
パナソニックの食器洗い乾燥機「NP-TSP2」と「NP-TSP1」。
どちらも工事不要で使えるタンク式の食洗機なので、「新型NP-TSP2は何が変わったの?」「価格の安いNP-TSP1でも十分?」と迷いますよね。
NP-TSP2とNP-TSP1を比較すると、主な違いは6つあります。
結論からいうと、タンブラーや水筒をよく洗う方、短時間で洗えるスピーディや80℃すすぎを使いたい方にはNP-TSP2がおすすめです。
一方、食器24点の容量やストリーム除菌洗浄、AIエコナビなど基本的な機能には共通点が多いため、新機能を必要とせず価格を抑えたい方にはNP-TSP1がおすすめです。
ただし、NP-TSP1には新型NP-TSP2にはない「低温ソフト」があります。
この記事では、NP-TSP2とNP-TSP1の違いを比較し、価格差も含めてどちらを選ぶとよいのかわかりやすくご紹介します。
目次
パナソニック NP-TSP2とNP-TSP1の違いは6つ
パナソニックのNP-TSP2とNP-TSP1の主な違いは、次の6つです。
| 比較項目 | NP-TSP2 | NP-TSP1 |
|---|---|---|
| タンブラー&ボトルホルダー | あり | なし |
| スピーディ | あり(約26分) | なし |
| 80℃すすぎ | あり | なし |
| かごを持ち上げて固定 | 対応 | - |
| 製品質量 | 約18kg | 約19kg |
| 発売時期 | 2026年9月18日 | 2021年11月15日 |
| 価格 | 69,300円~ | 60,000円~ |
※価格は価格.comで確認した時点の価格です。販売店や時期によって変動するため、購入前に最新価格をご確認ください。
価格差は確認時点で約9,300円です。
約9,300円の差で、タンブラー&ボトルホルダー、スピーディ、80℃すすぎ、お手入れしやすくなったかごなどに魅力を感じるなら、NP-TSP2を選ぶメリットがあります。
反対に、これらの新しい機能をあまり使わないのであれば、価格の安いNP-TSP1も十分候補になります。
それぞれの違いを詳しく見ていきましょう。
違い①NP-TSP2はタンブラー&ボトルホルダーを搭載
NP-TSP2には、「タンブラー&ボトルホルダー」が搭載されています。
NP-TSP1にはないため、水筒やタンブラーなどを食洗機で洗いたい方にとって注目したい違いです。
水筒やタンブラーは細長い形をしているものが多く、食洗機の中で安定させにくいことがあります。
NP-TSP2なら専用のホルダーがあるため、マイボトルなどを洗う機会が多い家庭では使いやすくなっています。
毎日のように水筒を学校や職場へ持っていく家庭なら、活用する機会も多そうですね。
ただし、水筒やタンブラーなら何でも食洗機で洗えるわけではありません。食洗機に対応している製品かどうかは、それぞれの水筒・タンブラーの取扱説明書などで確認してください。
水筒やタンブラーをよく使う方にとっては、NP-TSP2を選ぶ大きなポイントのひとつです。
違い②NP-TSP2は約26分で洗えるスピーディコースを搭載
NP-TSP2には、新しく「スピーディ」コースが搭載されています。
スピーディコースの運転時間は約26分です。
洗いが約12分、すすぎが約14分となっており、乾燥工程は含まれていません。
通常の「汚れレベル2」は約93分/88分(50Hz/60Hz)なので、短時間で食器を洗いたいときに便利です。
たとえば、
・朝食で使った食器を出かける前に洗いたい
・来客時など、使った食器を早めにもう一度使いたい
・乾燥までは必要なく、短時間で洗浄したい
といった場面で使いやすいでしょう。
NP-TSP1にはスピーディコースがありません。
食洗機の運転時間の長さが気になっていた方には、NP-TSP2のうれしい進化ですね。
違い③NP-TSP2は80℃すすぎに対応
NP-TSP2には「80℃すすぎ」が搭載されています。
80℃すすぎを選ぶと、最終すすぎの温度を高温にして仕上がりをよくできます。
通常の洗浄・乾燥運転に約7~15分追加されるため、毎回必ず使うというより、仕上がりを重視したいときに選んで使う機能と考えるとわかりやすいでしょう。
NP-TSP1には80℃すすぎはありません。
なお、「80℃すすぎ」という名前から食器を80℃でずっと洗うように感じるかもしれませんが、80℃になるのは最終すすぎの工程です。
また、耐熱温度が低い食器などには注意が必要です。食器の耐熱表示などを確認して使用しましょう。
違い④NP-TSP2はかごを持ち上げて固定できてお手入れしやすい
NP-TSP2では、食器かごを持ち上げた状態でフックに固定できるようになりました。
一見すると小さな変更ですが、食洗機を日常的に使う方には便利なポイントです。
食洗機は食器を洗うだけでなく、残さいフィルターや庫内のお手入れも必要になります。
NP-TSP2なら、持ち上げたかごをフックで固定できるため、残さいフィルターのお手入れや庫内の掃除がしやすくなっています。
洗浄力そのものに関する新機能ではありませんが、長く使う家電だからこそ、お手入れのしやすさを重視する方にはNP-TSP2が向いています。
違い⑤NP-TSP2はNP-TSP1より約1kg軽い
本体の重さにも少し違いがあります。
| 型番 | 製品質量 |
|---|---|
| NP-TSP2 | 約18kg |
| NP-TSP1 | 約19kg |
NP-TSP2は約18kg、NP-TSP1は約19kgなので、新型は約1kg軽くなっています。
とはいえ、NP-TSP2も約18kgあるため、気軽に持ち運ぶような重さではありません。
食洗機は一度設置すると頻繁に動かすものではないので、この1kgの違いだけでNP-TSP2を選ぶ必要性は低いでしょう。
設置や移動時にはNP-TSP2のほうが少し扱いやすい、という程度に考えておくとよさそうです。
違い⑥NP-TSP2とNP-TSP1は価格と発売時期が違う
NP-TSP2とNP-TSP1は発売時期が大きく異なります。
| 型番 | 発売時期 | 確認時点の価格 |
|---|---|---|
| NP-TSP2 | 2026年9月18日 | 69,300円~ |
| NP-TSP1 | 2021年11月15日 | 60,000円~ |
※価格は価格.comで確認した時点の価格です。価格は変動するため、最新価格をご確認ください。
NP-TSP2は2026年9月18日発売の新型、NP-TSP1は2021年11月15日発売の旧モデルです。
確認時点の価格では、NP-TSP2が69,300円~、NP-TSP1が60,000円~となっており、差は約9,300円です。
価格だけを見るとNP-TSP1のほうがお得ですね。
ただ、NP-TSP2では「タンブラー&ボトルホルダー」「スピーディ」「80℃すすぎ」が加わり、お手入れのしやすさも改善されています。
そのため、単純に安い方を選ぶのではなく、
「約9,300円の価格差を払ってでも、新しい機能を使いたいか」
を基準に考えると選びやすくなります。
水筒やタンブラーをよく洗う方や、約26分で洗えるスピーディコースに魅力を感じる方なら、NP-TSP2を選ぶ価値があるでしょう。
一方、「食器をしっかり洗浄・乾燥できれば十分」「新機能はあまり使わなさそう」という方なら、価格を抑えられるNP-TSP1がおすすめです。
なお、NP-TSP2は2026年9月18日発売予定のため、この記事作成時点では発売前です。発売後はNP-TSP1の在庫状況や価格が変わる可能性があります。
NP-TSP2
NP-TSP1
NP-TSP2とNP-TSP1の共通点
ここまで違いを見てきましたが、NP-TSP2とNP-TSP1には共通している部分もたくさんあります。
主な共通点はこちらです。
| 比較項目 | NP-TSP2・NP-TSP1共通 |
|---|---|
| 設置タイプ | 据え置き・卓上 |
| 給水方式 | タンク式・分岐水栓式 |
| ドアタイプ | リフトアップオープンドア |
| 庫内容積 | 約36L |
| 食器点数 | 24点 |
| 庫内カラー | ライトグレー |
| 除菌機能 | ストリーム除菌洗浄 |
| AIエコナビ | あり |
| 洗浄ノズル | 3個(下ノズル2個・背面ノズル1個) |
| 標準使用水量 | 約9L |
| 消費電力量 | 約670Wh |
| 運転時間(50Hz/60Hz) | 約93分/88分 |
| 予約機能 | あり(選択したコースを4時間後にスタート) |
| 運転音(50Hz/60Hz) | 約39dB/41dB |
| 電源コード | 約1.9m |
このように比較すると、NP-TSP2は新型になって便利な機能が追加されていますが、食器点数や庫内容積、標準使用水量などの基本スペックはNP-TSP1から大きく変わっていません。
そのため、NP-TSP1を選んだからといって、基本的な容量や洗浄機能が大幅に劣るというわけではありません。
新機能を使うかどうかが、選ぶときの大きなポイントになります。
それぞれの共通点について、もう少し詳しく見てみましょう。
工事不要で使えるタンク式・分岐水栓式の2WAY
NP-TSP2とNP-TSP1は、どちらもタンク給水と分岐水栓の2つの給水方法に対応しています。
タンク給水なら、使用するときに本体のタンクへ水を入れて運転できます。
分岐水栓を取り付けなくても使えるため、「食洗機は欲しいけれど、水栓工事をするのは難しい」という家庭でも検討しやすいのが魅力です。
賃貸住宅などで水栓を変更しにくい場合にも選択肢になりますね。
一方、対応する分岐水栓を用意すれば、分岐水栓から給水して使うこともできます。
毎回タンクに水を入れる手間を減らしたい方は、キッチンの水栓が対応しているか確認してみるとよいでしょう。
つまり、NP-TSP2とNP-TSP1はどちらを選んでも、
・工事をせずタンク給水で使う
・分岐水栓から給水して使う
という2通りの使い方ができます。
給水方式については、新旧モデルで大きな差はありません。
食器24点・約36Lの容量は同じ
NP-TSP2とNP-TSP1は、どちらも食器24点を収納でき、庫内容積は約36Lです。
新型NP-TSP2になって食器点数そのものが増えたわけではありません。
食器かごは上かごと下かごがあり、小物入れ、まな板置き場、包丁置き場も用意されています。
そのため、「新型のほうがたくさん食器を入れられるの?」という点については、基本的な食器点数はどちらも24点で同じと考えてよいでしょう。
ただし、NP-TSP2にはタンブラー&ボトルホルダーが搭載されています。
食器点数は同じでも、水筒やタンブラーを洗うときの使い勝手には違いがあります。
家族が毎日マイボトルを使う家庭などでは、単純な「24点」という数字だけではなく、何を洗うことが多いのかも考えて選ぶのがおすすめです。
本体サイズは幅約55cm・奥行約34.1cm・高さ約60cm
NP-TSP2とNP-TSP1は、ドアを閉じた状態の基本的な本体サイズも同じです。
幅は約550mm(55cm)、奥行は約341mm(34.1cm)、高さは約600mm(60cm)です。
奥行が比較的スリムなので、キッチンのスペースが限られていて、一般的な卓上食洗機を置きにくい家庭でも検討しやすいモデルです。
また、どちらもリフトアップオープンドアを採用しています。
ドアが前方へ大きく倒れるタイプとは開き方が異なるため、シンク周辺の限られたスペースへの設置を考えている方にも注目したいポイントです。
ただし、ドアを開けたときの最大寸法にはNP-TSP2とNP-TSP1で違いがあります。
こちらは後ほど詳しくご紹介します。
ストリーム除菌洗浄で食器を洗いながら除菌できる
NP-TSP2とNP-TSP1は、どちらも「ストリーム除菌洗浄」に対応しています。
ストリーム除菌洗浄は、50℃以上の高圧水流によって、食器を洗いながら除菌する機能です。
新型NP-TSP2だけに追加された機能ではなく、旧モデルNP-TSP1にも搭載されています。
そのため、「除菌機能を重視するなら新型を選ばないといけない」というわけではありません。
基本的な洗浄・除菌機能を重視し、新機能を必要としない方なら、NP-TSP1も選択肢に入れやすいでしょう。
なお、すべての菌を除菌できるわけではありません。
AIエコナビで水温と室温を検知して節電
AIエコナビもNP-TSP2とNP-TSP1の両方に搭載されています。
AIエコナビでは、給水温度や室温をセンサーで検知し、状況に合わせて運転を調整します。
新型NP-TSP2だけの機能ではないため、AIエコナビを目的にNP-TSP2を選ぶ必要はありません。
「型落ちのNP-TSP1だと省エネ機能がないのでは?」と気になっていた方にも安心できるポイントですね。
標準使用水量は約9Lで節水できる
NP-TSP2とNP-TSP1の標準使用水量は、どちらも約9Lです。
新型になって標準使用水量が大きく減ったという違いはありません。
また、消費電力量もどちらも約670Whです。
そのため、水量や消費電力量だけを理由にNP-TSP2を選ぶ必要性は低いでしょう。
新型と旧モデルを比較するときは、省エネ性能の差よりも、スピーディや80℃すすぎ、タンブラー&ボトルホルダーなどを使いたいかどうかを重視したほうが選びやすいです。
運転音は約39/41dBで同じ
運転音もNP-TSP2とNP-TSP1で同じです。
50Hzでは約39dB、60Hzでは約41dBとなっています。
新型になって運転音が大きく静かになったわけではありません。
食洗機を夜に使いたい方や、リビングとキッチンが近い家庭では運転音も気になるところですが、NP-TSP2とNP-TSP1のどちらを選ぶかという点では差にならない部分です。
NP-TSP2とNP-TSP1のサイズと設置スペースを比較
NP-TSP2とNP-TSP1は、ドアを閉じているときの基本的な本体サイズは同じです。
ただし、ドアを開けたときの最大寸法には違いがあります。
食洗機は「本体が置けるか」だけでなく、「ドアを問題なく開けられるか」「給水や排水ができるか」まで確認しておくことが大切です。
購入してから置けないことに気づかないよう、設置スペースをチェックしておきましょう。
本体の幅・奥行・高さは基本的に同じ
NP-TSP2とNP-TSP1の本体サイズを比較すると、次のようになっています。
| 比較項目 | NP-TSP2 | NP-TSP1 |
|---|---|---|
| 幅 | 約550mm(55cm) | 約550mm(55cm) |
| 奥行 | 約341mm(34.1cm) | 約341mm(34.1cm) |
| 高さ | 約600mm(60cm) | 約600mm(60cm) |
| 製品質量 | 約18kg | 約19kg |
基本的な本体寸法は同じなので、「NP-TSP2になって本体そのものが大きくなった」という心配はありません。
ただし、設置するときは本体寸法ぴったりのスペースがあればよいわけではありません。
実際の設置では、ドアを開けるためのスペースや給排水、周囲との距離なども確認する必要があります。
ドアを開けたときの最大奥行に違いがある
特に注意したいのが、ドア開閉時の最大寸法です。
| 型番 | 本体外形寸法 (ドア開閉時の最大寸法) |
|---|---|
| NP-TSP2 | 約 幅550×奥行341<上433、下362>×高さ600<712>mm |
| NP-TSP1 | 約 幅550×奥行341<上386、下362>×高さ600<712>mm |
大きな違いは、上側の最大奥行です。
NP-TSP2は約433mm、NP-TSP1は約386mmなので、NP-TSP2のほうが約47mm(4.7cm)大きくなっています。
本体を閉じた状態の奥行はどちらも約34.1cmですが、ドアを開けた状態までまったく同じではありません。
特に、
・食洗機の前後に余裕が少ない
・棚などの下に設置したい
・NP-TSP1からNP-TSP2への買い替えを考えている
という方は注意してください。
NP-TSP1が置けている場所だからといって、寸法を確認せずそのままNP-TSP2へ交換できるとは限りません。
購入前に、パナソニック公式の設置条件と実際のキッチンスペースを確認しておくと安心です。
購入前に確認したい設置スペースと給排水
NP-TSP2とNP-TSP1を購入するときは、本体サイズだけで判断せず、設置場所全体を確認しましょう。
特にチェックしておきたいのは、
・本体を安定して置けるスペースがあるか
・ドアを開閉できるスペースがあるか
・給水しやすい位置か
・排水ホースを適切に設置できるか
・電源コードがコンセントまで届くか
・周囲に設置上必要なスペースを確保できるか
といった点です。
電源コードの長さは、NP-TSP2・NP-TSP1ともに約1.9mです。
タンク式なので分岐水栓なしでも使えますが、排水は必要です。
「工事不要=キッチンのどこにでも置ける」という意味ではないため、購入前の設置確認は大切です。
特にNP-TSP2とNP-TSP1ではドア開閉時の最大寸法に違いがあるので、旧モデルから買い替える場合もあらためてサイズを測っておくことをおすすめします。
NP-TSP2とNP-TSP1の運転コースの違い
NP-TSP2とNP-TSP1では、選べる運転コースに違いがあります。
新型NP-TSP2では「スピーディ」と「80℃すすぎ」が使えるようになった一方、NP-TSP1にある「低温ソフト」は搭載されていません。
| 運転コース・機能 | NP-TSP2 | NP-TSP1 |
|---|---|---|
| 汚れレベル3 | ○ | ○ |
| 汚れレベル2 | ○ | ○ |
| 汚れレベル1 | ○ | ○ |
| スピーディ | ○ | - |
| お手入れ | ○ | ○ |
| 80℃すすぎ | ○ | - |
| 低温ソフト | - | ○ |
| 乾燥のみ | ○ | ○ |
普段の食器洗いで使う「汚れレベル1・2・3」はどちらにもあります。
そのため、基本的な洗浄コースだけで十分という方なら、NP-TSP1でも使いやすいでしょう。
選ぶときに注目したいのは、「スピーディ」「80℃すすぎ」「低温ソフト」の3つです。
NP-TSP2はスピーディと80℃すすぎが追加
NP-TSP2で注目したいのが「スピーディ」です。
スピーディは、洗い約12分・すすぎ約14分の合計約26分で運転します。
乾燥工程は含まれませんが、短時間で食器を洗いたいときに便利です。
たとえば、朝食で使った食器を早めに片付けたいときや、食事と食事の間に食器を洗ってもう一度使いたいときなどに活用しやすいでしょう。
もうひとつNP-TSP2に搭載されているのが「80℃すすぎ」です。
最終すすぎの温度を高温にして、仕上がりをよくしたいときに使えます。
スピーディや80℃すすぎを使いたい方は、新型NP-TSP2を選ぶ理由がはっきりしています。
NP-TSP1にある低温ソフトはNP-TSP2では非搭載
注意したいのが「低温ソフト」です。
低温ソフトはNP-TSP1にはありますが、NP-TSP2には搭載されていません。
そのため、NP-TSP2は新型だからNP-TSP1のすべてのコースを引き継いだうえで機能が追加された、というわけではありません。
低温ソフトは、耐熱温度60℃以上のプラスチック製食器などを洗うときに使うコースです。
低温ソフトを日常的に使っている方がNP-TSP1から買い替える場合は、特に確認しておきたいポイントです。
また、食洗機で洗えるかどうかは食器によって異なります。
プラスチック製品などを入れる場合は、食器側の食洗機対応表示や耐熱温度を確認してから使用してください。
汚れレベル1・2・3と乾燥のみはどちらも使える
基本となる「汚れレベル1・2・3」は、NP-TSP2とNP-TSP1の両方に搭載されています。
食器の汚れ具合に応じてコースを選べる点は共通しています。
また、どちらにも「乾燥のみ」があります。
そのため、普段の食器を洗って乾燥するという基本的な使い方では、新旧モデルで大きく変わったわけではありません。
「スピーディや80℃すすぎは使わない」という方なら、NP-TSP1でも基本機能は充実しています。
反対に、短時間で洗いたい場面が多い方や、高温のすすぎを使いたい方にはNP-TSP2が向いています。
NP-TSP2とNP-TSP1はどっちがおすすめ?
ここまで比較してきましたが、どちらを選べばよいのか迷っている方もいるでしょう。
結論を簡単にまとめると、
新しい機能や水筒の洗いやすさを重視するならNP-TSP2、価格を抑えて基本性能を重視するならNP-TSP1がおすすめです。
食器24点・庫内容積約36L・標準使用水量約9L・ストリーム除菌洗浄・AIエコナビなどは共通しています。
そのため、「新型だから」という理由だけでNP-TSP2を選ぶより、自分が追加機能を使うかどうかで判断すると選びやすいですよ。
NP-TSP2がおすすめな人
NP-TSP2がおすすめなのは、次のような方です。
・水筒やタンブラーをよく洗う方
・約26分のスピーディを使いたい方
・80℃すすぎを使いたい方
・庫内のお手入れのしやすさを重視する方
・約1kgでも軽いモデルを選びたい方
・価格差より新しい機能を重視する方
特に大きなポイントになるのが、タンブラー&ボトルホルダーとスピーディです。
学校や職場へ毎日マイボトルを持っていく家庭なら、タンブラー&ボトルホルダーを活用する機会も多いでしょう。
また、スピーディなら約26分で洗浄できるので、「食洗機は便利だけれど運転時間が長いのが気になる」という方にも魅力があります。
NP-TSP2は、NP-TSP1の基本性能を気に入っていて、さらに日常の使い勝手をよくしたい方におすすめです。
NP-TSP2
NP-TSP1がおすすめな人
NP-TSP1がおすすめなのは、次のような方です。
・購入価格をできるだけ抑えたい方
・スピーディを使わなくても困らない方
・80℃すすぎを必要としない方
・タンブラー&ボトルホルダーがなくても問題ない方
・低温ソフトを使いたい方
・基本的な洗浄・乾燥・除菌機能があれば十分な方
NP-TSP1は旧モデルですが、食器24点・約36Lという容量やストリーム除菌洗浄、AIエコナビ、標準使用水量約9Lなど、多くの基本スペックはNP-TSP2と共通しています。
確認時点ではNP-TSP2より価格が安いため、新機能を必要としない方にはNP-TSP1のコストパフォーマンスが魅力です。
また、低温ソフトを使いたい方にとっては、旧モデルであるNP-TSP1を選ぶ意味があります。
ただし、旧モデルは今後在庫が少なくなったり、販売価格が変動したりする可能性があります。
「型落ちだからいつでも安い」とは限らないので、購入時点のNP-TSP2との価格差を確認して選ぶとよいでしょう。
NP-TSP1
NP-TSP2とNP-TSP1の違いについてよくある質問
最後に、NP-TSP2とNP-TSP1を比較するときに気になりやすいポイントをまとめます。
NP-TSP2とNP-TSP1のサイズは同じ?
ドアを閉じた状態の基本的な本体サイズは同じです。
どちらも約幅550×奥行341×高さ600mmです。
ただし、ドア開閉時の最大寸法には違いがあります。
上側の最大奥行はNP-TSP2が約433mm、NP-TSP1が約386mmです。
NP-TSP2のほうが約47mm(4.7cm)大きいため、特に設置スペースに余裕がない場合は注意してください。
NP-TSP1からNP-TSP2へ買い替える場合も、設置できるかあらためて確認しておきましょう。
NP-TSP2とNP-TSP1は工事なしで使える?
NP-TSP2とNP-TSP1は、どちらもタンク給水に対応しています。
タンク給水で使用する場合、分岐水栓を取り付けなくても使えます。
「食洗機を使いたいけれど分岐水栓を取り付けられない」という家庭でも検討しやすいモデルです。
また、どちらも分岐水栓からの給水にも対応しています。
毎回タンクへ給水する手間を減らしたい方は、使用している水栓に対応した分岐水栓を取り付ける方法もあります。
ただし、タンク式でも排水場所や電源、設置スペースの確保は必要です。
NP-TSP2に低温ソフトコースはある?
NP-TSP2には低温ソフトはありません。
低温ソフトが搭載されているのはNP-TSP1です。
新型NP-TSP2では、スピーディや80℃すすぎが使える一方で、NP-TSP1の低温ソフトは非搭載になっています。
低温ソフトをよく使う方は、この違いを確認してから選びましょう。
NP-TSP2のスピーディコースは何分?
NP-TSP2のスピーディは約26分です。
洗い約12分・すすぎ約14分で、乾燥工程は含まれていません。
短時間で洗浄を済ませたいときに便利ですが、洗浄から乾燥まで約26分で完了するという意味ではないので注意してください。
NP-TSP1は型落ちでも買って大丈夫?
必要な機能がそろっているなら、NP-TSP1も十分選択肢になります。
NP-TSP2と比較しても、食器点数や庫内容積、ストリーム除菌洗浄、AIエコナビ、標準使用水量など共通する部分が多いからです。
特にスピーディ・80℃すすぎ・タンブラー&ボトルホルダーを必要としない方なら、価格差によってはNP-TSP1のほうがお得に購入できる可能性があります。
ただし、旧モデルは在庫状況によって価格が変わりやすくなります。
NP-TSP1の価格が上がってNP-TSP2との差が小さくなっている場合は、新型NP-TSP2を選ぶメリットが大きくなります。
型落ちというだけで決めず、購入時点の価格差を確認してみてくださいね。
パナソニック NP-TSP2とNP-TSP1の違いまとめ
パナソニックの食器洗い乾燥機NP-TSP2とNP-TSP1の違いをご紹介しました。
主な違いは次の6つです。
| 違い | NP-TSP2 | NP-TSP1 |
|---|---|---|
| タンブラー&ボトルホルダー | あり | なし |
| スピーディ | あり(約26分) | なし |
| 80℃すすぎ | あり | なし |
| かごを持ち上げて固定 | 対応 | - |
| 製品質量 | 約18kg | 約19kg |
| 発売時期 | 2026年9月18日 | 2021年11月15日 |
NP-TSP2は、タンブラー&ボトルホルダーやスピーディ、80℃すすぎなどが追加され、使い勝手がよくなっています。
そのため、
水筒やタンブラーをよく洗う方、短時間で洗いたい方、新しい機能を重視する方にはNP-TSP2がおすすめです。
一方、NP-TSP1にもストリーム除菌洗浄やAIエコナビがあり、食器24点・約36Lの容量、標準使用水量約9Lなど基本的な部分はNP-TSP2と共通しています。
そのため、
スピーディや80℃すすぎが必要なく、購入価格をできるだけ抑えたい方にはNP-TSP1がおすすめです。
さらにNP-TSP1には、新型NP-TSP2にはない低温ソフトがあります。
新型だから必ずNP-TSP2のほうがよいというわけではなく、普段どの機能を使うかによって選ぶのがポイントです。
確認時点の価格はNP-TSP2が69,300円~、NP-TSP1が60,000円~で、価格差は約9,300円でした。
価格は変動するため、購入するときは最新価格を比較してみてくださいね。
NP-TSP2
NP-TSP1










