
エプソンの家庭向けプリンター「EP-719A」と「EP-717A」は、どちらも写真や年賀状、文書の印刷に対応した6色インクの複合機です。
EP-719Aは2026年10月29日発売予定の新モデル、EP-717Aは2024年発売の旧モデルですが、「新型になって何が変わったの?」「印刷のきれいさやインク代は違う?」「どちらを買った方がお得?」と迷っていませんか?
実は、EP-719AとEP-717Aは印刷の基本性能がほぼ同じです。
一方で、ディスクトレイなどの付属品や無線LANの対応規格には違いがあります。
この記事では、エプソンの公式情報をもとに、EP-719AとEP-717Aの違いを比較し、どちらがおすすめなのかわかりやすくご紹介します。
目次
EP-719AとEP-717Aはどっちがおすすめ?
結論からいうと、本体価格に大きな差がなければ新型EP-719A、旧型EP-717Aが安く購入できるならEP-717Aがおすすめです。
両モデルは、6色インクや印刷解像度、印刷速度、印刷コストなどの基本仕様が共通しています。
そのため、写真や年賀状を印刷する用途では、必ずしも新型を選ぶ必要はありません。
それぞれおすすめなのは、次のような方です。
EP-719A(新型)がおすすめな方
- これから購入するなら新しいモデルを選びたい方
- 旧型との価格差が小さい方
- 無線LANの対応規格も比較して選びたい方
- ディスクレーベル印刷を利用しない方
EP-717A(旧型)がおすすめな方
- できるだけ本体価格を抑えたい方
- 新型と同じ基本印刷性能があれば十分な方
- DVDやBlu-rayのレーベル印刷を利用したい方
- 付属品も含めてお得なモデルを選びたい方
特に注目したいのは、ディスクトレイの付属状況です。
旧型EP-717Aにはディスクトレイが付属していますが、新型EP-719Aでは別売りになっています。
ただし、普段から写真や文書しか印刷しない方なら、この違いはそれほど気にしなくてもよいでしょう。
購入前に、それぞれの最新価格を比較してみてくださいね。
▼新型EP-719Aの価格・販売状況はこちら
▼旧型EP-717Aの価格・在庫状況はこちら
EP-719AとEP-717Aの違いを比較
まずは、EP-719AとEP-717Aの主な仕様を比較表で確認してみましょう。
| 比較項目 | EP-719A(新型) | EP-717A(旧型) |
|---|---|---|
| 発売時期 | 2026年10月29日予定 | 2024年 |
| インク | 染料6色・独立型 | 染料6色・独立型 |
| 最高解像度 | 5,760×1,440dpi | 5,760×1,440dpi |
| L判写真印刷速度 | 約17秒 | 約17秒 |
| L判写真印刷コスト | 約37.3円 | 約37.3円 |
| A4カラー文書印刷コスト | 約21.2円 | 約21.2円 |
| 無線LAN | IEEE802.11b/g/n、802.11k/v/r | IEEE802.11b/g/n |
| ディスクトレイ | 別売り | 付属 |
| ソフトウェアディスク | 付属なし | 付属 |
| 本体サイズ(収納時) | 390×338×163mm | 390×338×163mm |
| 本体重量 | 約6.0kg | 約6.0kg |
| メーカー希望小売価格 | オープン価格 | オープン価格 |
※印刷速度・印刷コストはメーカー公表値です。実際の印刷条件によって異なります。
比較表を見ると、印刷性能や本体サイズなど、多くの項目が共通していることがわかります。
購入前に確認しておきたい違いは、主に次の3つです。
違い① ディスクトレイなどの付属品
EP-719AとEP-717Aの違いで、特に注意したいのが付属品です。
どちらもDVDやBlu-rayなどのディスクレーベル印刷に対応していますが、ディスクトレイの付属状況が異なります。
- EP-719A:ディスクトレイは別売り
- EP-717A:ディスクトレイが標準付属
新型EP-719Aでディスクレーベル印刷を利用する場合は、別売りのディスクトレイ「EPDT3」が必要です。
エプソン公式サイトに掲載されている希望小売価格は、税込1,980円です。
例えば、家族の写真や動画を保存したDVDにタイトルや写真を印刷したい方は、付属品の違いも考えて選びましょう。
また、EP-717Aにはソフトウェアディスクやハガキ印刷向き確認シートも付属していますが、EP-719Aの同梱品一覧には含まれていません。
EP-719Aのドライバーなどはメーカーサイトから入手できますが、インターネットからのダウンロードが難しい場合は、別売りのドライバーCDも用意されています。
ディスクレーベル印刷を利用する方や付属品を重視する方には、EP-717Aが魅力的です。
一方、写真や文書の印刷が中心なら、EP-719Aでも特に困らないでしょう。
違い② 無線LANの対応規格
無線LANの仕様にも違いがあります。
EP-717Aの対応規格はIEEE802.11b/g/nですが、EP-719Aでは802.11k/v/rも記載されています。
802.11k/v/rは、対応する無線LAN環境でアクセスポイント間の切り替えなどを支援する規格です。
ただし、EP-719AがWi-Fi 5やWi-Fi 6に対応したわけではありません。
基本となる無線LAN規格は、どちらもWi-Fi 4です。
また、802.11k/v/rへの対応によって、一般家庭で必ず通信速度が速くなったり、接続が安定したりするとは限りません。
そのため、スマホやパソコンから写真や文書を印刷する一般的な用途では、この違いだけを理由に新型を選ぶ必要性は高くないでしょう。
違い③ 発売時期と本体価格
EP-719Aは2026年10月29日発売予定、EP-717Aは2024年発売のモデルです。
発売時期には約2年の差がありますが、印刷の基本性能はほぼ共通しています。
そのため、購入するときは本体価格の違いが重要になります。
例えば、旧型EP-717Aが新型より数千円安く販売されていれば、基本性能を重視する方にとっては旧型も十分魅力的です。
反対に、価格差がほとんどなければ、新しいEP-719Aを選ぶのもよいでしょう。
ただし、ディスクレーベル印刷を利用する方は、EP-719Aの本体価格に別売りトレイの費用も加えて比較する必要があります。
旧型だから必ず安いとは限らないため、購入時点の販売価格と在庫状況を確認するのがおすすめです。
EP-719AとEP-717Aの共通機能
EP-719AとEP-717Aは、印刷に関する基本仕様の多くが共通しています。
ここでは、購入前に知っておきたい主な共通機能をご紹介します。
6色インクの印刷品質・印刷速度・コスト
EP-719AとEP-717Aは、どちらも染料6色の独立型インクを採用しています。
基本の4色にライトシアンとライトマゼンタを加えた6色インクで、写真のなめらかな色の表現に適しています。
また、独立型なので、なくなった色だけを交換できるのも便利です。
両モデルの主な印刷仕様は次のとおりです。
- インク:染料6色・独立型
- 最高解像度:5,760×1,440dpi
- L判写真印刷速度:約17秒
- L判写真印刷コスト:約37.3円
- A4カラー文書印刷コスト:約21.2円
※印刷速度と印刷コストはメーカー公表値です。使用する用紙や印刷設定などによって異なります。
対応インクも、どちらも「カキゴオリ(KAKシリーズ)」です。
そのため、EP-717AからEP-719Aに買い替える場合も、対応インクのシリーズは変わりません。
公式仕様を見る限り、新型になったことで写真印刷の解像度や速度、メーカー公表の印刷コストが変わったわけではありません。
ただし、実際の印刷結果は用紙や印刷設定、画像データなどによって変わります。
コピー・スキャン・スマホ印刷に対応
EP-719AとEP-717Aは、どちらもプリント・コピー・スキャンの3つの機能を備えたインクジェット複合機です。
写真や文書を印刷するだけでなく、書類をコピーしたり、写真をスキャンしてデータとして保存したりできます。
また、無線LANに対応しているため、パソコンとプリンターをUSBケーブルでつながなくても印刷できます。
スマートフォンからの印刷にも対応しており、エプソンの無料アプリ「Epson Smart Panel」も利用できます。
例えば、次のような使い方ができます。
- スマホで撮影した写真を印刷する
- 学校や家庭で使う書類をコピーする
- 写真や書類をスキャンする
- パソコンから無線で文書を印刷する
家庭でよく使う機能は両モデルに備わっているため、これらの用途では新旧による大きな違いを気にする必要はありません。
本体サイズ・給紙容量・使いやすさ
EP-719AとEP-717Aは、本体サイズや重量も同じです。
収納時の本体サイズは幅390×奥行338×高さ163mm、重量は約6.0kgとなっています。
どちらも前面給紙方式を採用しているため、背面に手を回さずに用紙を補充できます。
A4普通紙は最大100枚、ハガキは最大40枚セット可能です。
また、どちらも1.44型の液晶モニターを搭載しています。
なお、印刷時の奥行きは504mmになるため、設置する際は排紙スペースも確保しておきましょう。
本体サイズや給紙方式も共通しているため、設置スペースを理由にどちらかを選ぶ必要はほとんどありません。
EP-719AとEP-717Aを購入する前の注意点
どちらも家庭で写真や文書を印刷するのに便利なモデルですが、購入前に確認しておきたい点もあります。
自動両面印刷には対応していない
EP-719AとEP-717Aは、どちらも自動両面印刷に対応していません。
自動両面印刷とは、用紙を自分で裏返さなくても、プリンターが自動で表と裏の両方に印刷してくれる機能です。
両モデルとも手動での両面印刷には対応していますが、用紙を裏返す手間がかかります。
写真や年賀状の印刷が中心なら、それほど気にならないかもしれません。
しかし、学校の資料や仕事の書類などを頻繁に両面印刷する方は、自動両面印刷に対応した別のモデルも検討するとよいでしょう。
旧型は在庫状況と価格を確認する
EP-717Aは旧型モデルのため、購入する際は販売店の在庫状況を確認しましょう。
旧型は値下がりしてお得に購入できることもありますが、在庫が少なくなると価格が上がる場合もあります。
また、販売店によっては新品だけでなく、中古品や整備済み品が表示されることもあります。
購入するときは、価格だけでなく、商品の状態や保証条件も確認しておくと安心です。
なお、EP-719AとEP-717Aは対応インクとメーカー公表の印刷コストが同じです。
そのため、基本的な印刷用途では、本体価格と必要な付属品を中心に比較すると選びやすいでしょう。
まとめ|EP-719AとEP-717Aは価格差と用途で選ぼう
エプソンのEP-719AとEP-717Aの違いを比較しました。
両モデルは、6色インクや印刷解像度、印刷速度、印刷コストなどの基本性能がほぼ同じです。
主な違いは、ディスクトレイなどの付属品、無線LANの対応規格、発売時期です。
価格差が小さければ新型EP-719A、旧型EP-717Aが安く購入できるならEP-717Aがおすすめです。
また、ディスクレーベル印刷を利用する方は、トレイが付属するEP-717Aも魅力的な選択肢になります。
新型だから必ず印刷性能が優れているわけではないため、必要な機能と価格を比較して選んでみてくださいね。
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