
東芝レグザの55V型テレビ「55ZX3S」と「55Z770S」は、どちらもMini LEDを採用した2026年モデルです。見た目や基本機能はよく似ていますが、バックライトの方式や映像エンジン、色の表現力、ネット動画の画質補正などに違いがあります。特に55ZX3Sは、新しいRGB Mini LED液晶パネルを搭載していることが大きな特徴です。一方、55Z770Sは高輝度Mini LED液晶パネルを採用しながら、価格を抑えやすい点が魅力。この記事では、両機種の違いを初心者の方にもわかりやすく比較し、映画やドラマ、スポーツ、ゲームなど、使い方に合うモデルを紹介します。
目次
メリット・デメリットを一覧で比較
| 機種 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 55ZX3S | ・RGB Mini LEDによる鮮やかな色表現 ・上位のレグザエンジンZRαを搭載 ・ネット動画やアニメの画質補正が充実 ・斜めからも見やすい広視野角パネル ・映画やドラマの映像美を重視しやすい |
・55Z770Sより価格が高い ・発売直後は値下がりしにくい可能性がある ・年間消費電力量は55Z770Sより多い |
| 55Z770S | ・高輝度Mini LEDを比較的手頃に選べる ・明るい部屋で見やすいノングレアパネル ・ゲーム、録画、ネット動画機能が充実 ・音声出力やスピーカー数は55ZX3Sと同等 ・年間消費電力量が少ない |
・RGB Mini LEDには対応していない ・AIシーン高画質PROやアニメビューティPROは非搭載 ・斜め方向からの見やすさでは55ZX3Sが有利 |
大きな違いは、画質を優先する55ZX3Sと、価格と性能のバランスに優れた55Z770Sという位置付けです。
55ZX3Sは、赤・緑・青のLEDをそれぞれ独立して制御するRGB Mini LED液晶パネルを採用しています。一般的なMini LEDよりも色の純度を高めやすく、鮮やかな映像や繊細な色合いを楽しみたい方に向いています。レグザエンジンZRαやAIシーン高画質PROなど、上位の映像処理機能も搭載されています。
55Z770Sは通常の高輝度Mini LED液晶パネルですが、4K・120Hz倍速、144Hz VRR、Dolby Vision IQ、Dolby Atmosなど、日常的に使う主要機能は充実しています。映像性能に強いこだわりがなければ、55Z770Sでも十分に満足しやすいでしょう。
この記事でわかること
- 55ZX3Sと55Z770Sの主な違い
- RGB Mini LEDと通常のMini LEDの違い
- 映画・地デジ・ネット動画に向いている機種
- PS5やXboxなどでゲームをするときの性能
- 価格差に見合う価値があるか
- それぞれの機種がおすすめな人
55ZX3Sと55Z770Sは、どちらも4K解像度のMini LED液晶テレビで、基本的なゲーム機能や録画機能、ネット動画機能には多くの共通点があります。そのため、スペック表を見ただけでは「価格が高い55ZX3Sを選ぶ必要があるの?」と迷いやすいかもしれません。
選ぶときに注目したいのは、どのような映像を、どのくらいの画質で楽しみたいかという点です。映画やアニメの色彩、暗い場面の階調、人物の肌の自然さまで重視するなら55ZX3Sが候補になります。地デジやYouTubeを中心に楽しみ、購入費用を抑えたい場合は55Z770Sが選びやすいでしょう。
この記事では、専門用語をできるだけかみ砕きながら、両機種の違いを順番に解説します。テレビに詳しくない方でも、自分の生活に合うモデルを判断できるようにまとめています。
東芝55ZX3Sと55Z770Sの違いを比較|まず結論
最初に結論をお伝えすると、画質の美しさを最優先するなら55ZX3S、価格と性能のバランスを優先するなら55Z770Sがおすすめです。
55ZX3Sの大きな魅力は、新開発のRGB Mini LED液晶パネルと、上位映像エンジン「レグザエンジンZRα」を搭載していることです。色の鮮やかさだけでなく、ネット動画、地デジ、アニメ、人物の肌など、見るコンテンツに合わせた高画質処理が充実しています。
一方の55Z770Sは、高輝度Mini LED液晶パネルとレグザエンジンZRを搭載したバランス型です。RGB Mini LEDではありませんが、明るさやコントラストに優れ、120Hz倍速や144Hz VRR、Dolby Atmos、4K放送のダブルチューナーなど、普段使いに必要な機能はしっかり備わっています。
55ZX3S・55Z770Sがおすすめな人
| 機種 | おすすめな人 |
|---|---|
| 55ZX3S | ・映画やドラマをできるだけ美しい映像で楽しみたい人 ・アニメの鮮やかな色や細かな線を重視する人 ・ネット動画の画質を少しでもきれいにしたい人 ・家族で斜め方向からテレビを見ることが多い人 ・価格よりも最新の画質技術を優先したい人 |
| 55Z770S | ・購入価格を抑えながらMini LEDテレビを選びたい人 ・地デジ、YouTube、Netflixを幅広く楽しみたい人 ・PS5やXboxで快適にゲームをしたい人 ・明るいリビングでテレビを見ることが多い人 ・画質と価格のバランスを重視する人 |
55ZX3Sは、映像の色合いや質感にこだわる方に向いています。RGB Mini LEDは、赤・緑・青の光を独立して制御することで、従来のMini LEDより純度の高い色を表現しやすい仕組みです。鮮やかな衣装や自然の風景、アニメの色彩などを楽しみたい場合に魅力を感じやすいでしょう。
55Z770Sは、通常のテレビ番組からネット動画、ゲームまで幅広く楽しめるモデルです。ノングレアパネルを採用しているため、照明や窓の映り込みを抑えやすいこともポイント。昼間の明るいリビングで使用するなら、55Z770Sの見やすさが合う可能性があります。
違い一覧表(比較表)
| 比較項目 | 55ZX3S | 55Z770S |
|---|---|---|
| 発売日 | 2026年8月7日予定 | 2026年5月22日 |
| 参考価格 | 316,800円前後から | 20万円前後から ※販売店により変動 |
| パネル方式 | RGB Mini LED液晶 | 高輝度Mini LED液晶 |
| 映像エンジン | レグザエンジンZRα | レグザエンジンZR |
| AIシーン高画質 | AIシーン高画質PRO | 非搭載 |
| 人物の肌補正 | ナチュラルフェイストーンPRO | ナチュラルフェイストーン |
| ネット動画高画質 | ネット動画ビューティPROなど | ネット動画ビューティ |
| アニメ高画質 | アニメビューティPRO | 非搭載 |
| 地デジ高画質 | 地デジAIビューティPRO | 地デジAIビューティ |
| エリア制御 | RGB独立エリアコントロール | Mini LEDエリアコントロール |
| 広視野角 | ワイドアングル液晶パネル | 記載なし |
| 低反射 | 記載なし | ノングレアパネル |
| カラー制御 | 64色軸リッチカラーイメージコントロール | 36色軸リッチカラーイメージコントロール |
| サウンドシステム | 重低音立体音響ZX | 重低音立体音響システムZ |
| 音声出力 | 合計60W | 合計60W |
| 外形寸法 | 幅1226×高さ776×奥行263mm ※スタンド高位置 |
幅1226×高さ771×奥行265mm ※スタンド高位置 |
| 質量 | 19.5kg/本体16.0kg | 19.5kg/本体15.7kg |
| 消費電力 | 178W | 191W |
| 年間消費電力量 | 123kWh/年 | 109kWh/年 |
違いを一覧で見ると、55ZX3Sは画質関連の機能が大きく強化されていることがわかります。特にRGB Mini LED、レグザエンジンZRα、AIシーン高画質PRO、アニメビューティPROは、55ZX3Sを選ぶ主な理由になる機能です。
ただし、ゲーム関連機能や録画機能、主要なHDR規格、音声出力などは共通しています。55Z770Sでも、4K・120Hz入力や144Hz VRR、ALLM、AMD FreeSync Premiumに対応しているため、ゲーム目的で必ずしも55ZX3Sを選ぶ必要はありません。
また、外形寸法やスタンドを含む質量はほぼ同じです。現在のテレビ台に55Z770Sを置けるスペースがあるなら、55ZX3Sも設置しやすいと考えられます。ただし、55ZX3Sと55Z770Sはスタンドの構造が異なるため、設置時には付属の取付説明書を確認してください。
価格差だけ見るとどちらがお得?
価格差だけで判断するなら、55Z770Sのほうがお得感は高いといえます。55ZX3Sは執筆時点で316,800円前後から確認できるのに対し、55Z770Sは販売店によって20万円前後から探せます。タイミングによっては、10万円以上の差が生じる可能性があります。
この価格差は、主にRGB Mini LED液晶パネルと上位の映像処理機能に対するものです。地デジやバラエティ番組を中心に見て、週末に映画やネット動画を楽しむ程度なら、55Z770Sでも十分な性能があります。浮いた予算をサウンドバーや録画用USBハードディスクに使う選び方もおすすめです。
一方、映画やアニメを毎日のように見て、色の鮮やかさや暗い場面の表現まで大切にしたい方には、55ZX3Sの価格差に価値を感じられる可能性があります。テレビは一度購入すると長く使う家電なので、数年間使用することを考えれば、画質への満足度を優先する選び方も間違いではありません。
コストパフォーマンス重視なら55Z770S、映像へのこだわりを優先するなら55ZX3Sと考えると選びやすいでしょう。
なお、55ZX3Sは2026年8月7日の発売予定モデルです。発売前や発売直後は価格が動きやすいため、購入時には必ず各販売店の価格、在庫、設置料金、延長保証、ポイント還元を確認してください。
55ZX3Sの最新価格・在庫はこちら ⇩
55Z770Sの最新価格・在庫はこちら ⇩
55ZX3S・55Z770Sの発売日・価格・基本スペック
東芝レグザの55ZX3Sと55Z770Sは、どちらも2026年に登場した55V型の4K Mini LED液晶テレビです。ただし、発売時期や価格、搭載されている液晶パネル、映像処理エンジンには違いがあります。
55ZX3Sは、RGB Mini LEDを採用したハイグレードモデルです。対する55Z770Sは、高輝度Mini LEDを採用し、性能と価格のバランスを重視したモデルとなっています。
ここでは、発売日や参考価格に加えて、テレビ選びで確認しておきたいサイズ、重さ、チューナー数、消費電力などの基本スペックを比較します。
発売日・価格
| 比較項目 | 55ZX3S | 55Z770S |
|---|---|---|
| 発売日 | 2026年8月7日予定 | 2026年5月22日 |
| メーカー価格 | オープン価格 | オープン価格 |
| 参考価格 | 316,800円前後から | 190,000円前後から |
| 価格差の目安 | 約12万円前後 | |
55ZX3Sの発売日は2026年8月7日予定です。55Z770Sは2026年5月22日に発売されているため、55ZX3Sより約2か月半早く販売が始まっています。
価格.comで確認できた参考価格は、55ZX3Sが316,800円前後から、55Z770Sが190,000円前後からです。販売価格を比べると、両機種には約12万円前後の差があります。ただし、テレビの価格は在庫状況やセール、ポイント還元、設置サービスの有無などによって変わります。
55ZX3Sは発売前の予約価格であり、発売直後もしばらくは価格が高い状態が続く可能性があります。一方、55Z770Sはすでに販売が始まっているため、店舗ごとの値引きやキャンペーンを利用しやすい点が魅力です。
価格を優先する場合は55Z770Sのほうが選びやすいでしょう。55ZX3Sは、価格差を支払ってでもRGB Mini LEDや上位の映像処理機能を使いたい方に向いています。
購入時は本体価格だけでなく、送料、設置料金、リサイクル料金、延長保証、ポイント還元まで含めた実質価格で比較することが大切です。
基本スペック比較表
| 比較項目 | 55ZX3S | 55Z770S |
|---|---|---|
| 画面サイズ | 55V型 | 55V型 |
| 画素数 | 3840×2160 | 3840×2160 |
| パネル方式 | 4K液晶パネル RGB Mini LEDバックライト |
4K液晶パネル Mini LEDバックライト |
| 映像処理エンジン | レグザエンジンZRα | レグザエンジンZR |
| 倍速対応 | 120Hz倍速 ゲームモード144Hz VRR対応 |
120Hz倍速 ゲームモード144Hz VRR対応 |
| 4K衛星放送チューナー | 2基 | 2基 |
| 地上デジタルチューナー | 3基 | 3基 |
| BS・110度CSデジタルチューナー | 3基 | 3基 |
| 音声実用最大出力 | 合計60W | 合計60W |
| スピーカー数 | 合計7個 | 合計7個 |
| HDMI入力端子 | 4系統 | 4系統 |
| 無線LAN | Wi-Fi 6対応 | Wi-Fi 6対応 |
| 外形寸法 スタンド付き |
幅1226×高さ776×奥行263mm ※スタンド高位置 |
幅1226×高さ771×奥行265mm ※スタンド高位置 |
| 質量 スタンド含む/本体のみ |
19.5kg/16.0kg | 19.5kg/15.7kg |
| 消費電力 | 178W | 191W |
| 年間消費電力量 | 123kWh/年 | 109kWh/年 |
基本スペックを見ると、画面サイズ、4K解像度、チューナー数、スピーカー出力、HDMI端子数などは共通しています。どちらを選んでも、地デジや4K衛星放送、ネット動画、ゲーム、USBハードディスク録画などを幅広く楽しめます。
最も大きな違いは、液晶パネルと映像処理エンジンです。55ZX3SにはRGB Mini LEDバックライトとレグザエンジンZRαが搭載されています。55Z770Sは、高輝度Mini LEDバックライトとレグザエンジンZRを搭載しています。
本体サイズはほぼ同じです。スタンドを高い位置に取り付けた場合、横幅はどちらも1226mm。高さは55ZX3Sが776mm、55Z770Sが771mmで、差はわずか5mmです。奥行きも2mm程度しか変わらないため、設置スペースについてはほぼ同じと考えてよいでしょう。
スタンドを含む重さも、どちらも19.5kgです。ただし、安全に設置するためには、テレビ台の耐荷重だけでなく、横幅と奥行き、スタンドの接地幅も確認しておきましょう。
年間消費電力量は55Z770Sのほうが少なく、電気代を抑えやすい仕様です。消費電力そのものは55ZX3Sのほうが低いものの、年間消費電力量では55Z770Sが有利となっています。これは省エネ基準で定められた視聴条件や待機状態などを含めて計算されるためです。
シリーズ内での位置付け
| 機種 | シリーズ内の位置付け | 重視されているポイント |
|---|---|---|
| 55ZX3S | RGB Mini LED搭載のハイグレードモデル | 色表現、コントラスト、AI高画質、広視野角 |
| 55Z770S | Mini LED搭載のバランスモデル | 明るさ、低反射、ゲーム性能、価格とのバランス |
55ZX3Sは、東芝レグザの2026年モデルの中で、RGB Mini LEDをより選びやすい価格帯に広げるハイグレードモデルとして位置付けられています。
RGB Mini LEDは、赤・緑・青のLEDをバックライトに使い、それぞれの光を細かく制御する方式です。一般的な青色LEDと量子ドットなどを組み合わせるMini LEDテレビと比べて、純度の高い色を表現しやすいことが特徴です。
また、55ZX3Sには上位の映像エンジン「レグザエンジンZRα」が搭載されています。AIシーン高画質PRO、ネット動画ビューティPRO、アニメビューティPRO、地デジAIビューティPROなど、映像の種類に合わせて画質を整える機能が充実しています。
55Z770Sは、Mini LEDテレビとしての高画質と、購入しやすい価格のバランスを重視したモデルです。上位モデルほど多くの画質補正機能はありませんが、通常の地デジ放送やネット動画、スポーツ、ゲームを楽しむには十分充実した性能を備えています。
さらに、55Z770Sにはノングレアパネルが採用されています。照明や窓の光が画面に映り込みにくいため、日中の明るいリビングでテレビを見る機会が多い方に向いています。
シリーズ内での違いを簡単にまとめると、映像の美しさや最新技術を重視するなら55ZX3S、必要な機能をしっかり備えつつ費用を抑えたいなら55Z770Sです。
ただし、55ZX3Sが必ずすべての方に向いているわけではありません。テレビ番組やYouTubeを気軽に見ることが中心なら、55Z770Sでも性能不足を感じにくいでしょう。反対に、映画やアニメの色合い、暗い場面の表現、人物の肌の自然さまでこだわりたい方には、55ZX3Sの上位機能が魅力になります。
55ZX3Sと55Z770Sの違いを詳しく比較
ここからは、55ZX3Sと55Z770Sの違いを項目ごとに詳しく見ていきます。
どちらも4K Mini LED液晶テレビとして高い性能を備えていますが、実際に比較すると画質や映像処理、パネル性能などには意外と大きな違いがあります。一方で、ゲーム機能や録画機能、ネット動画への対応などは共通点も多く、使い方によっては価格を抑えられる55Z770Sでも十分満足できるケースがあります。
「何が違うの?」「自分にはどちらが合う?」という疑問が分かるよう、初心者の方にも分かりやすく解説します。
RGB Mini LEDとMini LEDの違い
55ZX3Sと55Z770Sで最も大きな違いが、バックライトの方式です。
| 比較項目 | 55ZX3S | 55Z770S |
|---|---|---|
| バックライト | RGB Mini LED | Mini LED |
| 広色域 | RGB LED対応 | ― |
| 色表現 | 非常に豊か | 十分きれい |
| エリア制御 | RGB独立エリアコントロール | Mini LEDエリアコントロール |
一般的なMini LEDテレビは、青色LEDを中心としたバックライトを使用し、映像を表示しています。
一方、55ZX3Sは赤・緑・青(RGB)のLEDを独立して制御する新開発RGB Mini LEDを採用しています。そのため、従来方式よりも色の純度が高く、鮮やかな花や青空、夕焼けなどの色彩をより自然に表現しやすいことが特徴です。
また、RGB独立エリアコントロールにより、映像の明るい部分と暗い部分を細かく制御できるため、黒が引き締まり、立体感のある映像を楽しめます。
55Z770SもMini LEDならではの高コントラスト映像を楽しめますが、色の再現力では55ZX3Sが一歩リードしています。映画や映像作品をじっくり楽しみたい方には55ZX3Sが魅力的です。
映像エンジンの違い
| 比較項目 | 55ZX3S | 55Z770S |
|---|---|---|
| 映像エンジン | レグザエンジンZRα | レグザエンジンZR |
| AIシーン高画質 | AIシーン高画質PRO | ― |
| ネット動画画質 | PRO仕様 | 通常版 |
55ZX3Sには最新のレグザエンジンZRαが搭載されています。
AIが映像の種類を判断し、映画・スポーツ・ドラマ・ネット動画などに合わせて画質を自動で最適化します。特にAIシーン高画質PROは、HDMI入力にも対応しているため、ブルーレイレコーダーやゲーム機の映像でも高画質化が期待できます。
55Z770SもレグザエンジンZRを搭載しており十分高性能ですが、AIによる細かな画質調整や映像解析機能は55ZX3Sのほうが充実しています。
画質へのこだわりが強い方ほど、この映像エンジンの違いを感じやすいでしょう。
画質性能の違い
| 画質機能 | 55ZX3S | 55Z770S |
|---|---|---|
| ナチュラルフェイストーン | PRO | 通常版 |
| ネット動画ビューティ | PRO | ○ |
| アニメビューティ | PRO | ― |
| 地デジAIビューティ | PRO | 通常版 |
| カラーコントロール | 64色軸 | 36色軸 |
| 3次元カラーリマスター | ○ | ― |
| ワイドアングル | ○ | ― |
| ノングレアパネル | ― | ○ |
画質機能は55ZX3Sが圧倒的に充実しています。
人物の肌をより自然に見せるナチュラルフェイストーンPRO、ネット動画の圧縮ノイズを抑えるネット動画ビューティPRO、アニメ専用の画質処理など、多くの機能が上位仕様になっています。
さらに64色軸リッチカラーイメージコントロールを採用しているため、色ごとの調整がより細かく行われます。花や紅葉、人物の肌色なども自然な色合いで表現しやすくなっています。
一方、55Z770Sはノングレアパネルを採用していることが特徴です。昼間のリビングや照明が多い部屋では映り込みを抑えやすく、視聴しやすい環境を作れます。
夜に映画を見ることが多いなら55ZX3S、昼間のリビング中心なら55Z770Sも十分魅力があります。
HDR性能の違い
HDR規格への対応については、両モデルとも非常に充実しています。
| HDR機能 | 55ZX3S | 55Z770S |
|---|---|---|
| Dolby Vision IQ | ○ | ○ |
| HDR10 | ○ | ○ |
| HLG HDR | ○ | ○ |
| HDRオプティマイザー | ○ | ○ |
| HDRリアライザー | ○ | ○ |
対応しているHDR規格は共通のため、NetflixやDisney+、UHDブルーレイなどのHDRコンテンツはどちらでも高画質で楽しめます。
違いはHDR信号をどれだけ美しく表示できるかです。
55ZX3SはRGB Mini LEDや上位映像エンジンとの組み合わせにより、明るいシーンと暗いシーンの表現力がさらに向上しています。夜景や星空、花火などコントラストが大きい映像では違いを感じやすいでしょう。
55Z770SでもHDR性能は高く、多くの方にとって十分満足できる画質です。
音質の違い
| 比較項目 | 55ZX3S | 55Z770S |
|---|---|---|
| サウンドシステム | 重低音立体音響ZX | 重低音立体音響システムZ |
| 総出力 | 60W | 60W |
| スピーカー数 | 7個 | 7個 |
| Dolby Atmos | ○ | ○ |
音質については基本性能が非常によく似ています。
どちらも7個のスピーカーと合計60W出力、Dolby Atmosに対応しているため、テレビ単体でも立体感のあるサウンドを楽しめます。
55ZX3Sはサウンドチューニングが上位仕様となっていますが、大きな差を感じる場面は画質ほど多くありません。
音にこだわる場合は、どちらを選んでもサウンドバーを追加することで、さらに迫力あるホームシアター環境を構築できます。
ゲーム性能の違い
ゲーム性能はほぼ共通です。
| ゲーム機能 | 55ZX3S | 55Z770S |
|---|---|---|
| 4K120Hz | ○ | ○ |
| 4K144Hz VRR | ○ | ○ |
| ALLM | ○ | ○ |
| AMD FreeSync Premium | ○ | ○ |
| 入力遅延 | 約0.83ms | 約0.83ms |
PS5やXbox Series X、ゲーミングPCとの相性は両機種とも非常に優秀です。
映像遅延は約0.83msと非常に少なく、4K120Hzや144Hz VRRにも対応しています。そのため、ゲーム目的だけなら55Z770Sを選んでも性能差はほとんど感じないでしょう。
録画機能の違い
録画機能については、両モデルともほぼ共通です。
USBハードディスク録画や4Kダブルチューナー録画、レグザリンク、タイムシフトリンクなど主要機能は共通しています。
録画を中心にテレビを選ぶのであれば、この項目で大きく迷う必要はありません。
スマートテレビ機能の違い
ネット動画やスマート機能も基本的には共通しています。
YouTube、Netflix、Prime Videoなどの主要動画サービスに対応し、AirPlay 2やスクリーンミラーリング、Wi-Fi6にも対応しています。
違いは、55ZX3Sのほうがネット動画ビューティPROやAIコンテンツ判別など、映像補正機能が強化されている点です。動画配信サービスをよく見る方には嬉しい進化といえます。
接続端子の違い
接続端子は共通仕様です。
HDMI端子は4系統あり、そのうちeARCにも対応しています。ゲーム機、レコーダー、サウンドバーを同時に接続しやすい構成です。
USB端子やLAN端子、光デジタル音声出力も同じなので、接続性を理由に選び分ける必要はほとんどありません。
デザイン・サイズの違い
デザインはどちらもスタイリッシュなベゼルレスデザインを採用しています。
本体サイズや重量はほぼ同じですが、55ZX3Sはワイドアングル液晶パネルを採用しているため、斜めから見た際の色変化が少なく、家族で視聴しやすい点が魅力です。
一方、55Z770Sはノングレアパネルにより映り込みを抑えやすく、昼間でも見やすい画面になっています。
消費電力・年間電気代の違い
| 比較項目 | 55ZX3S | 55Z770S |
|---|---|---|
| 消費電力 | 178W | 191W |
| 年間消費電力量 | 123kWh | 109kWh |
消費電力は55ZX3Sのほうが低いものの、年間消費電力量は55Z770Sのほうが少なく、省エネ性能ではやや有利です。
年間電気代の差は大きくありませんが、長期間使用することを考えると、少しでもランニングコストを抑えたい方には55Z770Sが向いています。
ただし、画質性能の向上による満足感を重視するなら、年間数百円程度の電気代の違いよりも、55ZX3Sの映像美に価値を感じる方も多いでしょう。
画質を徹底レビュー
テレビ選びで最も重視されるポイントの一つが画質です。
55ZX3Sと55Z770Sは、どちらも4K Mini LED液晶テレビとして高画質を実現していますが、映像の作り込みには違いがあります。55ZX3Sは新開発のRGB Mini LED液晶パネルとレグザエンジンZRαを搭載した上位モデルで、色彩やコントラスト、映像処理機能が強化されています。一方の55Z770Sは、高輝度Mini LED液晶パネルを採用し、価格を抑えながらも十分に美しい映像を楽しめるモデルです。
ここでは映画やスポーツ、地デジ、ネット動画など、実際の視聴シーンごとに両モデルの違いを詳しく紹介します。
映画を見るならどちら?
映画鑑賞を重視するなら、55ZX3Sがおすすめです。
映画では、暗いシーンの黒の表現や光の輝き、人物の肌色、細かな色の違いなどが映像の印象を大きく左右します。55ZX3SはRGB Mini LEDバックライトを採用しているため、赤・緑・青それぞれの光を細かく制御でき、色の再現性が非常に高くなっています。
例えば夜景のシーンでは、街のネオンや車のライトがより鮮やかに映り、暗い背景とのコントラストも自然です。宇宙を舞台にした作品では、漆黒の宇宙空間と星の輝きが際立ち、立体感のある映像を楽しめます。
また、55ZX3SはRGB独立エリアコントロールに対応しています。映像の明るい部分だけを効率よく光らせ、暗い部分はしっかり暗く表現できるため、映画館のようなメリハリのある映像になりやすいことが特徴です。
映像エンジンも上位モデルのレグザエンジンZRαを採用しています。細かな映像解析を行いながら、映画作品本来の色合いや質感をできるだけ自然に再現します。特に4K UHDブルーレイやDolby Vision対応作品では、その違いを感じやすいでしょう。
一方、55Z770SもMini LED液晶ならではの高コントラスト映像を楽しめます。一般的な液晶テレビより黒浮きが少なく、HDR映像の迫力も十分です。
ただし、色彩表現や細かな階調では55ZX3Sのほうが一歩上です。映画を週末に楽しむ程度なら55Z770Sでも満足できますが、映画鑑賞を趣味としている方やホームシアターを楽しみたい方には55ZX3Sがおすすめです。
映画を見る時間が長いほど、55ZX3Sの高画質性能を実感しやすいでしょう。
スポーツを見るならどちら?
スポーツ観戦では、どちらも非常に優秀な性能を備えています。
サッカーや野球、バスケットボールなど動きの速い映像では、残像の少なさや滑らかな表示が重要になります。55ZX3S、55Z770Sともに120Hz倍速表示に対応し、ゲームモードでは144Hz VRRにも対応しています。
選手の動きやボールの軌跡が滑らかに表示されるため、スポーツ中継でも快適に視聴できます。
さらに両モデルとも「おまかせAIピクチャー」を搭載しており、スポーツ映像では芝生の緑やユニフォームの色、照明環境などを自動で調整して見やすい映像へ最適化します。
違いが出るのは色の鮮やかさです。
55ZX3SはRGB Mini LEDによって芝生やスタジアムの照明、ユニフォームの色などをより鮮やかに再現します。大画面で観戦すると、スタジアムにいるような臨場感を味わいやすいでしょう。
一方、55Z770Sにはノングレアパネルが採用されています。昼間のリビングでは窓からの光や照明が画面に映り込みにくく、スポーツ中継を見やすいことが魅力です。
昼間に家族でスポーツを楽しむ機会が多いなら55Z770Sも十分おすすめできます。
色彩や映像美なら55ZX3S、昼間の見やすさなら55Z770Sという選び方もできます。
地デジを見るならどちら?
地上デジタル放送を見る機会が多い方にも、両モデルは高画質化機能を搭載しています。
| 画質補正機能 | 55ZX3S | 55Z770S |
|---|---|---|
| 地デジAIビューティ | PRO | ○ |
| ナチュラルフェイストーン | PRO | ○ |
| AIシーン高画質 | PRO | ― |
55ZX3Sには地デジAIビューティPROが搭載されており、圧縮ノイズを抑えながら人物や背景をより自然に表示します。
ニュース番組ではアナウンサーの肌色が自然に見え、ドラマでは衣装や背景の質感もより繊細に描写されます。
また、ナチュラルフェイストーンPROにより、人物の顔色が不自然になりにくく、長時間視聴しても見やすい映像になります。
55Z770Sも地デジAIビューティを搭載しており、通常の地デジ視聴では十分高画質です。大型テレビにありがちな粗さを抑え、フルHD放送もきれいに4Kへアップコンバートします。
普段のテレビ番組を快適に楽しむだけなら55Z770Sでも十分ですが、より自然で高精細な映像を求めるなら55ZX3Sが向いています。
YouTube・Netflixを見るならどちら?
最近はテレビ番組よりもYouTubeやNetflix、Prime Videoなどの動画配信サービスを見る時間が長いという方も増えています。
ネット動画を重視するなら、55ZX3Sのほうが魅力的です。
| ネット動画画質機能 | 55ZX3S | 55Z770S |
|---|---|---|
| ネット動画ビューティ | PRO | ○ |
| ネット動画バンディングスムーサー | PRO | ― |
| AIコンテンツ判別 | ○ | ― |
| クラウドAI高画質 | 一部対応 | ○ |
ネット動画は配信サービスによって画質が異なり、映像にノイズや色ムラが出る場合があります。
55ZX3Sはネット動画ビューティPROに加え、ネット動画バンディングスムーサーPROを搭載しています。空や夕焼けなどのグラデーションで発生しやすい色の境目を滑らかに補正し、自然な映像へ近づけます。
さらにAIコンテンツ判別機能が映像の種類を分析し、アニメ・映画・ドラマ・スポーツなど、それぞれに適した画質へ自動で調整します。
YouTubeでは人物の肌色や背景が自然になり、NetflixではHDR映画のコントラストや色彩をより豊かに表現できます。アニメ作品では輪郭がくっきりし、鮮やかな色合いも楽しみやすくなります。
55Z770Sもネット動画ビューティを搭載しているため、通常のネット動画視聴なら十分高画質です。ただし、PRO機能までは搭載されていないため、画質補正の細かさでは55ZX3Sが有利になります。
普段からYouTubeやNetflixを長時間楽しむ方や、動画配信サービスをテレビで見ることが多い方は、55ZX3Sを選ぶことで満足度が高くなるでしょう。
まとめると、画質を最優先するなら55ZX3S、価格とのバランスを重視するなら55Z770Sがおすすめです。どちらも4K Mini LEDテレビとして高い完成度を誇りますが、映像へのこだわりが強い方ほど55ZX3Sの魅力を実感しやすいでしょう。
ゲーム性能を比較レビュー
55ZX3Sと55Z770Sは、どちらもゲーム向け機能が充実した4K液晶テレビです。4K・120Hz表示はもちろん、ゲームモードでは144Hz VRRにも対応し、PS5やXbox Series X|S、高性能ゲーミングPCまで幅広く活用できます。
また、映像遅延を抑える「瞬速ゲームモード」やVRR(可変リフレッシュレート)、ALLM(自動低遅延モード)、AMD FreeSync™ Premiumにも対応しているため、最新ゲーム機の性能をしっかり引き出せます。
ゲーム性能に関しては両モデルの共通点が多く、画質面では55ZX3S、コストパフォーマンスでは55Z770Sという選び方がおすすめです。
VRR・ALLM・144Hz対応
ゲーム向け機能は、55ZX3S・55Z770Sともに非常に充実しています。
| ゲーム機能 | 55ZX3S | 55Z770S |
|---|---|---|
| 4K120Hz表示 | 〇 | 〇 |
| 4K144Hz(ゲームモード) | 〇 | 〇 |
| VRR対応 | 〇 | 〇 |
| ALLM対応 | 〇 | 〇 |
| AMD FreeSync™ Premium | 〇 | 〇 |
| ゲームセレクト | 〇 | 〇 |
| ゲームスムーズモード | 〇 | 〇 |
VRR(Variable Refresh Rate)は、ゲーム機のフレームレートに合わせてテレビの表示タイミングを自動で調整する機能です。画面のカクつきやティアリング(映像のズレ)が起こりにくくなり、アクションゲームやレースゲームでも滑らかな映像を楽しめます。
ALLM(Auto Low Latency Mode)は、ゲーム機を接続すると自動でゲームモードへ切り替える機能です。面倒な設定をしなくても低遅延でプレイできるため、ゲーム初心者にも使いやすい仕様となっています。
さらに、ゲームモードでは最大144Hz VRRに対応しています。対応するゲーミングPCを接続すれば、120Hzを超える滑らかな映像表示も可能です。
PS5やXbox Series X|Sでは4K120Hzを中心に活用でき、高リフレッシュレート対応ゲームでは非常に快適な操作感が期待できます。
ゲーム機能だけを見ると、55ZX3Sと55Z770Sに大きな差はありません。
入力遅延
ゲームでは画質だけでなく、ボタンを押してから画面に反映されるまでの時間も重要です。
| 比較項目 | 55ZX3S | 55Z770S |
|---|---|---|
| 映像遅延時間 | 約0.83ms | 約0.83ms |
| 瞬速ゲームモード | 〇 | 〇 |
| オートゲームアジャスト | 〇 | 〇 |
両モデルとも、公称値では約0.83msという非常に低い映像遅延を実現しています。
FPSや格闘ゲームでは、わずかな遅延が勝敗を左右することがありますが、このレベルであれば一般的なプレイヤーはもちろん、競技性の高いゲームでも十分に快適な操作感が期待できます。
また、「瞬速ゲームモード」によって映像処理を最適化し、不要な遅延を抑えています。さらに「オートゲームアジャスト」がゲームジャンルに合わせて表示を自動調整するため、細かな設定をしなくても快適にプレイできます。
入力遅延についても、55ZX3Sと55Z770Sの違いはほとんどありません。
そのため、ゲーム性能だけを重視する場合は、価格を抑えられる55Z770Sのコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。
PS5・Switch2・Xboxとの相性
最新ゲーム機との相性も、どちらのモデルも非常に優れています。
| ゲーム機 | 55ZX3S | 55Z770S |
|---|---|---|
| PS5 | ◎ | ◎ |
| PS5 Pro | ◎ | ◎ |
| Nintendo Switch2 | ◎ | ◎ |
| Xbox Series X|S | ◎ | ◎ |
| ゲーミングPC | ◎ | ◎ |
PS5・PS5 Proでは、4K120HzやVRR、ALLMに対応しているため、対応タイトルでは滑らかでレスポンスの良い映像を楽しめます。HDRやDolby Vision対応コンテンツとの組み合わせにより、美しい映像と快適な操作性を両立できます。
Nintendo Switch2では、HDR対応タイトルや高フレームレート対応ゲームで性能を活かせます。家族で楽しむパーティーゲームからアクションゲームまで、快適なプレイ環境を作れるでしょう。
Xbox Series X|Sでは、VRRやALLM、AMD FreeSync™ Premiumとの組み合わせにより、対応タイトルで安定した映像表示が期待できます。FPSやレースゲームなど、動きの速いゲームでも違和感の少ないプレイが可能です。
ゲーミングPCを接続する場合は、144Hz VRR対応を活かして高リフレッシュレートでのプレイも楽しめます。高性能グラフィックボードを搭載したPCなら、両モデルの性能を十分に引き出せるでしょう。
一方で、ゲームプレイ中の映像美を重視するなら55ZX3Sがやや有利です。RGB Mini LED液晶パネルによって色彩表現やコントラストが向上しているため、オープンワールドゲームやRPG、美しいグラフィックを楽しむ作品では映像の魅力をより感じやすくなります。
ただし、操作性や応答速度に大きな違いはありません。
ゲーム性能だけで選ぶなら55Z770Sでも十分高性能です。ゲームに加えて映画や動画配信サービスの画質にもこだわりたい方は55ZX3S、コストパフォーマンスを重視する方は55Z770Sがおすすめです。
音質を比較レビュー
テレビを選ぶときは画質に注目しがちですが、映画やライブ映像、スポーツ観戦では音質も満足度を大きく左右します。
55ZX3Sと55Z770Sは、どちらもレグザの上位シリーズらしく、テレビ単体でも迫力のあるサウンドを楽しめる仕様です。7個のスピーカーと合計60Wの高出力に加え、Dolby AtmosやAIによる音質調整機能も搭載しています。
基本的なスピーカー構成は共通していますが、サウンドシステムのチューニングには違いがあります。ここでは、スピーカー構成やDolby Atmos、サウンドバーとの相性を比較しながら、それぞれの特徴を詳しく紹介します。
スピーカー構成
まずは、両モデルのスピーカー構成を比較してみましょう。
| 比較項目 | 55ZX3S | 55Z770S |
|---|---|---|
| サウンドシステム | 重低音立体音響 ZX | 重低音立体音響システムZ |
| 音声実用最大出力 | 60W | 60W |
| 2Wayメインスピーカー | 20W(4個) | 20W(4個) |
| トップスピーカー | 20W(2個) | 20W(2個) |
| ウーファー | 20W(1個) | 20W(1個) |
| スピーカー総数 | 7個 | 7個 |
スピーカーの数や出力は両モデルとも共通で、2Wayメインスピーカー4個、トップスピーカー2個、ウーファー1個の合計7個を搭載しています。総出力も60Wと十分なパワーがあり、一般的なテレビと比べても迫力のあるサウンドを楽しめます。
トップスピーカーが搭載されていることで、音が上方向にも広がりやすく、映画やライブ映像では包み込まれるような臨場感を味わえます。さらにウーファーによって低音もしっかり再生されるため、アクション映画の爆発音やスポーツ中継の歓声にも迫力があります。
違いがあるのはサウンドシステムの名称です。55ZX3Sは「重低音立体音響ZX」、55Z770Sは「重低音立体音響システムZ」を採用しています。
55ZX3Sは上位モデルとして、映像との一体感や音の定位感を高めるチューニングが施されています。ただし、スピーカー構成そのものは共通のため、音質の差は画質ほど大きくはありません。
普段のテレビ番組やYouTube、スポーツ観戦なら、どちらを選んでも十分満足できる音質と言えるでしょう。
Dolby Atmosの違い
立体音響を楽しみたい方に注目してほしいのが、Dolby Atmosへの対応です。
| 音響機能 | 55ZX3S | 55Z770S |
|---|---|---|
| Dolby Atmos | 〇 | 〇 |
| レグザサウンドプロセスVIR | 〇 | 〇 |
| レグザサウンドリマスター | 〇 | 〇 |
| クリア音声 | 〇 | 〇 |
| おまかせAIサウンド | 〇 | 〇 |
| オーディオキャリブレーション | 〇 | 〇 |
両モデルともDolby Atmosに対応しているため、対応する映画やドラマでは立体感のあるサウンドを楽しめます。
例えば、雨が降るシーンでは上から音が降り注ぐような感覚になり、飛行機やヘリコプターが頭上を通過する場面では、音が移動する様子を自然に感じられます。
さらに、レグザ独自の音響技術である「レグザサウンドプロセスVIR」や「レグザサウンドリマスター」も共通搭載されています。圧縮されたネット動画の音声や地デジ放送も聞き取りやすく補正してくれるため、YouTubeや動画配信サービスをよく利用する方にも便利です。
「クリア音声」機能では、人の声を聞き取りやすく調整できます。ニュース番組やドラマではセリフが聞き取りやすくなり、スポーツ中継では実況や解説もクリアに聞こえます。
また、「おまかせAIサウンド」は、視聴しているコンテンツに合わせて音質を自動調整する機能です。映画では迫力を重視し、ニュースでは人の声を聞き取りやすくするなど、細かな設定をしなくても快適な音響を楽しめます。
Dolby Atmosを含めた音響機能は共通点が多いため、この項目だけでどちらかを選ぶ必要はほとんどありません。
サウンドバーとの相性
より迫力のある音を楽しみたい方は、サウンドバーを追加するのもおすすめです。
55ZX3S・55Z770SともにHDMI eARCに対応しているため、Dolby Atmos対応サウンドバーとも接続しやすくなっています。
| 接続機能 | 55ZX3S | 55Z770S |
|---|---|---|
| HDMI eARC | 〇 | 〇 |
| 光デジタル音声出力 | 〇 | 〇 |
| Bluetooth | 〇 | 〇 |
eARC対応により、高音質なDolby Atmos音声もサウンドバーへ伝送できます。映画館のような立体音響を自宅で楽しみたい方には大きなメリットです。
また、Bluetoothにも対応しているため、ワイヤレスヘッドホンやBluetoothスピーカーへ音声を送ることもできます。夜間に映画を見るときや家族が寝ている時間帯にも便利です。
テレビ単体でも音質は十分優秀ですが、より迫力ある低音や広い音場を求めるなら、サウンドバーを追加することで満足度がさらに高まります。
特に55ZX3Sは映像性能が非常に高いため、高性能なDolby Atmos対応サウンドバーと組み合わせることで、映像と音のバランスがより優れたホームシアター環境を作りやすくなります。
一方、55Z770Sもサウンドバーとの相性は非常に良く、テレビ本体の価格を抑えた分、音響機器へ予算を回すという選び方もおすすめです。
音質だけを見ると両モデルの差は小さく、どちらもテレビ単体として十分高音質です。映像美を重視するなら55ZX3S、コストパフォーマンスを重視するなら55Z770Sという選び方が満足度につながるでしょう。
使い勝手を比較レビュー
テレビは毎日使う家電だからこそ、画質や音質だけでなく使い勝手も重要です。
55ZX3Sと55Z770Sは、どちらもレグザならではの便利な録画機能やネット動画機能、スマートフォン連携などを充実させています。そのため、基本的な操作性に大きな違いはありません。
一方で、55ZX3Sはネット動画の画質補正機能が強化されているなど、映像をより快適に楽しめる工夫が追加されています。
ここでは、録画機能や番組表、リモコン、ネット動画機能、スマホとの連携など、毎日使う上で気になるポイントを比較します。
録画機能
録画機能は、両モデルとも非常に充実しています。
| 録画機能 | 55ZX3S | 55Z770S |
|---|---|---|
| USBハードディスク録画 | 〇 | 〇 |
| 4Kダブルチューナー録画 | 〇 | 〇 |
| 地デジ・BS・CSダブル録画 | 〇 | 〇 |
| おまかせ録画 | 〇 | 〇 |
| 簡単連ドラ予約 | 〇 | 〇 |
| マジックチャプター | 〇 | 〇 |
| タイムシフトリンク | 〇 | 〇 |
USBハードディスクを接続するだけで録画できるため、レコーダーを用意しなくても気軽に番組を保存できます。
また、4K放送のダブルチューナーや地デジ・BS・110度CSデジタル放送の複数チューナーを搭載しているため、録画中でも別の番組を視聴しやすい仕様です。
「おまかせ録画」では、好きなジャンルや出演者を登録しておくことで、条件に合った番組を自動で録画できます。ドラマやスポーツ、音楽番組をよく見る方には便利な機能です。
さらに、「簡単連ドラ予約」は毎週の予約操作が不要になり、「マジックチャプター」はCMなどを目安にチャプターを自動作成するため、見たい場面へ移動しやすくなります。
録画機能については共通仕様が多く、どちらを選んでも快適に利用できます。
番組表・リモコン
番組表やリモコンの使いやすさも、両モデルの魅力です。
| 便利機能 | 55ZX3S | 55Z770S |
|---|---|---|
| 番組ガイド | 〇 | 〇 |
| みるコレAIレコメンド | 〇 | 〇 |
| シーン・出演者検索 | 〇 | 〇 |
| レグザAIボイスナビ | 〇 | 〇 |
| レグザボイス(音声操作) | 〇 | 〇 |
番組表は見やすく整理されており、リモコンから簡単に録画予約や番組検索ができます。
レグザ独自の「みるコレAIレコメンド」では、視聴履歴などをもとにおすすめ番組を提案してくれるため、「何を見ようか迷う」というときにも役立ちます。
また、「シーン・出演者検索」に対応しているため、好きな俳優やタレントが出演する番組を探しやすいことも魅力です。
リモコンには音声検索ボタンも搭載されており、「映画」「スポーツ」「ニュース」など話しかけるだけで目的のコンテンツを探せます。文字入力の手間が少なく、テレビ操作が苦手な方やシニア世代にも使いやすいでしょう。
どちらのモデルにも同じリモコン(CT-90511)が付属しており、操作性に大きな違いはありません。
ネット動画機能
動画配信サービスをよく利用する方には、ネット動画機能も重要なポイントです。
| ネット動画機能 | 55ZX3S | 55Z770S |
|---|---|---|
| YouTube | 〇 | 〇 |
| Netflix | 〇 | 〇 |
| Prime Video | 〇 | 〇 |
| AirPlay 2 | 〇 | 〇 |
| スクリーンミラーリング | 〇 | 〇 |
| ネット動画ビューティPRO | 〇 | ― |
| AIコンテンツ判別 | 〇 | ― |
どちらのモデルもYouTubeやNetflix、Prime Videoなどの主要な動画配信サービスに対応しており、インターネットへ接続するだけでさまざまなコンテンツを楽しめます。
違いは映像補正機能です。
55ZX3Sにはネット動画ビューティPROやAIコンテンツ判別が搭載されており、配信映像をより見やすく補正できます。圧縮ノイズを抑えたり、映像ジャンルに応じて画質を最適化したりすることで、YouTubeやNetflixなどの映像をより美しく楽しめます。
55Z770Sにもネット動画ビューティは搭載されていますが、PRO機能ではありません。そのため、ネット動画を毎日長時間見る方や、映像の美しさにこだわる方には55ZX3Sの魅力が大きく感じられるでしょう。
一方で、ネット動画サービスそのものの対応状況は共通しているため、視聴できるコンテンツに違いはありません。
スマホ連携
スマートフォンとの連携機能も、両モデルとも充実しています。
| スマホ連携機能 | 55ZX3S | 55Z770S |
|---|---|---|
| AirPlay 2 | 〇 | 〇 |
| スクリーンミラーリング | 〇 | 〇 |
| Bluetooth | 〇 | 〇 |
| Wi-Fi 6 | 〇 | 〇 |
iPhoneやiPadを利用している方は、AirPlay 2を使って写真や動画、音楽をテレビへ簡単に映し出せます。
Androidスマートフォンではスクリーンミラーリングに対応しているため、旅行先で撮影した写真や動画を家族みんなで大画面で楽しむこともできます。
また、Wi-Fi 6に対応しているため、高画質な動画配信サービスでも通信が安定しやすく、快適な視聴環境を作れます。
Bluetoothも搭載されているので、ワイヤレスヘッドホンやBluetoothスピーカーと接続すれば、夜間でも周囲を気にせず映画やゲームを楽しめます。
スマホ連携については両モデルともほぼ同じ仕様で、日常使いで不便を感じる場面は少ないでしょう。
使い勝手全体を比較すると、録画機能や操作性、スマホ連携はほぼ共通です。一方で、ネット動画をより高画質で楽しみたい方には、ネット動画補正機能が充実した55ZX3Sが向いています。価格を抑えながら便利な機能を一通り使いたい方なら55Z770Sでも十分満足できるでしょう。
55ZX3Sと55Z770Sの共通点
55ZX3Sと55Z770Sは画質エンジンやパネル方式に違いがありますが、基本機能には多くの共通点があります。
どちらも4K液晶パネルを採用し、120Hz倍速、144Hz VRR、Dolby Vision IQ、Dolby Atmos、USBハードディスク録画、Wi-Fi 6などに対応しています。そのため、55Z770Sを選んだからといって、ゲームや録画、ネット動画の機能が大きく不足するわけではありません。
ここでは、両機種に共通する画質機能、ゲーム機能、ネット動画機能、録画機能を分かりやすく紹介します。
共通する画質機能
55ZX3Sと55Z770Sは、どちらも3840×2160画素の4K液晶パネルを搭載しています。地デジやBS・CS放送、4K衛星放送、ネット動画などを55V型の大画面で楽しめます。
| 共通する画質機能 | 内容 |
|---|---|
| 4K解像度 | 3840×2160画素 |
| 超解像技術 | AI超解像/AIナチュラルフォーカステクノロジーPRO |
| 自動画質調整 | おまかせAIピクチャー |
| 倍速表示 | 120Hz倍速 |
| HDR高画質 | HDRオプティマイザー、HDR復元、HDRリアライザー |
| 対応HDR信号 | Dolby Vision IQ、HDR10、HLG HDR |
| クラウドAI高画質連携 | 対応 |
| センサー | 色温度センサー、明るさセンサー |
AI超解像は、地デジやネット動画など4K未満の映像を分析し、細部を補正しながら4Kテレビで見やすい映像に整える機能です。55V型の大画面では映像の粗さが気になる場合がありますが、超解像処理によって輪郭や質感を自然に見せてくれます。
AIナチュラルフォーカステクノロジーPROでは、映像の構図を推定し、人物や注目すべき部分をより見やすく調整します。ニュースやドラマ、スポーツなど、さまざまな映像で奥行き感や自然な立体感を得やすい点が魅力です。
「おまかせAIピクチャー」も両機種に搭載されています。部屋の明るさや視聴している映像に合わせて画質を自動調整してくれるため、細かな設定が苦手な方でも使いやすいでしょう。
HDRはDolby Vision IQ、HDR10、HLG HDRに対応しています。動画配信サービスの映画やドラマ、4K放送などで、明るい部分の輝きと暗い部分の階調を両立した映像を楽しめます。
上位の画質補正や色表現では55ZX3Sが優れていますが、基本となる4K画質やHDR対応は両機種とも充実しています。
共通するゲーム機能
ゲーム機能は、55ZX3Sと55Z770Sでほぼ共通しています。どちらもPS5やXbox Series X|S、Nintendo Switch 2、ゲーミングPCと組み合わせやすいモデルです。
| 共通するゲーム機能 | 内容 |
|---|---|
| 瞬速ゲームモード | ゲーム時の映像遅延を短縮 |
| 映像遅延時間 | 約0.83msec |
| 4K・120Hz入力 | 対応 |
| 4K・144Hz VRR | ゲームモードで対応 |
| VRR | 対応 |
| ALLM | 対応 |
| AMD FreeSync Premium | 対応 |
| ゲームセレクト | AIオート、RPG、シューティングなど |
| ゲーミングメニュー | 対応 |
| オートゲームアジャスト | 対応 |
| ゲームスムーズモード | 対応 |
4K・120Hz入力に対応しているため、対応するゲームでは高精細で滑らかな映像を表示できます。また、ゲーミングPCとの接続では、ゲームモードで4K・144Hz VRRを利用できます。
VRRはゲーム機のフレームレートに合わせて画面の表示を調整し、映像のズレやカクつきを抑える機能です。ALLMはゲーム機からの信号を検知して、自動的に低遅延モードへ切り替えます。
ゲームセレクトでは、AIオート、スタンダード、ロールプレイング、シューティング、レトロゲームなど、遊ぶジャンルに合わせた画質を選べます。設定が難しく感じる方はAIオートを選んでおけば、ゲームの内容に合わせた調整を任せられます。
操作への反応を重視するFPSや格闘ゲームだけでなく、映像美を楽しみたいRPGやオープンワールドゲームにも使いやすい仕様です。
ゲームの応答性や対応規格はほぼ同じなので、ゲーム機能だけで選ぶ場合は、価格を抑えやすい55Z770Sが有力な候補になります。
共通するネット動画機能
両機種ともネット動画に対応したスマートテレビとして使えます。テレビをインターネットへ接続すれば、動画配信サービスをテレビ単体で楽しめます。
| 共通するネット・連携機能 | 対応状況 |
|---|---|
| ネット動画 | 対応 |
| AirPlay 2 | 対応 |
| スクリーンミラーリング | 対応 |
| 無線LAN | Wi-Fi 6対応 |
| Bluetooth | 対応 |
| みるコレ | 対応 |
| みるコレのAIレコメンド | 対応 |
| 番組こねくと | 対応 |
| スマートスピーカー連携 | 対応 |
| レグザAIボイスナビ | 対応 |
ネット動画の視聴機能そのものは共通しています。YouTubeやNetflixなど、対応する動画配信サービスを大画面で楽しめるため、別途ストリーミング端末を用意しなくても使いやすいでしょう。
Wi-Fi 6に対応していることも共通点です。家庭のWi-FiルーターもWi-Fi 6対応であれば、高画質なネット動画を安定して再生しやすくなります。ただし、通信速度は契約しているインターネット回線やルーターの設置場所にも左右されます。
AirPlay 2を使えば、iPhoneやiPadの写真、動画、音楽をテレビへ映せます。スクリーンミラーリングにも対応しているので、スマートフォンに保存した家族写真や旅行動画を大画面で見たいときに便利です。
Bluetoothでは、対応するワイヤレスヘッドホンやスピーカーなどを接続できます。周囲へ音を響かせたくない夜間の視聴にも役立ちます。
ネット動画の対応サービスやスマート機能には大きな差がなく、違いは主に画質補正です。ネット動画を再生できれば十分という方は55Z770S、配信映像の画質までこだわる方は55ZX3Sが選びやすいでしょう。
共通する録画機能
録画機能も、55ZX3Sと55Z770Sでほぼ共通しています。別売りのUSBハードディスクを接続することで、地デジやBS・CS、4K放送を録画できます。
| 共通する録画機能 | 内容 |
|---|---|
| USBハードディスク録画 | 対応 |
| 4K放送録画 | 4Kダブルチューナーウラ録 |
| 地デジ・BS・CS録画 | 3チューナーW録 |
| おまかせ録画 | 対応 |
| 簡単連ドラ予約 | 対応 |
| マジックチャプター | 対応 |
| 追っかけ再生 | 対応 |
| レジューム再生 | 対応 |
| 早見早聞 | 対応 |
| タイムシフトリンク | 対応 |
| レグザリンク・ダビング | 対応 |
| レグザリンク・シェア | 対応 |
地上デジタル、BS・110度CSデジタル放送は3チューナーを搭載しており、番組を見ながら別の2番組を録画できます。見たい番組の放送時間が重なりやすい方にも便利です。
4K衛星放送は2チューナーを搭載しています。対応するUSBハードディスクを接続すれば、4K番組の録画中に別の4K番組を視聴できます。
「簡単連ドラ予約」を使うと、毎週放送されるドラマを手軽に継続録画できます。「おまかせ録画」では、好みのジャンルやキーワードを登録し、条件に合う番組を自動で録画することが可能です。
録画した番組にはマジックチャプターが自動で設定されるため、見たい場面へ移動しやすくなります。追っかけ再生や早見早聞にも対応しており、忙しいときにも効率よく番組を楽しめます。
なお、両機種ともテレビ単体にタイムシフトマシン機能は内蔵していません。対応するレグザのタイムシフトマシン機器と連携することで、過去番組表などを利用できます。
通常録画を中心に使うなら、55ZX3Sと55Z770Sのどちらを選んでも使い勝手はほぼ同じです。録画機能を重視する方は、テレビ本体の違いよりも、接続するUSBハードディスクの容量や録画可能時間を確認すると選びやすいでしょう。
共通点をまとめると、両機種とも画質、ゲーム、ネット動画、録画の基本性能は十分に充実しています。55ZX3Sは上位の画質処理を求める方向け、55Z770Sは共通機能を維持しながら購入価格を抑えたい方向けと考えると分かりやすいでしょう。
メリット・デメリット
55ZX3Sと55Z770Sは、どちらもレグザの高性能4K Mini LED液晶テレビですが、それぞれ得意なポイントが異なります。
55ZX3Sは画質を最優先に考えたプレミアムモデルで、RGB Mini LEDや上位の映像処理機能を搭載しています。一方、55Z770Sは高画質・高音質・ゲーム性能をバランス良く備えながら、価格を抑えやすい点が魅力です。
ここでは、それぞれのメリットとデメリットを整理して、自分に合ったモデルを選びやすくしていきます。
55ZX3Sのメリット・デメリット
まずは、55ZX3Sの特徴をメリットとデメリットに分けて見ていきましょう。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・RGB Mini LEDによる豊かな色彩表現 ・レグザエンジンZRα搭載で映像処理が高性能 ・AIシーン高画質PRO対応 ・ネット動画ビューティPRO搭載 ・アニメビューティPRO搭載 ・地デジAIビューティPRO搭載 ・64色軸リッチカラーイメージコントロール対応 ・ワイドアングル液晶パネル採用 ・映画やドラマの映像美を楽しみやすい |
・価格が高め ・発売直後は値下がりしにくい可能性がある ・年間消費電力量は55Z770Sより多い ・画質を重視しない方には性能を活かしきれない場合がある |
55ZX3S最大の魅力は、やはりRGB Mini LED液晶パネルです。赤・緑・青それぞれのLEDを独立して制御することで、従来のMini LEDよりも色の再現性が高く、映画や自然風景、アニメなどをより鮮やかに映し出します。
さらに、レグザエンジンZRαによる高度な映像解析に加え、AIシーン高画質PROやネット動画ビューティPROなど、上位モデルならではの画質補正機能が充実しています。YouTubeやNetflixなどの動画配信サービスも、より自然で美しい映像で楽しめます。
また、ワイドアングル液晶パネルを採用しているため、斜めから視聴しても色の変化が少なく、家族みんなでテレビを見る機会が多いご家庭にも向いています。
一方で、価格は55Z770Sより約10万円以上高くなるケースが多く、予算には余裕が必要です。画質へのこだわりがあまりない方にとっては、価格差ほどのメリットを感じにくい可能性もあります。
「せっかく買うなら最高画質を楽しみたい」という方にぴったりのモデルといえるでしょう。
55Z770Sのメリット・デメリット
続いて、55Z770Sのメリットとデメリットを確認してみましょう。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・価格と性能のバランスが優秀 ・高輝度Mini LED液晶パネル搭載 ・ノングレアパネルで映り込みを抑えやすい ・ゲーム性能が55ZX3Sとほぼ共通 ・録画機能やネット動画機能が充実 ・年間消費電力量が少ない ・コストパフォーマンスが高い |
・RGB Mini LEDには非対応 ・AIシーン高画質PROは非搭載 ・アニメビューティPROは非搭載 ・色表現や映像補正は55ZX3Sに及ばない ・ワイドアングル液晶パネルは採用されていない |
55Z770Sは、価格と性能のバランスが非常に優れていることが最大の魅力です。
高輝度Mini LED液晶パネルを採用し、HDR映像やスポーツ中継、映画なども十分美しく表示できます。一般的な液晶テレビから買い替える場合は、画質の向上をしっかり実感できるでしょう。
また、ノングレアパネルを採用しているため、窓から差し込む光や照明の映り込みを抑えやすく、昼間のリビングでも見やすい画面を維持できます。
ゲーム性能も55ZX3Sとほぼ同等で、4K120Hzや144Hz VRR、ALLM、AMD FreeSync™ Premiumなど最新機能に対応しています。録画機能やネット動画機能も充実しているため、毎日のテレビとして使いやすいモデルです。
一方で、画質補正機能や色表現では55ZX3Sに及びません。映画やアニメを最高画質で楽しみたい方には、やや物足りなく感じる可能性があります。
それでも、価格差を考えるとコストパフォーマンスは非常に高く、「高画質テレビをできるだけお得に購入したい」という方には魅力的な選択肢です。
どちらのモデルにも共通して言えるのは、ゲーム性能や録画機能、ネット動画対応など、日常使いに必要な機能は十分に備わっていることです。
画質を最優先するなら55ZX3S、予算を抑えながら高性能なMini LEDテレビを選びたいなら55Z770Sという選び方をすると、購入後の満足度も高くなるでしょう。
55ZX3Sと55Z770Sはどちらがおすすめ?
ここまで比較してきたように、55ZX3Sと55Z770Sは基本性能が非常に高く、ゲーム機能や録画機能、ネット動画機能などは共通する部分が多いモデルです。
そのため、どちらを選ぶべきか迷った場合は、「画質を最優先するか」「コストパフォーマンスを重視するか」で考えると選びやすくなります。
それぞれどのような方に向いているのかを詳しく見ていきましょう。
55ZX3Sがおすすめな人
55ZX3Sは、レグザの最新技術を搭載したプレミアムモデルです。価格は高めですが、その分だけ画質へのこだわりが詰め込まれています。
次のような方には、55ZX3Sがおすすめです。
| 55ZX3Sがおすすめな人 |
|---|
| 映画やドラマを最高画質で楽しみたい |
| RGB Mini LEDによる鮮やかな色彩を体験したい |
| NetflixやYouTubeをよく視聴する |
| アニメを美しい映像で楽しみたい |
| リビングなど広い部屋で家族と視聴する機会が多い |
| 長く使える上位モデルを選びたい |
最大の魅力は、RGB Mini LED液晶パネルによる豊かな色彩表現です。従来のMini LEDでは表現しきれなかった細かな色の違いや鮮やかさを再現し、映画や自然番組、ライブ映像などでよりリアルな映像を楽しめます。
さらに、レグザエンジンZRαやAIシーン高画質PRO、ネット動画ビューティPROなどの上位モデル専用機能により、地デジや動画配信サービスまで幅広いコンテンツを美しく表示できます。
また、ワイドアングル液晶パネルを採用しているため、斜めから見ても色や明るさが変化しにくく、家族でテレビを囲む機会が多いご家庭にも向いています。
価格は高めですが、「テレビの画質には妥協したくない」「長く使うなら最上位クラスが欲しい」という方には満足度の高いモデルです。
55Z770Sがおすすめな人
55Z770Sは、価格と性能のバランスを重視する方にぴったりのモデルです。
次のような方には55Z770Sがおすすめです。
| 55Z770Sがおすすめな人 |
|---|
| できるだけ予算を抑えたい |
| Mini LEDテレビをコスト重視で選びたい |
| ゲームを快適に楽しみたい |
| 録画やネット動画をよく利用する |
| 普段使いで十分高画質なテレビが欲しい |
| コストパフォーマンスを重視したい |
55Z770Sは、高輝度Mini LED液晶パネルを採用しており、映画やスポーツ、地デジ放送も十分美しい映像で楽しめます。
さらに、4K120Hz、144Hz VRR、ALLM、AMD FreeSync™ Premiumなど、ゲーム向け機能は55ZX3Sとほぼ同等です。PS5やXbox Series X|S、Nintendo Switch 2、ゲーミングPCとの相性も良く、ゲーム用途でも高い満足度が期待できます。
録画機能やネット動画対応、スマホ連携なども充実しているため、普段使いでは不足を感じる場面はほとんどありません。
画質補正機能は55ZX3Sよりシンプルですが、価格差を考えると非常に魅力的なモデルです。
「高性能なMini LEDテレビをできるだけお得に購入したい」という方には、55Z770Sがおすすめです。
迷ったらどちらを選ぶべき?
最後に、どちらを選ぶか迷っている方へ向けて、選び方を簡単にまとめます。
| 重視するポイント | おすすめモデル |
|---|---|
| 映画・ドラマ・アニメを最高画質で楽しみたい | 55ZX3S |
| 色彩表現や映像美を最優先したい | 55ZX3S |
| 価格を抑えたい | 55Z770S |
| ゲーム中心で使いたい | 55Z770S |
| コストパフォーマンスを重視したい | 55Z770S |
| 長く使うプレミアムモデルが欲しい | 55ZX3S |
両モデルともゲーム性能や録画機能、ネット動画対応は非常に充実しており、基本性能に大きな差はありません。
そのため、画質の違いにどれだけ価値を感じるかが選ぶ際のポイントになります。
RGB Mini LEDや上位の映像処理機能による美しい映像を求めるなら55ZX3Sがおすすめです。一方で、普段使いでは十分すぎる性能を備えながら購入費用を抑えたいなら55Z770Sが最適でしょう。
迷った場合は、価格差も確認してみることをおすすめします。価格差が小さいタイミングであれば55ZX3Sの満足度が高くなりやすく、反対に価格差が大きい場合は55Z770Sのコストパフォーマンスがより魅力的になります。
総合的には、「画質を最優先するなら55ZX3S」「価格と性能のバランスを重視するなら55Z770S」という選び方がおすすめです。
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よくある質問(FAQ)
55ZX3Sと55Z770Sの一番大きな違いは何ですか?
一番大きな違いは液晶パネルと画質処理技術です。
55ZX3SはRGB Mini LED液晶パネルとレグザエンジンZRαを搭載し、より豊かな色彩表現や高いコントラスト性能を実現しています。一方、55Z770Sは高輝度Mini LED液晶パネルを採用しており、十分高画質ながら価格を抑えやすいモデルです。
映画やドラマを最高画質で楽しみたい方には55ZX3S、コストパフォーマンスを重視する方には55Z770Sがおすすめです。
ゲームをするなら55ZX3Sと55Z770Sはどちらがおすすめですか?
ゲーム性能だけで比較すると、両モデルに大きな違いはありません。
どちらも4K120Hz、144Hz VRR、ALLM、AMD FreeSync™ Premium、HDMI2.1に対応しており、入力遅延も約0.83msと非常に優秀です。
PS5やXbox Series X|S、Nintendo Switch 2、ゲーミングPCでも快適にプレイできます。
ゲームを中心に使う場合は、価格を抑えられる55Z770Sでも十分満足できるでしょう。映像美にもこだわりたい方は55ZX3Sがおすすめです。
映画やNetflixを見るならどちらがおすすめですか?
映画や動画配信サービスをよく視聴するなら、55ZX3Sがおすすめです。
RGB Mini LED液晶やネット動画ビューティPRO、AIシーン高画質PROなどの上位機能によって、暗いシーンの階調表現や色彩がより自然で美しく表示されます。
一方、55Z770SもDolby Vision IQやMini LEDバックライトを搭載しているため、一般的な視聴で画質に不満を感じることは少ないでしょう。
録画機能に違いはありますか?
録画機能はほぼ共通です。
どちらもUSBハードディスク録画や4Kダブルチューナー録画、おまかせ録画、簡単連ドラ予約、マジックチャプターなど、レグザならではの便利な録画機能を搭載しています。
録画を重視して選ぶ場合は、両モデルの差を気にする必要はほとんどありません。
サウンドバーは必要ですか?
どちらのモデルも7スピーカー・総出力60Wを搭載しているため、テレビ単体でも十分迫力のある音を楽しめます。
ただし、映画館のような立体音響や重低音を求める場合は、Dolby Atmos対応サウンドバーを追加するとさらに臨場感が向上します。
両モデルともHDMI eARCに対応しているため、高音質なサウンドバーとも接続しやすくなっています。
価格差があるなら55ZX3Sを選ぶ価値はありますか?
価格差に見合う価値を感じるかどうかは、テレビの使い方によって変わります。
映画やドラマ、アニメなどを高画質で楽しみたい方にとっては、RGB Mini LED液晶や上位の映像処理機能を搭載した55ZX3Sは十分魅力的な選択肢です。
一方で、地デジやスポーツ観戦、ゲーム、動画配信サービスをバランス良く楽しみたい方なら、55Z770Sでも高い満足度が期待できます。
価格差が大きい場合は55Z770S、価格差が小さい場合は55ZX3Sを検討すると、満足度の高い買い物につながるでしょう。
まとめ
東芝55ZX3Sと55Z770Sは、どちらもMini LEDバックライトを採用した高性能な4K液晶レグザです。ゲーム性能や録画機能、ネット動画機能などの基本性能は非常に充実しており、どちらを選んでも快適に利用できます。
両モデルの大きな違いは、画質性能です。
55ZX3SはRGB Mini LED液晶パネルやレグザエンジンZRα、AIシーン高画質PROなどの上位技術を搭載し、色彩の豊かさやコントラスト、映像の立体感で優れています。映画やドラマ、ライブ映像、アニメなどを最高画質で楽しみたい方におすすめです。
一方の55Z770Sは、高輝度Mini LED液晶パネルを採用しながら価格を抑えた、コストパフォーマンスの高いモデルです。ゲーム性能や録画機能、ネット動画対応は55ZX3Sとほぼ共通しているため、普段使いでは十分満足できる性能を備えています。
選び方を簡単にまとめると、次のようになります。
| こんな方におすすめ | モデル |
|---|---|
| 最高画質で映画・ドラマ・アニメを楽しみたい | 55ZX3S |
| 色彩や映像美を重視したい | 55ZX3S |
| 価格を抑えながら高性能テレビが欲しい | 55Z770S |
| ゲームやネット動画を中心に楽しみたい | 55Z770S |
| コストパフォーマンスを重視したい | 55Z770S |
最終的には、「画質を最優先するなら55ZX3S」「価格と性能のバランスを重視するなら55Z770S」という選び方がおすすめです。
どちらも長く愛用できる高性能テレビですが、価格は時期によって変動します。購入前には最新価格やキャンペーン情報もチェックして、自分に合った一台を選んでください。
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