
エプソンの家庭向けプリンター「EP-819A」と「EP-817A」は、どちらも6色インクを採用したカラリオシリーズのA4インクジェット複合機です。
EP-819Aは2026年10月29日発売予定の新型モデル、EP-817Aは2024年10月18日発売の旧型モデルです。
「新型になって何が変わったの?」「旧型でも十分?」「どっちがお得なの?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
**結論からいうと、写真印刷の速度や印刷コスト、本体サイズなどの基本性能は同じです。**
主な違いは、ディスクトレイなどの付属品や無線LANの対応仕様です。
そのため、新型という理由だけでEP-819Aを選ぶ必要はなく、価格差や使いたい機能に合わせて選ぶのがおすすめです。
この記事では、EP-819AとEP-817Aの違いを比較し、それぞれどんな人に向いているのかを分かりやすく紹介します。
目次
EP-819AとEP-817Aの違いを比較!
EP-819AとEP-817Aの主な違いは、次の3つです。
– ディスクトレイなどの付属品
– 無線LANの対応仕様
– 本体の販売価格
まずは比較表で、主な仕様を確認してみましょう。
EP-819AとEP-817Aのスペック比較表
| 比較項目 | EP-819A(新型) | EP-817A(旧型) |
|---|---|---|
| 発売日 | 2026年10月29日予定 | 2024年10月18日 |
| インク | 6色染料・独立型 | 6色染料・独立型 |
| 対応インク | カキゴオリ(KAK) | カキゴオリ(KAK) |
| 6色パック型番 | KAK-6CL | KAK-6CL |
| L判写真印刷速度 | 約13秒 | 約13秒 |
| L判写真印刷コスト(インク・用紙合計) | 約37.3円 | 約37.3円 |
| A4カラー文書インクコスト | 約21.2円 | 約21.2円 |
| 給紙方式 | 前面2段+背面手差し | 前面2段+背面手差し |
| 自動両面印刷 | 対応 | 対応 |
| コピー・スキャン | 対応 | 対応 |
| 無線LAN | Wi-Fi 4、IEEE802.11k/v/r対応 | Wi-Fi 4 |
| Wi-Fi簡単設定 | WPS・WCN | WPS・AOSS・WCN |
| ディスクトレイ | 別売り(EPDT2) | 付属 |
| ソフトウェアディスク | 別売りのドライバーCDあり(EP819CD1) | 付属 |
| 本体サイズ(収納時) | 390×339×141mm | 390×339×141mm |
| 本体重量 | 約6.8kg | 約6.8kg |
| 希望小売価格 | オープン価格 | オープン価格 |
※印刷速度・印刷コストはメーカー公表値です。使用条件によって異なります。
※本体の実売価格は販売店によって異なります。
比較表を見ると、写真印刷速度や印刷コスト、本体サイズなどは同じです。
また、使用するインクも共通しています。
つまり、**新型のEP-819Aを選んだからといって、印刷が速くなったり、インク代が安くなったりするわけではありません。**
一方で、付属品や無線LAN関連の仕様には違いがあります。
ディスクトレイなど付属品の違い
購入前に特に確認したいのが、ディスクトレイの扱いです。
ディスクトレイは、印刷対応のCDやDVD、Blu-rayディスクのレーベル面に印刷するときに使用する部品です。
EP-817Aにはディスクトレイが付属していますが、EP-819Aでは別売りとなっています。
EP-819Aに対応するディスクトレイの型番は「EPDT2」で、メーカー希望小売価格は1,980円(税込)です。
そのため、EP-819Aでディスクレーベル印刷を利用する場合は、プリンター本体とは別にトレイを用意する必要があります。
また、EP-817Aにはソフトウェアディスクが付属していますが、EP-819Aには同梱されていません。
EP-819A用には、別売りのドライバーCD「EP819CD1」が用意されており、メーカー希望小売価格は1,100円(税込)です。
ただし、ドライバーCDは必ず購入しなければならないものではありません。
対応するドライバーやソフトウェアは、エプソンのサポートページからダウンロードできます。
**ディスクレーベル印刷を使う方は、EP-819Aの本体価格に別売りトレイの費用も含めて比較しましょう。**
無線LANの対応仕様の違い
EP-819AとEP-817Aは、どちらもWi-Fi 4に対応しており、無線LANを使って印刷できます。
違いは、EP-819AがIEEE802.11k/v/rに対応していることです。
これらは、対応する無線LAN環境でアクセスポイント間の切り替えなどを支援する規格です。
また、Wi-Fiの簡単設定方式は、EP-819AがWPS・WCN、EP-817AがWPS・AOSS・WCNに対応しています。
ただし、一般的な家庭でのWi-Fi印刷はどちらも可能です。
**無線LANの仕様だけで印刷速度や接続の安定性に優劣があるとはいえないため、通常の家庭利用では大きな決め手にしなくてもよいでしょう。**
本体価格と価格差の違い
EP-819AとEP-817Aを選ぶうえで、特に重要なのが本体価格です。
両モデルともメーカー希望小売価格はオープン価格で、実際の販売価格は店舗によって異なります。
写真印刷速度や印刷コストなどの主要な性能は同じなので、EP-817Aが安く購入できるなら、価格重視の方には魅力的です。
反対に、価格差が小さい場合は、新型のEP-819Aを選ぶのもよいでしょう。
ただし、ディスクレーベル印刷を使う場合は、EP-819Aで必要になる別売りトレイの費用も考慮してください。
旧型が必ず安いとは限らないため、購入前には両モデルの最新価格を比較することが大切です。
EP-819AとEP-817Aに共通する機能
ここまで違いを紹介しましたが、家庭用プリンターとしての基本機能は多くが共通しています。
6色インクで写真印刷に対応!対応インクも共通
EP-819AとEP-817Aは、どちらも6色の独立型染料インクを採用しています。
染料インクは写真の色をなめらかに表現しやすく、家族の写真や旅行の思い出、年賀状などを印刷したい方に向いています。
また、対応インクはどちらも「カキゴオリ(KAK)」です。
6色パックの型番は「KAK-6CL」で、ブラック・シアン・マゼンタ・イエロー・ライトシアン・ライトマゼンタの6色がセットになっています。
**EP-817AからEP-819Aへ買い替える場合も、手元にある未使用の対応インクを引き続き使えるのはうれしいポイントです。**
ただし、インクの使用期限や保管状態には注意してください。
なお、両モデルのL判写真印刷速度は約13秒、L判写真のインク・用紙合計コストは約37.3円です。
公式仕様からは、新型の方が写真印刷の速度やコストで優れているとはいえません。
前面2段給紙・自動両面印刷・コピーとスキャン
両モデルとも、前面2段給紙と背面手差し給紙に対応しています。
前面トレイにはA4普通紙を最大100枚セットできるため、家庭での文書印刷にも便利です。
また、自動両面印刷にも対応しています。
学校のお知らせや仕事の資料など、両面に印刷したいときに役立ちます。
さらに、コピーとスキャンもできるので、書類をコピーしたり、紙の資料をデータとして保存したりすることも可能です。
本体サイズ・重さ・スマホ印刷
EP-819AとEP-817Aは、収納時の本体サイズが幅390×奥行339×高さ141mm、重量が約6.8kgで共通しています。
また、どちらもスマートフォンからの印刷に対応しています。
スマホで撮影した写真や保存している文書を印刷したい方にも便利ですね。
**基本機能が共通しているため、どちらを選んでも家庭での写真印刷や文書印刷に幅広く利用できます。**
EP-819AとEP-817Aはどっちがおすすめ?
ここまでの比較を踏まえると、選び方はシンプルです。
新型を選びたい方はEP-819A、価格を抑えたい方やディスクトレイが必要な方はEP-817Aを中心に検討するとよいでしょう。
EP-819Aがおすすめな人
EP-819Aは、次のような方におすすめです。
– これから発売される新型モデルを購入したい方
– 新旧モデルの価格差が小さい方
– ディスクレーベル印刷をあまり使わない方
– IEEE802.11k/v/rへの対応を重視する方
EP-819Aは、基本的な印刷性能を維持しながら、無線LAN関連の対応仕様などが変更された新型モデルです。
ただし、写真印刷速度や印刷コストは旧型と同じなので、印刷性能の向上だけを期待して選ぶ必要はありません。
**価格差が小さく、これから新しく購入するならEP-819Aがおすすめです。**
EP-817Aがおすすめな人
EP-817Aは、次のような方におすすめです。
– できるだけ本体価格を抑えたい方
– 新型と同じ基本的な印刷性能があれば十分な方
– CDやDVDなどのレーベル印刷を利用する方
– AOSSによるWi-Fi設定を利用したい方
EP-817Aは旧型ですが、6色インクや自動両面印刷、コピー・スキャンなど、家庭で便利な機能を備えています。
また、ディスクトレイが付属しているため、対応ディスクへのレーベル印刷を利用する方にも向いています。
**EP-819Aより安く購入できるなら、EP-817Aは価格重視の方におすすめです。**
ただし、旧型のため、購入時には在庫や販売価格を確認しましょう。
両モデルの最新価格はこちらから確認できます。
**EP-819A(新型)**
**EP-817A(旧型)**
EP-819AとEP-817Aを購入する前の注意点
購入後に後悔しないために、次の点も確認しておきましょう。
まず、EP-819Aでディスクレーベル印刷を利用する場合は、別売りのディスクトレイ「EPDT2」が必要です。
また、どちらも6色の独立型インクを採用しているため、使用状況に応じてインク交換の費用がかかります。
対応インクは共通ですが、写真やカラー文書を頻繁に印刷する方は、交換用インクの価格も確認しておくと安心です。
設置スペースにも注意しましょう。
収納時は390×339×141mmですが、印刷時のサイズは390×598×196mmです。
排紙トレイを使用するため、プリンターの前方にも十分なスペースを確保する必要があります。
さらに、EP-817Aは旧型モデルなので、販売店によって在庫や価格が異なる場合があります。
本体価格だけでなく、付属品や消耗品も含めて、自分の使い方に合うモデルを選びましょう。
まとめ|EP-819AとEP-817Aは価格差と付属品で選ぼう
エプソンのEP-819AとEP-817Aの違いを比較しました。
**両モデルは、写真印刷速度や印刷コスト、本体サイズなどの基本性能が同じです。**
対応インクも共通の「カキゴオリ(KAK)」なので、EP-817Aから買い替える場合もインクを引き続き利用できます。
主な違いは、ディスクトレイなどの付属品と無線LAN関連の仕様です。
選び方をまとめると、次のようになります。
– **EP-819A:** 新型モデルを選びたい方や、価格差が小さい場合におすすめ
– **EP-817A:** 本体価格を抑えたい方や、ディスクトレイが付属するモデルを選びたい方におすすめ
どちらにするか迷ったら、まずは最新の販売価格を比較してみてくださいね。
基本性能が同じだからこそ、価格差や付属品を確認して、自分の使い方に合うプリンターを選びましょう。
**EP-819A(新型)の最新価格はこちら**
**EP-817A(旧型)の最新価格はこちら**










