-SN20の仕様にも明記されていないため、夜間の操作性に特化した機能はなさそうです。
電気代と消費電力の比較
消費電力はどちらも80Wで同等ですが、電気代の目安に少し差があります。室温15℃の条件下でDC-SN20は「強」で約2.5円/「3」で約1.7円、一方DC-SN11Fは「強」で約2.2円/「3」で約1.5円と、SN11Fのほうがほんの少し省エネです。
とはいえ、この差は1時間あたり0.2〜0.3円程度。1日数時間の使用でも、月単位で見れば数十円〜100円前後の差に収まります。ですので、電気代そのものよりも使い方の工夫が重要です。
たとえば、敷物の下に断熱シートやラグを敷いて熱を逃がさないようにしたり、必要なときだけ電源を入れるようにしたりすることで、ムダな消費を抑えられます。また、最新のDC-SN20は細かい温度調整ができるため、強にせず中間モードで使える場面が増える可能性があり、結果的に電気代を抑えやすいといえるでしょう。
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口コミとユーザーレビュー
DC-SN20の口コミ
DC-SN20は発売前の新モデルということもあり、現時点でのレビューはほとんどありません。大手量販店サイトでも「予約受付中」という表記が中心で、実際の使い心地はこれから明らかになっていく段階です。
ただ、仕様を見ただけでも注目ポイントはいくつもあります。たとえば8段階の温度調節は、従来より細やかに好みの温かさを選べる点で期待されていますし、マイクロファイバー素材のやわらかさや、丸洗い・ダニ対策といった便利な機能も「日常で使いやすそう」と感じさせます。
発売後には、「肌ざわりがふんわりして気持ちいい」「立ち上がりが早くてすぐ温まる」「思ったより電気代がかからない」「収納がラク」などの声が集まる可能性が高いでしょう。購入を検討される方は、発売直後から出てくるユーザーのレビューをチェックすると安心です。
DC-SN11Fの口コミ
DC-SN11Fはすでに販売終了しているモデルですが、ネット上には「長年愛用している」という声が多く残っています。実際に「洗濯してもへたりにくい」「冬場はこれだけで暖房をつけなくても過ごせる日がある」「大きさがちょうどよく、床やソファに敷いても便利」など、耐久性と実用性を評価する口コミが目立ちます。
また、表面温度強46℃/3で39℃といった仕様や、電気代強で約2.2円/3で約1.5円の目安が公開されていたため、「安心して使える」という声も。中には「家族用に複数台持っている」という人もいるほど、信頼されてきたモデルといえます。
両モデルの評価
全体的に見ると、最新の便利さを重視したい方にはDC-SN20、実際の利用者レビューや使用実績の安心感を大切にしたい方にはDC-SN11Fがおすすめといえるでしょう。
どちらもサイズや基本性能は近いため、「自分がどんな場面で使いたいか」によって満足度は変わってきます。新品で買える安心感と最新の機能ならDC-SN20、リーズナブルな価格や中古も視野に入れるならDC-SN11F。
特にDC-SN20は、今後レビューが増えていくことで評価が固まり、「もっとこういうところが便利!」というリアルな声が出てくるはずです。購入の際は、最新レビューや販売状況をあわせて確認すると後悔が少ない選び方ができます。
ホットマットの選び方
家族構成や使用シーンの考慮
ひとり時間の読書・PC作業・TV鑑賞などなら180×70cmのパーソナルサイズが最適。ソファ座面に敷く、床でゴロ寝する、足元だけ温めるなど使い分けて“寒い瞬間”を減らせます。家族が同じ場所で使う時間が長いなら、畳数タイプ(電気カーペット)との併用や使い分けも検討を。使わないときはサッと丸めて移動・収納できる軽さもホットマットの強みです。
防水機能と耐久性
パナソニックのホットマットは丸洗いOKですが、防水敷物ではありません。飲み物のこぼしや濡れた状態での使用は避け、洗濯はコントローラーを外す・ドライクリーニングやドラム式乾燥は不可など、注意書きに沿うのが長持ちのコツ。収納前は汚れを落として陰干し、直射日光は避けましょう。これで風合いと発熱体を守れます。
温かさと快適さの調整
温度は衣類・ラグとの重ね方で体感が変わります。直接座ると熱が逃げやすい床材では、薄手のラグや断熱シートを下に敷くとぬくもりが伝わりやすくなります。DC-SN20の8段階調整なら、朝・夜・在宅ワークなど時間帯で温度を変えて“ちょうどいい”をキープしやすいのもメリット。切り忘れ防止のため、寝落ちしやすい方はタイマーやコンセントのオンオフ習慣も合わせて。
修理料金とアフターサポート
修理時の注意点
異臭・焦げ跡・断線の疑いがある場合は直ちに使用中止。販売店の延長保証やメーカーの修理相談窓口に、品番と症状を伝えましょう。修理は診断料や出張料がかかることがあり、症状や地域で変動します。古いモデルは部品保有期間の関係で修理が難しいケースも。まずは公式の「修理のご相談」ページや電話窓口で案内を確認するのが安心です。
メーカーサポートの評判
パナソニックはWebの修理診断ナビやFAQが充実し、洗濯・収納の注意点も丁寧に解説されています。電話窓口の混雑状況の案内もあり、初めての相談でも流れがつかみやすい設計。長期使用製品でお知らせ(交換対応)を出した実績もあり、安全情報の周知に積極的なメーカーです。
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ホットマットの効果と対策
ダニやアレル物質の対策
どちらのモデルもダニ対策機能を搭載。発熱体でダニ繁殖を抑える運転ができ、さらに丸洗いで皮脂やホコリを落とせるので、清潔をキープしやすいのが魅力です。季節の変わり目は、洗う→陰干し→完全乾燥の手順でリフレッシュ。日々はこまめな掃除機がけや、収納前の拭き取り・陰干しが効果的です。
電磁波カット機能について
パナソニックのホットマット(DC-SN20/DC-SN11F)の公式・主要販売情報には、「電磁波カット」機能の明記は確認できません。一般的に電気暖房は距離が離れるほど磁界は弱まります。気になる方は“必要なときだけ短時間”“コントローラー部に身体を密着させない”など、使い方の見直しで安心感を高めましょう。
おすすめのホットカーペットカバー
洗濯できるカバーの利点
洗えるカバーは皮脂や食べこぼし対策に有効で、マット本体の汚れ移りやニオイ定着を防いでくれます。部分汚れは中性洗剤でやさしく拭き取り、天日干しではなく陰干しに。ドライクリーニング・コインランドリー・乾燥機はNGです。収納前は表裏のホコリを取り、しっかり乾燥してから畳むとカビ・虫対策に。
素材の選び方のポイント
肌あたりの良さ重視ならマイクロファイバー、オールシーズン使いたいなら綿混も快適。滑り止め付きだとズレにくく安全です。厚手のラグは保温性が上がる一方、温度の伝わり方がマイルドになるので、最初は低め設定から。ペットと使う方は毛が絡みにくい短毛タイプが掃除しやすく、日常ケアが楽になります。(※素材選びはお好みとお部屋環境に合わせて)
まとめと結論
どちらを選ぶべきか?
細かな温度調整と新製品の安心感で選ぶならDC-SN20。実売15,950円前後、8段階調整・丸洗い・ダニ対策と使いやすさが詰まっています。在庫限り/中古中心でもコスパ重視で探すならDC-SN11F。サイズ・表面温度・電気代の目安は近く、やさしい暖かさをしっかり享受できます。入手性・価格・好みの色で最適解が決まります。
今後の購入時のポイント
最後にチェックリストです。①使う場所(床/ソファ/デスク足元)②温度調整の細かさ(DC-SN20は8段階)③お手入れ(丸洗いOK・陰干し)④電気代の目安(約1.5〜2.5円/h)⑤色とインテリアの相性⑥サポート体制(修理相談窓口の有無)。この6点を抑えれば、初めてでも迷わず選べます。快適でやさしい冬支度、今年はホットマットから始めてみませんか?
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